第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営上の重要な契約等】

当社は平成29年10月30日開催の取締役会において、カタギ食品株式会社を取得し、子会社化することについて決議し、同日付で株式譲渡契約を締結いたしました。

詳細は、「第4 経理の状況 1.四半期連結財務諸表 注記事項(企業結合等関係)」に記載のとおりであります。

 

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益の改善が進み、国内株価は上昇しました。また、今後の政府の経済政策によっては、更なる景気の底上げが期待されます。しかしながら、世界経済は北東アジアの地政学的リスクへの不安感が払拭されず、今後の動向は不透明な状況となっております。

食品業界におきましては、国内市場の拡大は望めず、食の安全性確保や顧客ニーズへの対応等自社製品の差別化によるマーケットシェアの確保、海外進出による市場開拓等の対応が求められております。

このような状況下、当社は家庭用金印純正ごま油の発売50周年を記念して、同じく生誕50周年を迎える人気キャラクターであるリカちゃんを起用、幅広い世代に向けて当社の認知度を更に向上させるべく、広告活動を行っております。また、当社製品の品質の更なる向上のため、品質保証部を設置した他、軽量で持ちやすいPET容器の製品展開等、安全・安心で高品質の製品をお客様に提供できるよう活動を行っております。

この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高22,924百万円、経常利益は4,351百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,963百万円となりました。

なお、当社は平成30年3月期第3四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同期比については記載しておりません。

 

セグメントの業績は、以下のとおりであります。

   ①ごま油事業

ごま油事業におきましては、家庭用金印純正ごま油と同じく生誕50周年を迎えるリカちゃんを起用し、公共交通機関でのステッカー広告および雑誌メディアを用いた積極的な広告活動を行いました。また、軽量で持ちやすいPET容器製品について、消費者から好評を得ていることから、製品ラインナップを揃え、積極的に拡販を行っております。その他、ごま油の用途多様性に着目し、濃口や純白のごま油の訴求活動を行い、市場拡大に努めております。なお、ごま原料の仕入価格が近年の中で比較的低価かつ安定的に推移していた影響等により、取引先からの値下げ要請の増加等があり、販売価格は低下傾向にあります。

以上の結果、売上高は19,105百万円、セグメント利益は3,593百万円となりました。

 

   ②食品ごま事業

食品ごま事業におきましては、スーパーマーケットやドラッグストアへの販路拡大により家庭用食品ごまの販売が好調に推移しております。また、業務用においては、加工ユーザー向け等に対し積極的な拡販を行っておりますが、食品ごまにおいてもごま原料の仕入価格が近年の中で比較的低価かつ安定的に推移していた影響等により、取引先からの値下げ要請の増加等があり、販売価格は低下傾向にあります。

こうした環境下において、当社は空気の力で自立するエアホールドパウチ仕様のねりごまを開発し、販促活動を行っております。

以上の結果、売上高は3,804百万円、セグメント利益は639百万円となりました。

 

(2)キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、11,209百万円となりました。

なお、当第3四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

  (営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第3四半期連結累計期間において営業活動によるキャッシュ・フローは、3,025百万円の収入となりました。これは売上債権が1,209百万円増加、法人税等の支払額が1,255百万円あるなどの減少要因はあったものの、税金等調整前四半期純利益が4,341百万円あり、たな卸資産が918百万円減少、減価償却を522百万円行うなどの増加要因により、資金が増加したものであります。

  (投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第3四半期連結累計期間において投資活動によるキャッシュ・フローは、922百万円の支出となりました。これは連結の範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出が534百万円、有形固定資産の取得による支出が320百万円あったこと等によるものであります。

  (財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第3四半期連結累計期間において財務活動によるキャッシュ・フローは、1,393百万円の支出となりました。これは主に配当金の支払い等によるものであります。

 

(3)経営方針・経営戦略等

  当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について、重要な変更は

 ありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

   当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、42百万円であります。

なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。