第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」について重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

 

(1)財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間における日本経済は、雇用・所得環境の改善や各種政策の効果もあり、緩やかな景気回復が続きました。

飲料業界におきましては、各社の販売競争が継続するなか、個人消費は持ち直しているものの自然災害の影響もあり、事業環境は依然として厳しい状況が続いております。

このような状況の中、当社グループは経営理念であります「お客様第一主義」のもと、当社グループを取り巻く全てのお客様に対し「お客様が今でもなお何を不満に思っていらっしゃるか」を常に考え、一丸となって積極的な事業活動を行ってまいりました。

この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は3,792億14百万円(前年同期比2.5%減)、営業利益178億52百万円(前年同期比8.6%増)、経常利益176億90百万円(前年同期比6.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益112億99百万円(前年同期比10.2%増)となりました。なお、特別損失として、「令和元年台風第19号」などによる災害関連費用として1億20百万円を計上しております。

セグメント別の業績は次のとおりであります

 

<リーフ・ドリンク関連事業>

 昨年12月、世界包装機構(WPO:World Packaging Organisation)主催の「WORLDSTAR Packaging Awards 2020」飲料部門において、当社が独自に開発した「お~いお茶」ブランドの電子レンジ対応ペットボトルが、「WORLDSTAR賞」を受賞いたしました。同ペットボトルは、誰でも火や熱湯を使わずに安全に再加温できる“ユニバーサルデザイン”であることに加え、環境負荷を軽減する“100%リサイクルペットボトル”であることが評価されました。当社はこれからも高い機能性と安全性を備え、そして環境に優しい容器展開を強化しながら、世界中のお客様においしく安心してお飲みいただける飲料製品の開発に努めてまいります。

 また本年1月には、春限定「お~いお茶」桜パッケージ製品を発売いたしました。それと同時に「お~いお茶」を通じて、世界に誇る素晴らしい日本文化を体験いただける、「お~いお茶“日本の魅力”を再発見!ご招待キャンペーン」を実施しております。今後も、お茶のリーディングカンパニーとして、時代とともに歩んだ「お~いお茶」が「もっと身近な“日本”のお茶」として愛されるよう、さらなる発展を目指し、挑戦を続けてまいります。

 紅茶飲料である「TEAs’TEA NEW AUTHENTIC」シリーズからは、昨年12月に紅茶をミルクと一緒に抽出し、アクセントにジンジャーを加えた深くやさしい味わいのミルクティー「TEAs’TEA NEW AUTHENTIC ミルクでいれたChai」を、本年1月にはりんごを生のまま紅茶と一緒に抽出した新感覚の紅茶飲料「TEAs’TEA NEW AUTHENTIC 生アップルティー」を発売いたしました。今後も「TEAs’TEA NEW AUTHENTIC」シリーズを通して、紅茶本来のおいしさを大切にしながらも、さらなる可能性に挑戦し、お客様に“新しいお茶の楽しみ”をお届けしてまいります。

 

 この結果、リーフ・ドリンク関連事業の売上高は3,473億53百万円(前年同期比3.0%減)となり、営業利益は154億45百万円(前年同期比12.1%増)となりました。

 

 

<飲食関連事業>

タリーズコーヒージャパン(株)におきましては、季節限定ビバレッジ「マスカルポーネティラミスラテ」や「アイリッシュラテ」などを発売し、ご好評いただきました。また、「赤のショコラベリーシブースト」をはじめ「ケーキセット」も好調に推移し、スイーツ等のフード類も伸長しました。新規出店も順調に進み、総店舗数は742店舗になりました。

引き続き積極的な投資とあわせて既存店舗の改装などによる活性化を図り、店舗競争力を強化することで、スペシャルティコーヒーショップとしての更なるブランド強化を図ってまいります。

 

この結果、飲食関連事業の売上高は272億55百万円(前年同期比4.3%増)となり、営業利益は28億78百万円(前年同期比3.2%減)となりました。

 

<その他>

売上高は46億6百万円(前年同期比6.8%減)となり、営業利益は4億46百万円(前年同期比29.6%減)となりました。

 

当第3四半期連結会計期間末の財政状態は次のとおりであります。

 

(資産)

当第3四半期連結会計期間末における総資産は2,910億72百万円となり、前連結会計年度末比べ129億9百万円減少いたしました。これは、「受取手形及び売掛金」が69億64百万円減少、「商品及び製品」が17億99百万円減少、「リース資産」が33億33百万円減少、「のれん」が14億72百万円減少したことによるものであります

 

(負債)

当第3四半期連結会計期間末における負債は1,368億42百万円となり、前連結会計年度末比べ162億15百万円減少いたしました。これは、「支払手形及び買掛金」が61億59百万円減少、「未払法人税等」が21億36百万円減少、「賞与引当金」が21億74百万円減少、「未払費用」が19億63百万円減少、「リース債務」が24億2百万円減少したことによるものであります。

 

(純資産)

当第3四半期連結会計期間末における純資産は1,542億29百万円となり、前連結会計年度末比べ33億6百万円増加いたしました。これは、「親会社株主に帰属する四半期純利益」により「利益剰余金」が112億99百万円増加、「剰余金の配当」により「利益剰余金」が51億87百万円減少、自己株式の取得により「自己株式」が19億98百万円減少したことによるものであります

 

(2)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題についての重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は13億92百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません