第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
  なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

(1)業績の状況

当第2四半期累計期間(平成29年4月1日から平成29年9月30日まで)におけるわが国経済は、企業収益や雇用情勢の改善を背景として景気は緩やかな回復基調で推移したものの、個人消費の回復は依然として鈍く、新興国等の海外景気の減速に対する懸念や、地政学リスクの高まり等、引き続き先行き不透明な状況で推移いたしました。

当社の関連業界におきましても、生活防衛意識や節約志向、業種業態を越えた企業間競争の激化が続き、厳しい状況で推移いたしました。

このような状況の中で当社は、「生活者の信頼に応え、豊かな健康生活に貢献する」という経営理念の下、中期経営計画(平成27年4月から平成30年3月まで)において「ポジティブエイジングケアカンパニーとして、健やかに、美しく、歳を重ねることに貢献する」という事業ビジョンに基づき、「持続的成長に向けた新規事業領域の確立」を基本方針として「新規事業領域の成長基盤の構築」「薬用養命酒の収益体質の維持」「生活者視点に立った事業活動を基盤としたCSR経営の推進」の各施策に取り組んでおります。

当第2四半期累計期間の業績は、「養命酒」の売上が前年同四半期を下回り、「その他商品・サービス」の売上は前年同四半期を上回ったものの、売上高は5,177百万円(前年同四半期比8.0%減)となりました。利益面につきましては、「養命酒」の売上減少により、営業利益は69百万円(前年同四半期比86.6%減)、経常利益は241百万円(前年同四半期比65.1%減)、四半期純利益は166百万円(前年同四半期比66.1%減)となりました。

セグメント別には以下のとおりです。

① 養命酒関連事業

養命酒関連事業の売上高は5,035百万円(前年同四半期比8.3%減)となりました。

<養命酒>

国内における「養命酒」につきましては、6月の改正酒税法の施行に伴い店頭における販売価格が上昇したことの影響等により売上が減少しました。一方で、商品パッケージのリニューアルによる商品価値の向上とお客様の利便性向上を図りました。また、新規顧客の獲得と継続飲用者の維持に向けて、6月中旬から広告キャラクターとして藤井隆さん・乙葉さん夫妻を起用したテレビスポット広告等の各種広告を集中的に実施し、広告と連動した店頭における販売促進活動を強化しました。国内における「養命酒」の売上高は、3,847百万円(前年同四半期比14.3%減)となりました。

海外における「養命酒」につきましては、商品理解の促進と購買意欲の向上を目指し、主要輸出先(台湾・香港・マレーシア・シンガポール)の市場環境に即した販売促進活動を実施しました。売上高につきましては、商品パッケージのリニューアルに備え香港への輸出を控えたことにより、95百万円(前年同四半期比33.6%減)となりました。

以上の結果、「養命酒」全体の売上高は3,943百万円(前年同四半期比14.9%減)となりました。

 

 

<その他商品・サービス>

「酒類」につきましては、「フルーツとハーブのお酒」等のコンビニエンスストアへの販路拡大、同商品の新フレーバー追加を行いました。また、「はちみつのお酒」等の新商品を投入した他、「健康のお酒」シリーズとして「ハーブの恵み」「琥珀生姜酒」「高麗人参酒」の営業活動を強化しました。酒類全体では、美容と健康を訴求した売場提案や販促物による店頭露出の拡大、ウェブキャンペーンを実施し、売上高は424百万円(前年同四半期比55.4%増)となりました。

「エイジングケア商品」につきましては、「生姜黒酢」「高麗人参黒酢」の発売、「グミ×サプリ」の商品リニューアル、「食べる前のうるる酢ビューティー」の新フレーバー追加を行いました。また、郵便局でのカタログ販売、保険薬局での「養命酒製造の黒酢」の販売も寄与し、売上高は322百万円(前年同四半期比29.4%増)となりました。

「くらすわ・養命酒健康の森」につきましては、ショップと通信販売の売上が堅調であり、「養命酒健康の森」の売上を合算し、売上高は315百万円(前年同四半期比6.3%増)となりました。

以上の結果、「酒類」「エイジングケア商品」「くらすわ・養命酒健康の森」にその他の売上を合算し、「その他商品・サービス」全体の売上高は1,092百万円(前年同四半期比27.8%増)となりました。

② その他

鶴ヶ島太陽光発電所と不動産賃貸の売上を合算し、売上高は141百万円(前年同四半期比4.2%増)となりました。

 

(2)目標とする経営指標

当社は、3ヵ年の中期経営計画の最終年度である平成30年3月期において、売上高145億円以上(養命酒120億円、その他25億円)、営業利益率15%以上、ROE5%を目標としております。平成30年3月期の業績は、国内「養命酒」の売上が6月の改正酒税法の施行に伴い店頭における販売価格が上昇したことの影響等により減少し、平成29年10月11日に業績予想の修正を開示しており、売上高114億6千万円(養命酒90億9千万円、その他23億7千万円)、営業利益率は6.1%、ROEは1.8%となる見込みです。

 

(3)財政状態の分析

当第2四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末に比べ125百万円減少し、44,426百万円となりました。これは主に現金及び預金が475百万円、投資有価証券及び関係会社株式に含まれる保有株式が時価評価の増加等により650百万円それぞれ増加した一方で、有価証券が1,399百万円減少したことによるものであります。

負債は、前事業年度末に比べ238百万円減少し、5,522百万円となりました。これは主に保有株式の時価評価の増加等により繰延税金負債が197百万円増加した一方で、買掛金が114百万円、流動負債のその他に含まれる未払金が285百万円それぞれ減少したことによるものであります。

純資産は、前事業年度末に比べ113百万円増加し、38,903百万円となりました。これは主に四半期純利益166百万円の計上及び配当金550百万円の支払により利益剰余金が383百万円減少した一方で、その他有価証券評価差額金が469百万円増加したことによるものであります。

 

(4)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度末に比べ1,224百万円減少し、1,653百万円となりました。

営業活動によるキャッシュ・フローは、337百万円の収入(前年同四半期比44.2%減)となりました。これは主に税引前四半期純利益230百万円、減価償却費304百万円等の増加要因と、法人税等の支払額131百万円等の減少要因によるものであります。

投資活動によるキャッシュ・フローは、1,010百万円の支出(前年同四半期比39.2%増)となりました。これは主に有価証券の償還による収入800百万円、定期預金の純増による支出1,200百万円、有形固定資産の取得による支出415百万円、無形固定資産の取得による支出195百万円等によるものであります。

財務活動によるキャッシュ・フローは、550百万円の支出(前年同四半期比0.4%減)となりました。これは主に配当金の支払いによるものであります。

 

(5)研究開発活動

当第2四半期累計期間の研究開発費の総額は200百万円であります。