【要約四半期連結財務諸表注記】

1.報告企業

キリンホールディングス㈱(以下、当社)は、日本に所在する株式会社であります。当社の登録されている住所は、ウェブサイト(https://www.kirinholdings.com/)で開示しております。

当社及び子会社(以下、当社グループ)は、酒類、清涼飲料、医薬品の製造・販売等を行っております。

 

2.作成の基礎

(1) IFRSに準拠している旨

当社グループの要約四半期連結財務諸表は、四半期連結財務諸表規則第1条の2に掲げる「指定国際会計基準特定会社」の要件を満たすことから、同93条の規定により、IAS第34号に準拠して作成しております。

要約四半期連結財務諸表は、年度の連結財務諸表で要求されるすべての情報が含まれていないため、2021年12月31日に終了した前年度の連結財務諸表と併せて利用されるべきものであります。

 

(2) 要約四半期連結財務諸表の承認

当社グループの要約四半期連結財務諸表は、2022年5月13日において当社代表取締役社長 磯崎功典及び取締役常務執行役員 横田乃里也により公表の承認がなされております。

 

(3) 会計上の判断、見積り及び仮定

当社グループの要約四半期連結財務諸表は、収益及び費用、資産及び負債の測定並びに報告日現在の偶発事象の開示等に関する経営者による会計上の判断、経営者の見積り及び仮定を含んでおります。見積り及び仮定については、実際の結果は、その性質上、これらの見積り及び仮定とは異なる結果となる可能性があります。

見積り及び仮定は経営者により継続して見直しております。これらの見積り及び仮定の見直しによる影響は、その見積り及び仮定を見直した期間及びそれ以降の期間において認識しております。

当社グループの要約四半期連結財務諸表で認識する金額に重要な影響を与える見積り及び仮定は、原則として前年度と同様であります。また、新型コロナウイルス感染症に関する会計上の見積りの仮定について、重要な変更はありません。

 

3.重要な会計方針

当社グループの要約四半期連結財務諸表において適用する重要な会計方針は、前年度に係る連結財務諸表において適用した会計方針と同一であります。

 

 

4.事業セグメント

(1) 報告セグメントの概要

当社グループの報告セグメントは、当社グループの構成単位のうち分離された財務情報が入手可能であり、取締役会が、経営資源の配分の決定及び業績を評価するために、定期的に検討を行う対象となっている事業セグメントを基礎に決定しており、「国内ビール・スピリッツ事業」「国内飲料事業」「オセアニア酒類事業」「医薬事業」の4つを報告セグメントとしております。
 「国内ビール・スピリッツ事業」は、キリンビール㈱を統括会社として日本におけるビール、発泡酒、新ジャンル、洋酒他酒類製品の製造・販売を行っております。
 「国内飲料事業」は、キリンビバレッジ㈱を統括会社として日本における清涼飲料の製造・販売を行っております。
 「オセアニア酒類事業」は、LION PTY LTDを統括会社としてオセアニア地域等におけるビール、洋酒等の製造・販売を行っております。
 「医薬事業」は、協和キリン㈱を統括会社として医薬品の製造・販売を行っております。
 また、セグメント情報における会計方針は、当社の要約四半期連結財務諸表における会計方針と概ね同一であります。
 セグメント間売上収益は、市場実勢価格に基づいております。

 

 

 

(2) 報告セグメントに関する情報

各報告セグメントに関連する情報を以下に記載しております。

前第1四半期連結累計期間(自 2021年1月1日 至 2021年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注1)

調整額
(注2)

連結

国内ビール・スピリッツ

国内飲料

オセアニア
酒類

医薬

外部顧客からの
売上収益

140,676

51,020

59,674

80,955

76,978

409,302

セグメント間
売上収益

385

473

8

160

14,667

15,694

141,060

51,493

59,682

81,115

91,645

15,694

409,302

セグメント利益(注3)

12,370

2,275

7,020

14,901

6,975

10,399

33,142

 

 

 

 

 

その他の営業収益

1,006

 

 

 

 

 

その他の営業費用

6,134

 

 

 

 

 

金融収益

1,694

 

 

 

 

 

金融費用

1,315

 

 

 

 

 

持分法による投資利益

5,169

 

 

 

 

 

税引前四半期利益

33,561

 

(注) 1 「その他」の区分は、国内ワイン事業、北米飲料事業、バイオケミカル事業等を含んでおります。

2 調整額は以下のとおりであります。
セグメント利益の調整額は、主にセグメント間取引消去及び各報告セグメントに配分していない費用が含まれております。当該費用は、主に純粋持株会社である当社のグループ管理費用及び機能分担子会社において発生する複数の報告セグメントに関わる管理費用であります。

