第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

当社グループは、前連結会計年度末まで営業キャッシュ・フローのマイナスを継続しており、当第1四半期連結累計期間において24,476千円の営業損失を計上しております。また、前々連結会計年度末において債務超過になり、前連結会計年度末においても368,818千円の債務超過であったことにより、株式会社名古屋証券取引所セントレックス市場の上場廃止基準にかかる猶予期間入り銘柄となっており、このため、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせるような状況が存在しております。

当社グループの対応策の詳細は、「第4 経理の状況 継続企業の前提に関する事項」に記載のとおり、当該状況の改善に全力を挙げて取り組んでまいります。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。 

(1)経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の拡大により再度の緊急事態宣言の発令や延長等を受けての休業要請や外出自粛要請により、個人消費は引き続き大きく落ち込み続けており、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。

このような状況の中、当社グループの主要事業である株式会社洋菓子のヒロタにおきましては、引き続き直営部門の収益改善・販売力強化及びブランドの再構築、流通・法人部門における取引先の販売拡大を目的とした流通専用の新商品開発プロジェクト等、経営基盤の強化に向けて取り組んでまいりました。

この結果、当第1四半期連結累計期間におきましては、売上高538,524千円(前年同四半期比28.2%増)、営業損失24,476千円(前年同四半期は42,140千円の営業損失)、経常損失16,273千円(前年同四半期は36,617千円の経常損失)となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は16,890千円(前年同四半期は46,333千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。

 

スイーツ事業

(洋菓子のヒロタ)

当第1四半期連結累計期間におきましては、直営店舗によるキャラクター動物シュークリームシリーズを期間限定販売したことにより売上は回復基調にあり、催事部門におきましても大型催事を中心にJR及び私鉄の駅催事を実施いたしました。

ホールセール部門におきましては、引き続き新型コロナウイルス感染症による自粛効果による食品スーパーマーケット等を中心にオリジナルシュークリームが好調であり、また新商品であるフローズンチルドシュークリームの投入により全国に向けての商談を強化し、徐々に取引が始まっております。

 

(あわ家惣兵衛)

直営店舗・催事におきましては、季節イベントを強化し端午の節句の柏餅を好調に売り上げ、大型催事やJR駅催事も毎月実施し販売経路を増加しております。外商におきましては、沖縄限定土産「首里城最中」を4月よりリウボウ百貨店において販売開始しており好評をいただいております。

また、練馬区有形民俗文化財である「力持ち惣兵衛の馬頭観音」を4月より本店前に設置し、継承維持管理することになりました。

 

(トリアノン洋菓子店)

2020年10月にグループ会社となりましたトリアノン洋菓子店におきましては、新型コロナウイルス感染症対策として店舗の喫茶席数を減らしたことにより売上が大きく影響を受けましたが、今後のグループ会社とのシナジー効果による増産に向けての体制整備等、業務の効率化に取り組んでおります。

この結果、スイーツ事業(本社費用等を除く)におきましては、売上高は513,825千円(前年同四半期比22.4%増)、営業利益は1,953千円(前年同四半期は12,990千円の営業損失)となり、収益改善が進展しました。

また、MEX商事株式会社におきましては、フレグランスマスクシールやタピオカアイス等販売領域を拡大し、少しずつではありますが、売上獲得に努めております。

なお、当第1四半期連結会計期間の期首より、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下、「収益認識会計基準」という。)等を適用しております。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1四半期連結財務諸表  注記事項  (会計方針の変更)」をご確認ください。

 

(2)財政状態の分析

当第1四半期連結会計期間の財政状態は、総資産は、前連結会計年度末に比べ1,164千円減少し、964,632千円となりました。これは主に、流動資産において現金及び預金が48,884千円減少し、売掛金及び契約資産が41,534千円増加したことによるものであります。

負債は、前連結会計年度末に比べ15,726千円増加し、1,350,342千円となりました。これは主に、流動負債においてその他流動負債が22,475千円増加したことによるものであります。

純資産は、前連結会計年度末に比べ16,890千円減少し、385,709千円の債務超過となりました。これは主に、利益剰余金が16,890千円減少したことによるものであります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。