第2【事業の状況】

1【業績等の概要】

(1)業績

当事業年度におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の追加金融緩和により、企業収益は改善し、国内景気は回復傾向となっていますが、米国の経済政策や中国経済を始めとするアジア新興国の景気下振れ等の影響を受け、為替相場や国内外株価は大きく変動しており、景気の先行きは不透明な状況となっております。

食品業界におきましては、食の安全、安心を確保するための管理体制の強化や、健康志向、中食、プレミアム感といった多様な消費者ニーズに対応する必要が求められています。

このような状況下、当社は「軽くて持ちやすい大容量」を訴求し、600g製品のPET化を行い、販促活動を行って参りました。また、高品質、高付加価値の純白ごま油を一般のクッキングオイル市場へ浸透させるため、交通広告をはじめ、インターネットや雑誌等メディアを用いて積極的にPRおよび販促活動を行いました。

販売数量につきましては、家庭用ごま油を中心に小売店や量販店のフォローアップを重ねて参りました結果、ごま油の販売数量は前年同期比9.9%増、食品ごまの販売数量は前年同期比6.7%増となりました。また、売上高につきましては前年同期比5.0%増となりました。

コスト面では、販売数量増加による処理量が増えたこと、充填工場新設による減価償却費の増加、また工場照明のLED化による修繕費の増加等の要因はありましたが、原料払出価格および燃料費の減少等により、売上原価は前年同期比9.3%減となりました。

一方、販売費及び一般管理費は、家庭用ごま油等の拡販により拡売条件費等の販売経費が増加し、前年同期比15.8%増となりました。

この結果、売上高は28,508百万円(前年同期比1,376百万円増)、経常利益は3,375百万円(前年同期比1,092百万円増)、当期純利益は神戸事業所売却による固定資産売却益を計上したこと等により、2,673百万円(前年同期比1,236百万円増)となりました。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

①ごま油事業

ごま油事業におきましては、健康に良いとされた植物油が注目され昨年売上げを伸ばした、えごま油やアマニ油等の購入層が、ごま油やオリーブオイル等の購入にシフトしてきている中、家庭用ごま油を中心に小売店や量販店のフォローアップを行い、ごま油シェアの回復、拡大を行いました。業務用では、600g製品の容器を丸型PET容器にリニューアルし、販売促進に努めたこと、また、外食産業向けの売上げが増加したこと等により、結果、売上高および販売数量ともに前期を上回る結果となりました。

原料購入価格は価格の低下および為替の影響により、前期より低下しております。また、原料の払出価格についても前期より低下しており、単位当たりの原価は前期を下回っております。

こうした環境下において、当社は高品質、高付加価値の純白ごま油をクッキングオイル市場に浸透させるため、交通広告等各種メディアを用いたPR活動を行い、売上拡大に努めております。

以上の結果、売上高は23,640百万円(前年同期比1,294百万円増)、セグメント利益は3,026百万円(前年同期比1,700百万円増)となりました。

 

②食品ごま事業

食品ごま事業におきましては、家庭用ではPB商品の新規獲得があったこと、業務用では加工ユーザー向けのねりごまが好調であること等の理由により、売上高および販売数量ともに前期を上回りました。

売上原価はごま油と同様に、単位当たりの原価は前期を下回っております。

こうした環境下において、当社は新製品のねりごまを中心に販促活動を行っております。

以上の結果、売上高は4,853百万円(前年同期比79百万円増)、セグメント利益は550百万円(前年同期比310百万円増)となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前期末に比べ5,430百万円増加し、10,500百万円となりました。

なお、当事業年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度において営業活動の結果獲得した資金は6,320百万円(前年同期比6,291百万円収入増)となりました。これは有形固定資産除売却益を554百万円計上および法人税等の支払額が1,003百万円あるなどの減少要因があったものの、税引前当期純利益が3,929百万円あり、たな卸資産が2,729百万円減少、減価償却を742百万円行うなどの増加要因により、資金が増加したものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度において投資活動の結果使用した資金は325百万円(前年同期比459百万円支出減)となりました。これは有形固定資産の売却による収入が1,468百万円あったものの、有形固定資産の取得による支出が1,782百万円あったこと等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当事業年度において財務活動の結果使用した資金は563百万円(前年同期比187百万円支出増)となりました。これは主に配当金の支払いによるものであります。