3 セグメント利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除した金額である事業利益を使用しております。

 

 

当第1四半期連結累計期間(自 2022年1月1日 至 2022年3月31日)

(単位:百万円)

 

報告セグメント

その他
(注1)

調整額
(注2)

連結

国内ビール・スピリッツ

国内飲料

オセアニア
酒類

医薬

外部顧客からの
売上収益

132,821

50,457

53,635

87,623

92,209

416,745

セグメント間
売上収益

410

485

19

128

16,582

17,624

133,231

50,942

53,654

87,751

108,791

17,624

416,745

セグメント利益(注3)

7,411

2,484

4,588

15,920

7,871

12,359

25,915

 

 

 

 

 

その他の営業収益

4,036

 

 

 

 

 

その他の営業費用

9,129

 

 

 

 

 

金融収益

3,405

 

 

 

 

 

金融費用

1,303

 

 

 

 

 

持分法による投資利益

5,587

 

 

 

 

 

税引前四半期利益

28,510

 

(注) 1 「その他」の区分は、国内ワイン事業、北米飲料事業、バイオケミカル事業等を含んでおります。

2 調整額は以下のとおりであります。
セグメント利益の調整額は、主にセグメント間取引消去及び各報告セグメントに配分していない費用が含まれております。当該費用は、主に純粋持株会社である当社のグループ管理費用及び機能分担子会社において発生する複数の報告セグメントに関わる管理費用であります。

3 セグメント利益は、売上収益から売上原価、販売費及び一般管理費を控除した金額である事業利益を使用しております。

 

 

5.資本

(1) 配当

① 配当金支払額は、以下のとおりであります。

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当金額

基準日

効力発生日

2021年3月30日
定時株主総会(注)

普通株式

27,105

32円50銭

2020年12月31日

2021年3月31日

2022年3月30
定時株主総会(注)

普通株式

27,104

32円50銭

2021年12月31日

2022年3月31

 

(注)配当金の総額には役員報酬BIP信託が保有する当社株式に対する配当金13百万円が含まれております。

 

② 基準日が当第1四半期連結累計期間に属する配当のうち、配当の効力発生日が当第1四半期連結会計期間の末日後となるものは、以下のとおりであります。

 

     該当事項はありません。

 

 

6.売上収益

 売上収益の分解とセグメント収益との関連は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間
(自 2021年1月1日
 至 2021年3月31日)

当第1四半期連結累計期間
(自 2022年1月1日
 至 2022年3月31日)

国内ビール・スピリッツ

140,676

132,821

国内飲料

51,020

50,457

オセアニア酒類

59,674

53,635

医薬

80,955

87,623

その他

 

 

 

国内ワイン

12,525

12,001

 

北米飲料

31,700

41,552

 

バイオケミカル

10,573

11,532

 

その他

22,181

27,124

 

合計

76,978

92,209

連結

409,302

416,745

 

 

7.販売費及び一般管理費

「販売費及び一般管理費」の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間

(自 2021年1月1日
 至 2021年3月31日)

当第1四半期連結累計期間
(自 2022年1月1日
 至 2022年3月31日)

販売促進費・広告宣伝費

33,736

34,955

従業員給付費用

45,598

49,626

運搬費

14,128

13,122

研究開発費

14,910

15,991

減価償却費及び償却費

9,318

10,195

その他

30,981

36,564

合計

148,671

160,452

 

 

 

8.その他の営業収益

「その他の営業収益」の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間
(自 2021年1月1日
 至 2021年3月31日)

当第1四半期連結累計期間
(自 2022年1月1日
 至 2022年3月31日)

有形固定資産及び無形資産売却益

47

1,104

その他

959

2,932

合計

1,006

4,036

 

 

9.その他の営業費用

「その他の営業費用」の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間
(自 2021年1月1日
 至 2021年3月31日)

当第1四半期連結累計期間
(自 2022年1月1日
 至 2022年3月31日)

減損損失

302

472

事業構造改善費用(注)

151

199

ソフトウェア開発費

3,781

3,918

有形固定資産及び無形資産除売却損

396

163

その他

1,503

4,378

合計

6,134

9,129

 

(注) 事業構造改善費用は、連結子会社における特別退職金、工場再編成費用等を計上したものです。

 

 

10.金融収益及び金融費用

「金融収益」及び「金融費用」の内訳は、以下のとおりであります。

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間
(自 2021年1月1日
 至 2021年3月31日)

