第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要リスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

当社グループは、前連結会計年度まで営業キャッシュ・フローのマイナスを継続しており、当第3四半期連結累計期間において121,387千円の営業損失を計上しております。また、前連結会計年度末において167,549千円の債務超過となったことにより、株式会社名古屋証券取引所セントレックス市場の上場廃止基準にかかる猶予期間入り銘柄となっております。このため、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。

当社グループの対応策の詳細は、「第4 経理の状況 継続企業の前提に関する事項」に記載のとおり、当該状況の改善に全力を挙げて取り組んでまいります。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。 

(1) 経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で急速に悪化しましたが、その後段階的な経済活動の再開が進んだものの11月に入り感染の再拡大により社会経済への影響が懸念され、依然として厳しい経営環境が続いております。

このような環境の中、当社グループの主要事業であるヒロタ事業におきましても、引き続き直営店舗が大きな影響を受けておりますが、直営部門の収益改善・販売力強化及びブランドの再構築、流通・法人部門における取引先の販売拡大を目的とした流通専用の新商品開発プロジェクト等、経営基盤の強化に向けて取り組んでおります。

この結果、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、売上高1,423,233千円(前年同四半期比2.5%減)、営業損失121,387千円(前年同四半期は120,386千円の営業損失)、経常損失101,071千円(前年同四半期は114,237千円の経常損失)、親会社株主に帰属する四半期純損失125,237千円(前年同四半期は128,288千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

ヒロタ事業

(洋菓子のヒロタ)

直営店舗におきましては、ハロウィン・クリスマスのイベント強化等により直営店舗の活性化を図り、小岩店は10月からあわ家惣兵衛に業態変更を行い収益改善に努めてまいりました。新型コロナウイルス感染症による自粛効果により自家需要が増えたためクリスマスは昨年より好調に売上を伸ばすことができましたが、不採算店舗を1店舗退店し、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い11月以降大きく売上が減少したことにより減収となりました。なお、当第3四半期連結会計期間末の直営店舗数は6店舗となりました。

ホールセール部門におきましては、新型コロナウイルス感染症による自粛効果によりスーパーマーケット等の需要が伸び、売上は好調に推移しております。また、10月からフローズンチルドシュークリームを販売開始し、スポット企画からスタートしており、全国に向けての商談を開始しております。なお、売上高は前年同四半期比110.5%となりました。また、オンラインショップの売上が第2四半期より継続的に伸長し、通販限定商品を発売するなどの効果もあり、売上は好調に推移いたしました。

 

(あわ家惣兵衛)

直営店舗におきましては、10月は売上が昨年以上に好調していたものの、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い11月以降大きく減少し、繁忙期の年末年始は前年を下回りましたが、正月帰省自粛の効果で餅需要が高まり、例年以上に予約が殺到いたしました。催事におきましては、10月から「猫催事」の拡大により売上は好調であり、3月より自粛中のイベント外商も10月から復活し、売上利益に貢献しました。

 

この結果、ヒロタ事業(本社費用等を除く)におきましては、売上高は1,410,268千円(前年同四半期比3.4%減)、営業利益は1,941千円(前年同四半期は36,365千円の営業損失)となりました。

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間の末日現在の財政状態は、新たに株式会社トリアノン洋菓子店を連結に取り込んだことにより資産及び負債純資産が増加しました。総資産は、前連結会計年度末に比べ718,285千円増加し、1,217,162千円となりました。これは、流動資産において現金及び預金が180,057千円、売掛金が160,158千円増加し、固定資産において土地が288,000千円増加したことによるものであります

負債は、前連結会計年度末に比べ846,705千円増加し、1,513,132千円となりました。これは主に、流動負債において買掛金が98,666千円、1年内返済予定の長期借入金が49,162千円増加し、固定負債において連結子会社の借入による長期借入金538,872千円増加したことによるものであります。

純資産は、前連結会計年度末に比べ128,419千円減少し、△295,969千円となりました。これは主に、利益剰余金が129,288千円減少したことによるものであります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。