なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1)業績の状況
当第1四半期累計期間(平成28年4月1日から平成28年6月30日まで)におけるわが国経済は、景気は緩やかな回復基調で推移したものの、個人消費の回復は依然として鈍く、新興国等の海外景気の減速に対する懸念や、英国の欧州連合(EU)離脱問題などの影響による急激な円高・株安の進行等、引き続き先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社の関連業界におきましても、生活防衛意識や節約志向、業種業態を越えた企業間競争の激化が続き、厳しい状況で推移いたしました。
このような状況の中で当社は、「生活者の信頼に応え、豊かな健康生活に貢献する」という経営理念の下、中期経営計画(平成27年4月から平成30年3月まで)において「ポジティブエイジングケアカンパニーとして、健やかに、美しく、歳を重ねることに貢献する」という事業ビジョンに基づき、「持続的成長に向けた新規事業領域の確立」を基本方針として「新規事業領域の成長基盤の構築」「薬用養命酒の収益体質の維持」「生活者視点に立った事業活動を基盤としたCSR経営の推進」の各施策に取り組んでおります。
当第1四半期累計期間の業績は、「養命酒」の売上が前年同四半期を下回り、「その他商品・サービス」の売上は前年同四半期を上回ったものの、売上高は2,776百万円(前年同四半期比4.4%減)となりました。利益面につきましては、「養命酒」の売上が減少した一方、販売費及び一般管理費の節減により、営業利益は361百万円(前年同四半期比4.0%減)、経常利益は513百万円(前年同四半期比1.6%減)、四半期純利益は367百万円(前年同四半期比0.8%増)となりました。
セグメント別には以下のとおりです。
① 養命酒関連事業
養命酒関連事業の売上高は2,705百万円(前年同四半期比4.7%減)となりました。
<養命酒>
国内における「養命酒」につきましては、販売促進の強化期を設け、主力購買層であるシニア層を含む幅広い年齢層に向けて「疲れと胃腸不調」などの「複合症状」の解決や「体質的・器質的な衰え」の改善を訴求し、新規顧客の獲得と継続飲用者の維持に努めました。また、提供番組へのテレビ広告、テレビスポット広告、新聞広告、交通広告、ラジオ広告、雑誌とのタイアップ広告等の各種広告に合わせて営業活動を強化し、什器導入を積極的に行うなど、クロスメディアを効率的に展開し、更に話題を喚起するためのウェブキャンペーン等を実施したものの、国内における「養命酒」の売上高は2,265百万円(前年同四半期比7.0%減)となりました。
海外における「養命酒」につきましては、「養命酒」の知名度と購買意欲の向上を目指し、主要輸出先(台湾・香港・マレーシア・シンガポール)の市場環境に即した販売促進活動を実施しました。季節毎の商戦期において、店頭販売促進活動や、テレビ、ラジオ、雑誌、ウェブ広告、キャンペーン等を実施したものの、海外における「養命酒」の売上高は56百万円(前年同四半期比8.3%減)となりました。
以上の結果、「養命酒」全体の売上高は2,321百万円(前年同四半期比7.0%減)となりました。
<その他商品・サービス>
「酒類」につきましては、ハーブワイン「HER HERBS」、「フルーツとハーブのお酒」シリーズのラインナップの拡充や、新商品「琥珀生姜酒」の投入等により取扱小売店が増加しました。また、「フルーツとハーブのお酒」では季節の旬のフルーツをテーマとした売場提案等を実施し堅調に推移しました。酒類全体では、店頭での試飲会や季節毎の記念日企画等取扱小売店と連携した販売促進活動やウェブ広告等を実施し、売上高は136百万円(前年同四半期比21.4%増)となりました。
「エイジングケア商品」につきましては、「食べる前のうるる酢ビューティー」の商品リニューアルや新たなフレーバー商品の追加による新規取扱小売店の拡大と通信販売に取り組み、スーパーマーケット店頭での各種販売促進活動、ウェブ広告、サンプリング等を実施しました。また、グミ型サプリメントの新商品「グミ×サプリ」の発売を開始しました。以上により、売上高は105百万円(前年同四半期比24.3%増)となりました。
「くらすわ・養命酒健康の森」につきましては、「くらすわ」は各種イベントの開催、新商品の投入、レストランメニューの改定等を実施し、売上高は「養命酒健康の森」の売上を合算し、128百万円(前年同四半期比2.6%減)となりました。
以上の結果、「酒類」、「エイジングケア商品」、「くらすわ・養命酒健康の森」にその他の売上を合算し、「その他商品・サービス」全体の売上高は383百万円(前年同四半期比12.8%増)となりました。
② その他
鶴ヶ島太陽光発電所と不動産賃貸の売上を合算し、売上高は70百万円(前年同四半期比8.5%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第1四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ591百万円減少し、42,258百万円となりました。これは主に売掛金が351百万円、有価証券が債券の償還により600百万円それぞれ減少したことによるものであります。
負債は、前事業年度末に比べ457百万円減少し、5,013百万円となりました。これは主に未払法人税等が234百万円、流動負債のその他に含まれる未払費用が338百万円それぞれ減少したことによるものであります。
純資産は、前事業年度末に比べ133百万円減少し、37,244百万円となりました。これは主に四半期純利益367百万円の計上及び配当金550百万円の支払により利益剰余金が183百万円減少した一方で、その他有価証券評価差額金が40百万円増加したことによるものであります。
(3)研究開発活動
当第1四半期累計期間の研究開発費の総額は115百万円であります。