当第1四半期連結累計期間
(自 2022年1月1日
 至 2022年3月31日)

受取利息(注1)

379

599

受取配当金(注2)

25

42

為替差益(純額)

1,209

2,705

その他

81

59

金融収益合計

1,694

3,405

支払利息(注1)

1,177

1,141

その他

139

162

金融費用合計

1,315

1,303

 

(注)1 「受取利息」及び「支払利息」は、主に償却原価で測定される金融資産及び金融負債から発生しております。

  2 「受取配当金」はその他の包括利益を通じて公正価値で測定する資本性金融商品から発生しております。

 

11.キャッシュ・フロー

(現金及び現金同等物の制限)

 当社のミャンマー子会社であるMyanmar Brewery Limitedは、同国中央銀行の通達による預金引出制限の影響等により、同社が保有する一部の現金及び現金同等物の利用に一定の制限を受けております。当第1四半期連結会計期間及び当第1四半期連結累計期間の現金及び現金同等物には、同社が保有する現金及び現金同等物の内、その利用に一定の制限を受けている29,647百万円が含まれております。

 

 

12.1株当たり四半期利益

(第1四半期連結累計期間)

(1) 基本的1株当たり四半期利益の算定上の基礎

基本的1株当たり四半期利益の算定上の基礎は、以下のとおりであります。 

 

① 親会社の普通株主に帰属する四半期利益(基本的)

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間
(自 2021年1月1日
 至 2021年3月31日)

当第1四半期連結累計期間
(自 2022年1月1日
 至 2022年3月31日)

親会社の所有者に帰属する
四半期利益

16,967

17,393

親会社の普通株主に帰属しない金額

親会社の普通株主に帰属する
四半期利益

16,967

17,393

 

 

② 加重平均普通株式数(基本的)

(単位:千株)

 

前第1四半期連結累計期間
(自 2021年1月1日
 至 2021年3月31日)

当第1四半期連結累計期間
(自 2022年1月1日
 至 2022年3月31日)

加重平均普通株式数

833,613

833,585

 

 

(2) 希薄化後1株当たり四半期利益の算定上の基礎

希薄化後1株当たり四半期利益は、親会社の普通株主に帰属する四半期利益及びすべての希薄化潜在的普通株式の影響を調整した加重平均普通株式数に基づき、以下のように算定しております。

 

① 親会社の普通株主に帰属する四半期利益(希薄化後)

(単位:百万円)

 

前第1四半期連結累計期間
(自 2021年1月1日
 至 2021年3月31日)

当第1四半期連結累計期間
(自 2022年1月1日
 至 2022年3月31日)

親会社の普通株主に帰属する
四半期利益

16,967

17,393

子会社及び関連会社が発行する

潜在株式に係る調整額

△6

△4

希薄化後普通株主に帰属する
四半期利益

16,961

17,389

 

 

② 加重平均普通株式数(希薄化後)

(単位:千株)

 

前第1四半期連結累計期間
(自 2021年1月1日
 至 2021年3月31日)

当第1四半期連結累計期間
(自 2022年1月1日
 至 2022年3月31日)

加重平均普通株式数(基本的)

833,613

833,585

希薄化効果の影響

加重平均普通株式数(希薄化後)

833,613

833,585

 

 

 

13.売却目的で保有する資産

 当社は、持分法適用会社である華潤麒麟飲料(大中華)有限公司の持分を、Plateau Consumer Limited (以下「Plateau」)に譲渡することをPlateauと合意し、2022年2月16日、株式譲渡契約を締結しました。これに伴い、持分法で会計処理されている投資(関連会社株式)72,567百万円を売却目的で保有する資産へ分類しております。

 

14.金融商品

(金融商品の公正価値)

金融商品の公正価値ヒエラルキーは、レベル1からレベル3までを以下のように分類しております。

レベル1:

活発な市場における公表価格により測定された公正価値

レベル2:

レベル1以外の、観察可能な価格を直接又は間接的に使用して算出された公正価値

レベル3:

観察可能な市場データに基づかないインプットを含む、評価技法から算出された公正価値

 

    公正価値ヒエラルキーのレベル間の振替は、報告期間の末日時点で発生したものとして認識しております。

 

(1) 償却原価で測定される金融商品

 償却原価で測定される金融商品の帳簿価額と公正価値ヒエラルキーは、以下のとおりであります。

 前年度(2021年12月31日)

(単位:百万円)

 

帳簿価額

公正価値

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期借入金(注1)

230,137

229,866

229,866

社債(注2)

239,274

238,872

238,872

 

 

当第1四半期連結会計期間末(2022年3月31日)