 

 

2【生産、受注及び販売の状況】

(1)生産実績

当事業年度の生産実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当事業年度

(自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日)

前期比(%)

ごま油(トン)

48,675

110.4

内訳

 

 

(ごま油(トン))

(26,983)

111.2

(脱脂ごま(トン))

(21,692)

109.4

食品ごま(トン)

9,692

105.8

合計(トン)

58,368

109.6

(注)1.ごま油生産数量には、輸入原料油、脱脂ごまを含みます。

2.ごま油生産数量は、生産内容が異なるため内訳を記載しております。

(2)商品仕入実績

当事業年度の商品仕入実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当事業年度

(自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日)

前期比(%)

その他(百万円)

17

132.5

合計(百万円)

17

132.5

(注)上記の金額には消費税等は含まれておりません。

(3)受注状況

当社は受注生産は行っておりません。

(4)販売実績

当事業年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。

セグメントの名称

当事業年度

(自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日)

前期比(%)

ごま油(百万円)

23,640

105.7

食品ごま(百万円)

4,853

101.6

報告セグメント計(百万円)

28,494

105.0

その他(百万円)

14

118.9

合計(百万円)

28,508

105.0

(注)1.上記の金額には消費税等は含まれておりません。

2.最近2事業年度の主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合は次のとおりであります。

 

相手先

前事業年度

(自 平成27年4月1日

至 平成28年3月31日)

当事業年度

(自 平成28年4月1日

至 平成29年3月31日)

金額(百万円)

割合(%)

金額(百万円)

割合(%)

三井物産㈱

10,499

38.7

11,391

40.0

三菱商事㈱

4,179

15.4

4,621

16.2

(注)上記の金額には消費税等は含まれておりません。

 

3【経営方針、経営環境及び対処すべき課題等】

文中の将来に関する事項は、当事業年度末現在において当社が判断したものであります。

 

(1)経営方針

当社は、「お客様に常に感謝の心を持ち、安心・安全かつ価値あるごま製品を提供することで、健康でより豊かな食生活の実現に貢献する」という経営理念の下に、ステークホルダーの皆様の期待に応えられる企業を目指しております。

 

(2)経営戦略等

当社は、今後もごまのトップメーカーとして邁進していくために以下の課題について取り組んでおります。

①コスト削減と、コストに見合った価格の実現

②国内市場では量から質への転換

③北米や欧州等の海外市場の拡販に注力

④今後のごま需要の動向を見据えた上での生産体制の推進

⑤品質管理の徹底による安心・安全の更なる追求、研究開発の推進

⑥顧客ニーズにあった新製品の開発

⑦コンプライアンス体制の強化と内部統制システムの構築によるCSR(企業の社会的責任)の向上

⑧株主に利益が還元できる体制を確立するため、優れた人材を確保

 

(3)経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等

当社は、変化の厳しい経営環境下でも、安定かつ継続的に利益を確保できる経営体質の確立を目指しております。収益力の指標である売上高経常利益率を重視した経営を行っていくことで、収益力の向上を図ってまいります。

 

(4)経営環境

食品業界の経営環境につきましては、原料価格の不安定さ、少子高齢化による国内需要の減退等により、競合メーカーとの競争激化が予想されます。また、消費者からは食の安全、安心を確保するための管理体制の強化や、多様な消費者ニーズに対応する必要が求められており、依然として厳しい状況が続くことが予想されます。

 

 

4【事業等のリスク】

当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性のあるリスクは、主に以下のようなものがあります。

なお、文中における将来に関する事項は、有価証券報告書提出日(平成29年6月23日)現在において当社が判断したものであります。

 

