(1)業績の状況
当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、政府の成長戦略等を背景に、国内株価とともに緩やかではありますが上昇基調となっております。しかしながら、世界経済は北東アジアの地政学的リスクや米国の政権経済政策への不安感が払拭されず、今後の動向は不透明な状況となっております。
食品業界におきましては、国内市場は拡大は望めず、食の安全性確保や顧客ニーズへの対応等自社製品の差別化によるマーケットシェアの確保、海外進出による市場開拓等の対応が求められております。
このような状況下、当社は家庭用金印純正ごま油の発売50周年を記念して、同じく生誕50周年を迎える人気キャラクターであるリカちゃんを起用し、幅広い世代に向けてかどやの認知度を更に向上させるべく、広告活動を行っております。また、消費者ニーズに対応した容器のPET化が好調であり、既存製品容器のPET化を順次行っております。
販売数量につきましては、家庭用ごま油を中心に積極的な拡販活動を行った結果、ごま油全体では前年同期比4.8%増、食品ごまは前年同期比5.1%増となりました。また、売上高につきましては、前年同期比3.2%増となりました。
コスト面では、販売数量増加により処理量は増加しましたが、原料の払出価格の減少により、売上原価は前年同期比では14.1%減となりました。
一方、販売費及び一般管理費は、家庭用ごま油等の拡販、また交通広告を積極的に行ったため、拡売条件費および広告宣伝費等の販売経費が増加し、前年同期比12.3%増となりました。
この結果、売上高は7,551百万円(前年同期比237百万円増)、経常利益は1,364百万円(前年同期比812百万円増)、四半期純利益は922百万円(前年同期比556百万円増)となりました。
セグメントの業績は、以下のとおりであります。
①ごま油事業
ごま油事業におきましては、家庭用金印純正ごま油と同じく生誕50周年を迎えるリカちゃんを起用し、公共交通機関でのステッカー広告および雑誌メディアを用いた積極的な広告活動を行いました。また、容器をPET化したことが消費者から支持を受け、結果、売上高および販売数量ともに前年を上回る結果となりました。
原料購入価格および払出価格は、前期より低下しており、単位当たりの原価は前期を下回っております。
こうした環境下において、当社は顧客ニーズに対応した容器のPET化を順次行い、ごま油シェアの回復、拡大に努めております。
以上の結果、売上高は6,244百万円(前年同期比227百万円増)、セグメント利益は1,138百万円(前年同期比622百万円増)となりました。
②食品ごま事業
食品ごま事業におきましては、スーパーマーケットやドラッグストアへの販路拡大により家庭用食品ごまの売上げが好調であること、業務用では加工ユーザー向けのねりごまが引き続き好調であること等の理由により、売上高は前年を上回りました。また売上原価はごま油と同様に、単位当たりの原価は前年を下回っております。
こうした環境下において、当社は空気の力で自立するエアホールドパウチ仕様のねりごまを中心に販促活動を行っております。
以上の結果、売上高は1,303百万円(前年同期比9百万円増)、セグメント利益は220百万円(前年同期比66百万円増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ298百万円減少し、10,201百万円となりました。
なお、当第1四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期累計期間において営業活動によるキャッシュ・フローは、741百万円の収入(前年同期比363百万円収入減)となりました。これは売上債権が398百万円増加、賞与引当金が243百万円減少、法人税等の支払額が691百万円あるなどの減少要因はあったものの、税引前四半期純利益が1,356百万円あり、たな卸資産が386百万円減少、仕入債務が530百万円増加するなどの増加要因により、資金が増加したものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期累計期間において投資活動によるキャッシュ・フローは、138百万円の支出(前年同期比220百万円支出減)となりました。これは有形固定資産等の取得による支出が131百万円あったこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第1四半期累計期間において財務活動によるキャッシュ・フローは、901百万円の支出(前年同期比438百万円支出増)となりました。これは配当金の支払いによるものであります。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期累計期間における研究開発活動の金額は、12百万円であります。
なお、当第1四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。