(単位:百万円)

 

帳簿価額

公正価値

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期借入金(注1)

235,397

235,198

235,198

社債(注2)

239,320

237,730

237,730

 

1年内返済及び償還予定の残高を含んでおります。

償却原価で測定される短期金融資産、短期金融負債については、公正価値は帳簿価額と近似しております。

(注)1 長期借入金の公正価値については、元利金の合計額を、新規に同様の借入を行った場合に想定される利率で割り引いた現在価値により算定しております。

2 社債の公正価値については、元利金の合計額を当該社債の残存期間及び信用リスクを加味した利率で割り引いた現在価値により算定しております。

 

 

(2) 公正価値で測定される金融商品

 公正価値で測定される金融商品の公正価値ヒエラルキーは、以下のとおりであります。

 前年度(2021年12月31日)

(単位:百万円)

 

公正価値

レベル1

レベル2

レベル3(注)

合計

資産:

 

 

 

 

 デリバティブ資産

1,427

1,427

 株式

37,999

22,651

60,650

 その他

167

3,469

3,636

合計

37,999

1,594

26,120

65,713

負債:

 

 

 

 

 デリバティブ負債

4,127

4,127

 その他

10,279

10,279

合計

4,127

10,279

14,406

 

 

当第1四半期連結会計期間末(2022年3月31日)

(単位:百万円)

 

公正価値

レベル1

レベル2

レベル3(注)

合計

資産:

 

 

 

 

 デリバティブ資産

1,803

1,803

 株式

39,125

23,615

62,739

 その他

175

3,256

3,432

合計

39,125

1,978

26,871

67,974

負債:

 

 

 

 

 デリバティブ負債

5,876

5,876

 その他

10,775

10,775

合計

5,876

10,775

16,651

 

   レベル1、2及び3の間の振替はありません。

(注) レベル3の金融商品に係る公正価値の測定は、関連する社内規程に従い実施しております。公正価値の測定に際しては、対象となる金融商品の性質、特徴及びリスクをもっとも適切に反映できる評価技法及びインプットを用いております。

また、経常的に公正価値で測定されるレベル3に分類される株式の公正価値の測定に関する重要な観察可能でないインプットは、営業利益倍率及び非流動性ディスカウントであります。公正価値は営業利益倍率の上昇(低下)により増加(減少)し、非流動性ディスカウントの上昇(低下)により減少(増加)します。

レベル3に分類される株式について、観察可能でないインプットを合理的に考え得る代替的な仮定に変更した場合の公正価値の増減は重要ではありません。

 

 

15.企業結合

当社グループによるBell's Brewery Inc.の子会社化について

(1) 企業結合の概要

当社は、2022年1月1日において、豪州子会社であるLion Global Craft Beverages Pty Ltdを通じて、Bell's Brewery Inc.の議決権100%を取得し、同社に対する支配を獲得しました。本取引の概要は次のとおりです。

被取得企業の名称

Bell's Brewery Inc.

事業内容

クラフトビール醸造

企業結合の主な理由

米国でのクラフトビール事業の収益力強化

取得日

2022年1月1日

取得企業が被取得企業の支配を獲得した方法

現金を対価とする株式の取得

取得した議決権比率

100%

 

 

(2) 取得した資産及び受け入れた負債

(単位:百万円)

項目

金額

流動資産

4,074

非流動資産

10,058

資産合計

14,132

流動負債

1,012

非流動負債

839

負債合計

1,851

純資産

12,281

 

 

(3) 取得により生じたのれん

(単位:百万円)

項目

金額

取得の対価

47,521

当社グループが取得した識別可能な純資産の公正価値

12,281

取得により生じたのれん

35,240

 

当第1四半期連結会計期間末において、発生したのれんの金額、企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の金額等については、企業結合日における識別可能資産及び負債の特定を精査中であり、取得価額の配分が完了していないため、暫定的な会計処理を行っております。

のれんは、今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力から発生したものであります。

 

(4) 取得の対価と子会社株式の取得による支出額の関係

(単位:百万円)

項目

金額

取得の対価

47,521

現金及び現金同等物で構成される取得の対価

47,521

被取得企業が保有していた現金及び現金同等物

1,313

子会社株式の取得による支出

46,208

 

 

  (5) 取得関連費用

 取得関連費用として、その他の営業費用に914百万円計上しております。

 

(6) 当社グループに与える影響

取得日以降に、Bell's Brewery Inc.から生じた売上収益は4,112百万円、四半期利益は489百万円であります。

 

16.後発事象

該当事項はありません。

 

 

2 【その他】

該当事項はありません。