当第1四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により様々な経済活動が制約を受けました。一旦収束に向かうかと思われた国内の感染拡大も再燃の可能性が出ており、先を見通すことが非常に難しい状況にあります。また海外においても、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行に加えて、米中をはじめとする通商問題を巡る緊張が増大するなど、国内同様に先行きが不透明な状況にあります。
このような経済状況のもと、当社グループは、長期経営構想「TaKaRa Group Challenge for the 100th」の実行計画の第1ステップとしての「宝グループ中期経営計画2022」のもと、新型コロナウイルス感染症の影響も含め、環境変化に柔軟に対応し、強化すべき領域へ適切な経営資源の配分と投下を行い、収益力を高める多様な「価値」を生み出し続ける事業構造とグローバルなコーポレート機能の再構築を推し進めることで、国内外での持続的な成長の実現とグループの企業価値向上に向けて足元を固めることに取り組んでまいりました。
この結果、当第1四半期連結累計期間の経営成績は、売上高65,378百万円(前年同期比97.1%)、売上総利益25,358百万円(前年同期比95.8%)、営業利益1,932百万円(前年同期比54.5%)、経常利益2,187百万円(前年同期比55.9%)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,156百万円(前年同期比58.7%)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。
[宝酒造]
当第1四半期連結累計期間の売上高は、飲食店等の営業自粛による影響と、いわゆる巣ごもり需要とによりカテゴリー間で大きなばらつきがありました。酒類では、清酒は減少いたしましたが、ソフトアルコール飲料が、引き続き好調に推移いたしましたので、酒類全体の売上高は増加いたしました。調味料は、その他調味料は増加いたしましたが、みりんが減少いたしましたので、わずかに減少いたしました。原料用アルコール等では、工業用アルコールなどが好調に推移しましたので増加いたしました。
以上の結果、宝酒造の売上高は、37,601百万円(前年同期比104.4%)となりました。売上原価は、23,015百万円(前年同期比105.2%)となり、売上総利益は、14,586百万円(前年同期比103.2%)となりました。販売費及び一般管理費は、広告宣伝費などが減少し、13,854百万円(前年同期比99.2%)となり、営業利益は、731百万円(前年同期比423.6%)となりました。
[宝酒造インターナショナルグループ]
当第1四半期連結累計期間の売上高は、海外酒類事業では中国で新型コロナウイルス感染症による大きな影響があったものの、英国、米国でウイスキーが好調だったため、全体では前年並となりました。一方海外日本食材卸事業では、3月以降欧米での主要な得意先であるレストランの休業等により減収となりました。また前年同期と比べ円高の影響を受け、円換算での売上高は減少いたしました。
以上の結果、宝酒造インターナショナルグループの売上高は、18,616百万円(前年同期比93.9%)となりました。売上原価は、13,237百万円(前年同期比92.8%)となり、売上総利益は、5,379百万円(前年同期比96.7%)となりました。販売費及び一般管理費は、管理費などが増加し、5,245百万円(前年同期比107.5%)となり、営業利益は、133百万円(前年同期比19.6%)となりました。
[タカラバイオグループ]
当第1四半期連結累計期間の売上高は、遺伝子医療が減少したことなどにより、6,938百万円(前年同期比80.2%)となりました。売上原価は、売上高の減少等により2,234百万円(前年同期比81.7%)となり、売上総利益は、4,703百万円(前年同期比79.5%)となりました。販売費及び一般管理費は、研究開発費などが増加し、4,009百万円(前年同期比109.4%)となり、営業利益は、693百万円(前年同期比30.8%)となりました。
[その他]
当第1四半期連結累計期間の売上高は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けたことなどにより、6,858百万円(前年同期比89.3%)となりました。売上原価は、6,033百万円(前年同期比90.7%)となり、売上総利益は、825百万円(前年同期比80.2%)となりました。販売費及び一般管理費は、管理費などが減少し、473百万円(前年同期比92.3%)となり、営業利益は352百万円(前年同期比68.1%)となりました。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は174,397百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,577百万円増加いたしました。現金及び預金が4,399百万円増加したことなどによるものであります。固定資産は114,584百万円となり、前連結会計年度末に比べ477百万円減少いたしました。
この結果、総資産は、288,981百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,099百万円増加いたしました。
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は55,055百万円となり、前連結会計年度末に比べ411百万円減少いたしました。固定負債は56,945百万円となり、前連結会計年度末に比べ9,859百万円増加いたしました。長期借入金が9,957百万円増加したことによるものであります。
この結果、負債合計は、112,001百万円となり、前連結会計年度末に比べ9,448百万円増加いたしました。
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は176,980百万円となり、前連結会計年度末に比べ4,348百万円減少いたしました。利益剰余金が2,797百万円、為替換算調整勘定が1,613百万円それぞれ減少したことなどによるものであります。
この結果、自己資本比率は49.9%(前連結会計年度末は52.1%)となりました。
(3)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響に関する会計上の見積りにつきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(追加情報)」に記載しております。
(4)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第1四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(7)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、1,262百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(8)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営成績に重要な影響を与える要因に重要な変更はありません。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。