(1)原料調達及び為替相場について

当社の主要原材料であるごま種子は、そのほぼ全量を海外から調達しております。そのため原材料の仕入価格が、世界のごま種子市場の需給バランスの変化や、生産国の経済情勢、天候、作付状況によって変動し、当該価格が高騰した場合には、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

また、ごま種子の輸入やごま油等の輸出取引には、外貨(米ドル)による為替相場変動の影響を受ける場合があります。そのため当社は為替予約等により、相場の変動のリスクをヘッジしておりますが、そのリスクを全て排除することは不可能であり、急激な為替相場の変動があった場合は、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(2)カントリーリスクについて

当社では、主要原材料であるごま種子をそのほぼ全量について海外から輸入しております。また、販売政策の課題として、海外への輸出販売高の拡大に取り組んでおります。

そのため、当社の関連する国において、災害、テロ、戦争、政治・経済状況の激変などの事象が起きた場合に、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(3)食の安全について

当社は、製品の安全・安心を確保するため、FSSC22000の国際規格を取得し、製品のトレーサビリティーの確保、製品検査、工程管理、製造環境の整備など厳しい品質管理体制を構築しております。

しかしながら、これらの取り組みの範囲を超えた品質問題が発生した場合、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(4)自然災害について

当社は、香川県小豆郡に当社製品の生産工場(小豆島工場)を有しております。当該工場では、一定の製品備蓄を行っておりますが、当社における製品の生産工場はこの一箇所のみであり、地震等の大規模な災害が発生した場合、生産設備の毀損あるいは事業中断等により、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(5)市場動向について

当社の事業の大部分は、日本国内において展開しており、国内景気等による消費動向が事業に大きな影響を及ぼす可能性があります。また、日本は少子・高齢化が進んでおり、このまま人口の減少が続きますと、需要の減少により市場が縮小し製品販売数量が減少する可能性があります。

当社は、このような影響を最小限に抑えるべく、新たな高付加価値製品の開発や輸出売上高を高めるなどの対策を講じておりますが、更なる景気動向の悪化や当社製品への需要低下等により、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(6)法律等の諸規制について

当社は「食品衛生法」、「食品表示法」、「JAS法」、「製造物責任法」及び「容器包装に係る分別収集及び再商品化の促進等に関する法律」等による法的規制の適用を受けております。当社は、これら法律の遵守に努めておりますが、今後において法的規制の変更、強化、新たな規制の導入がされた場合には、当社の事業活動が制限され、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(7)許認可について

当社の小豆島工場では、厚生労働省より食品衛生法に基づく食用油脂製造業に関する営業許可証をうけております。営業許可については、製品に製造上衛生に関する食品事故が発生した場合には取り消される可能性があります。また営業許可の更新については、5年毎に行うこととなっており、食品衛生法の定める施設基準に対する不適合があった場合には更新がされず、不適事項については改善のうえ再検査を行い、基準に適合させる必要があります。現営業許可証の有効期限は、平成34年5月31日までとなっております。なお、営業許可の取り消し及び営業の禁止又は停止については、食品衛生法第55条、第56条等に定められております。また、提出日(平成29年6月23日)現在までの間において、営業許可の取り消し及び営業の禁止又は停止となる事由は存在しておりません。

当社では、許可の継続のため、法令の順守及び製品の品質管理を徹底して行っておりますが、将来、何らかの理由により、許可の取り消しが起こった場合には、営業停止の事態となり、当社の業績及び財政状態に影響を及ぼす可能性があります。

 

(8)三菱商事株式会社、三井物産株式会社、小澤物産株式会社及び小澤商事株式会社との関係について

現在、三菱商事株式会社及び三井物産株式会社の2社は、当社におけるその他の関係会社に、小澤物産株式会社及び小澤商事株式会社の2社は、関連当事者に該当しております。

このうち三菱商事株式会社と三井物産株式会社の2社は主要取引先であり、各取引のうち、当事業年度末時点で、販売高が販売高全体の56.2%、仕入高が仕入高全体の65.0%を占めております。

