文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善、金融緩和政策の継続により景気は緩やかな回復基調にはあるものの、英国のEU離脱問題、米国の新政権への移行等海外経済の不確実性により、先行きは不透明な状況が続いております。
当業界におきましては、消費者の節約志向、低価格志向が根強いなか、競合他社との激しい価格競争等から、引き続き厳しい経営環境となりました。
こうしたなかで、当社グループはパネトーネ種の特長を活かした新製品の開発並びに品質の改良、新たな販路の開拓に努めました。新製品としましては、高付加価値を開発コンセプトとした「ダブルメロンパン」「缶詰チョコパネトーネ」「ブランデニッシュミルク」「クロワッサンハムマヨ風味」を発売したほか、コンビニエンスストア向けPB製品1品を発売しました。
売上高につきましては、平成28年4月の熊本地震に対する大規模な救援活動に伴う食糧需要の発生や、量販店、通信販売、自動販売機オペレーター等の販売チャネルにおいて堅調に推移し、前第3四半期連結累計期間実績を上回る結果となりました。
営業利益、経常利益につきましては、特に主原料価格やエネルギーコストの低下、一部製品の値上げ効果が寄与したほか、前第3四半期連結累計期間は給与計算期間の変更に伴う調整費用を計上していたこと等により、前第3四半期連結累計期間実績を上回る結果となりました。
また、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、当社の最近の業績等を踏まえ、繰延税金資産の回収可能性を慎重に検討した結果、回収可能性のある部分について繰延税金資産を計上することとし、法人税等調整額△50百万円を計上したことにより、前第3四半期連結累計期間実績を上回る結果となりました。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は41億8千8百万円(前年同期比1.8%増)、営業利益2億円(前年同期比254.8%増)、経常利益1億9千8百万円(前年同期比262.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億7千8百万円(前年同期比534.2%増)となりました。
(2)財政状態
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ2億7千2百万円増加し、44億8千3百万円となりました。これは、主に現金及び預金の増加(2億7百万円)、受取手形及び売掛金の増加(8千7百万円)、繰延税金資産の増加(2千3百万円)、機械装置及び運搬具の減少(6千7百万円)などによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ1億9百万円増加し、33億7千3百万円となりました。これは、主に買掛金の増加(1億9千8百万円)、短期借入金の増加(1億5千万円)、未払金の増加(4千8百万円)、長期借入金の減少(1億7千5百万円)、社債の減少(1億円)などによるものであります。
なお、純資産は、前連結会計年度末に比べ1億6千3百万円増加し、11億1千万円となり、自己資本比率は24.8%となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、3千4百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。