販売先としては、上記2社とは取引先信用補完のための帳合取引を行っており、実質は帳合先の会社に対しての売上であるため、当社における2社の販売高の割合が、即ち依存度を示すものではありません。

仕入先としては、当社では上記2社のほか、他の商社とも取引関係があり、当社にとって最も有効な条件を提示した取引先からの仕入を行っており、当社における上記2社の仕入額の割合が、即ち依存度を示すものではありません。

しかしながら、現状において、当社では上記2社に対する各取引高の金額が大きいため、取引関係が解消した場合等には、ただちに代わりの企業を探すことが困難な可能性もあります。

当社の主要株主である関連当事者の小澤物産株式会社につきましては、製品輸送のための物流コンテナ等の購入取引を、当社の役員の近親者が議決権の過半数を所有している関連当事者の小澤商事株式会社につきましては、製品の保管荷役及び運送委託の取引をそれぞれ行っておりますが、取引条件については、第三者と比較検討を実施した結果、公正な取引条件で実施しており、独立性は担保されております。

また、社外役員としては、当社監査体制の強化を目的として三菱商事株式会社、三井物産株式会社及び小澤物産株式会社より当社社外監査役を1名ずつ受け入れておりますが、同様に当社の独立性に影響を及ぼすリスクはないと考えております。

 

5【経営上の重要な契約等】

該当事項はありません。

 

6【研究開発活動】

当社は多くの消費者に自然の恵みを活かした、健康的で豊かな食生活に貢献できる魅力のある製品を開発、提供することを研究開発活動の基本方針としております。

当社の研究開発体制として、販売業務部では、当社製品に対する顧客要望、マーケット情報などの顧客ニーズを取り纏め、新製品の企画・立案を行っております。研究部では、顧客ニーズを踏まえ、ごま関連商品の市場調査や競合他社製品の分析、既存の工程条件の見直し、新しいごま製品の加工技術の検討を行い、新製品の開発や既存製品の改良、リニューアルを行っております。また、ごま及びごま油の基礎研究や応用研究にも取り組んでおります。

今後は、「価値あるごま製品を提供することで、健康でより豊かな食生活に貢献する」という経営理念に基づき、外部機関との協力体制を構築、共同研究を行いながら、当社独自の研究開発活動を推進します。

なお、当事業年度における研究開発費の総額は50百万円となっております。

当社はセグメント共有の研究開発を行っているため、研究開発費の総額、研究開発活動は特定のセグメントに区分しておりません。

最近における研究開発活動の主なテーマと開発目標は次のとおりであります。

 

主要テーマ

開発目標

顧客要望に基づくごま製品の開発

製品開発・用途開発によるマーケットの拡大

ごま関連の加工技術、独自製法の探索

付加価値製品創出による競争力ある製品の開発

美味しさを追求するごまの研究

味・香り・食感・安定性・嗜好性・加工性等

様々な視点からの新しいごまの利用、価値を見出す

健康を訴求する機能性成分の研究

ごまに含まれる栄養成分や機能性成分の研究

「美味しさ+α」の製品開発

 

7【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)財政状態の分析

(流動資産)

当事業年度末の流動資産におきましては、前事業年度末に比べ3,090百万円増加し、22,623百万円となりました。

これは原料在庫数量の減少等により、たな卸資産が2,729百万円減少するなどの減少要因があったものの、現金及び預金が5,430百万円および売掛金が454百万円増加したこと等によるものであります。

 

(固定資産)

当事業年度末の固定資産におきましては、前事業年度末に比べ353百万円減少し、6,863百万円となりました。

これはごま油充填工場設備をはじめ設備投資を行ったこと等により1,132百万円増加したものの、742百万円の減価償却を行ったこと、神戸事業所売却により898百万円減少したこと等によるものであります。

以上の結果、当事業年度末の総資産は、前事業年度末に比べ2,737百万円減少し、29,486百万円となりました。

 

(流動負債)

当事業年度末の流動負債におきましては、前事業年度末に比べ239百万円増加し、4,696百万円となりました。

これは前事業年度に計上していたごま油充填工場建設工事等の支払いがあったことにより未払金が521百万円減少したものの、買掛金が期末原料仕入れの増加などにより315百万円、未払法人税等が167百万円、流動負債のその他が163百万円および役員賞与引当金が100百万円増加したこと等によるものであります。

 

(固定負債)

当事業年度末の固定負債におきましては、前事業年度末に比べ133百万円増加し、995百万円となりました。

これは資産除去債務の取り崩し等により資産除去債務が15百万円減少したものの、繰延税金負債が144百万円増加したこと等によるものであります。

以上の結果、当事業年度末の負債合計は、前事業年度末に比べ373百万円増加し、5,692百万円となりました。

 

(純資産)

純資産におきましては、前事業年度末に比べ2,363百万円増加し、23,794百万円となりました。

これは当期純利益が2,673百万円あり、剰余金の配当を563百万円行ったため、株主資本が2,109百万円増加したこと、評価・換算差額等が254百万円増加したこと等によるものであります。

 

(2)経営成績の分析

(売上高)

売上高は、前事業年度に比べ5.0%増加し、28,508百万円となりました。

内容といたしましては、第2〔事業の状況〕 1〔業績等の概要〕に記載のとおりであります。

 

(売上原価)

売上原価は前事業年度に比べ9.3%減少し、16,856百万円となりました。

内容といたしましては、第2〔事業の状況〕 1〔業績等の概要〕に記載のとおりであります。

 

(売上総利益)

売上総利益におきましては、前事業年度に比べ3,118百万円増加し11,651百万円となり、売上高総利益率は前事業年度に比べ9.4ポイント増加し、40.9%となりました。

 

(販売費及び一般管理費)

販売費及び一般管理費におきましては、前事業年度に比べ1,106百万円増加し、8,069百万円となりました。

内容といたしましては、第2〔事業の状況〕 1〔業績等の概要〕に記載のとおりであります。

 

(営業利益)

売上総利益から販売費及び一般管理費を控除した営業利益におきましては、前事業年度に比べ2,012百万円増加し3,582百万円となり、売上高営業利益率は6.8ポイント増加し、12.6%となりました。

 

(営業外収益・費用)

営業外損益におきましては、主な営業外収益項目である為替差益から営業外費用項目である為替差損を差し引いた純額が、前事業年度に比べ820百万円減少し273百万円の損失となったこと等により、営業外収益から営業外費用を差し引いた純額は、前事業年度に比べ919百万円減少し、207百万円の損失となりました。

 

(経常利益)

営業利益に営業外収益・費用を加減算した経常利益は3,375百万円となり、売上高経常利益率は前事業年度に比べ3.4ポイント増加し、11.8%となりました。

 

特別利益・損失)

特別損益におきましては、固定資産除売却損が前事業年度に比べ7百万円増加したものの、神戸事業所売却等による固定資産売却益を582百万円計上したことにより、特別利益から特別損益を差し引いた純額は、前事業年度に比べ575百万円増加し、554百万円の利益となりました。

 

(税引前当期純利益)

経常利益から特別利益・損失を加減算した税引前当期純利益は、前事業年度に比べ1,668百万円増加し、3,929百万円となりました。

 

(当期純利益)

法人税、住民税及び事業税と法人税等調整額の合計が1,256百万円となった結果、当期純利益は前事業年度に比べ1,236百万円増加し2,673百万円となり、売上高当期純利益率は前事業年度に比べ4.1ポイント増加し、9.4%となりました。

なお、1株当たりの当期純利益は284円39銭、自己資本当期純利益率は11.8%、総資産経常利益率は12.0%となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当事業年度末における現金及び現金同等物の残高は、前事業年度末に比べ5,430百万円増加し、10,500百万円となりました。

キャッシュ・フローの詳細につきましては、第2〔事業の状況〕 1〔業績等の概要〕に記載のとおりであります。