第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)経営成績

当第2四半期連結累計期間における連結経営成績は以下のとおりであります。なお、当社は、2018年3月期第3四半期連結会計期間より四半期連結財務諸表を作成しているため、前年同期比については記載しておりません。

 

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、相次ぐ自然災害の影響等がありましたが、好調な企業業績等を背景に雇用・所得環境が改善した他、設備投資が増加する等、堅調に推移しました。また、世界経済は、緩やかな回復基調にありますが、米国の保護貿易政策を発端とした貿易摩擦激化や金融市場の動き等により、今後の動向は不透明な状況にあり、日本経済に与える影響も懸念されます。

食品業界におきましては、人口減少傾向により、国内市場の拡大が困難となる中で、差別化によるマーケットシェアの確保、海外市場の開拓、新たな付加価値の創出や不断の食の安全性確保等への対応が求められています。

このような状況下、当社グループは、ごま油の顧客ニーズや用途多様性に着目した製品ラインナップを揃え、拡販に注力しました。

軽量で持ちやすいPET製品においては、家庭用と業務用のいずれの販路も期待できる中容量品の純正ごま油600g製品について、積極的な拡販を行いました。

また、家庭用製品において、より強い風味が特徴である純正ごま油濃口について、手に取りやすい200gの小容量品を7月に発売しました。純正ごま油濃口200gの発売にあたっては、多くのファンに親しまれる宝塚歌劇団と提携した「宝塚歌劇ご招待キャンペーン」を実施し、幅広い消費者に対して、純正ごま油濃口の認知拡大やブランド力の向上を図りました。

また、香りやくせの少ない純白ごま油や、ごま油の香り豊かならー油等においても、積極的な販促や広告活動を展開しています。

食品ごまにおいては、前期11月に家庭用食品ごまに強みを持つカタギ食品株式会社を子会社化したことを契機に、一部で生産体制の改善を行う等、グループ全体の生産効率の向上に取り組みました。

この結果、当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高17,396百万円、経常利益は3,031百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,098百万円となりました。

 

セグメントの業績は、次のとおりであります。

①ごま油事業

ごま油事業におきましては、純正ごま油PET600g製品の家庭用市場における販売が拡大した他、7月に販売開始した純正ごま油濃口200gの販売も順調に推移しております。また、需要の増加に対応可能な生産体制の構築のため、5月に搾油用ごまの焙煎機を更新する設備投資を行っております。

以上の結果、売上高は12,890百万円、セグメント利益は2,324百万円となりました。

 

②食品ごま事業

食品ごま事業におきましては、家庭用食品ごまにおけるスーパーマーケット向けの販売増加や、業務用ねりごまにおける惣菜向けの需要増等により、全体的に好調に推移した他、カタギ食品株式会社の子会社化により販売数量の底上げがされました。また、グループ内の生産体制効率化の一環として、一部の外注委託作業の内製化等を行いました。

以上の結果、売上高は4,478百万円、セグメント利益は569百万円となりました。

(2)財政状態の分析

当第2四半期連結会計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,452百万円増加しました。これは現金及び預金が3,168百万円減少するなどの減少要因があったものの、有形固定資産が3,237百万円、原材料及び貯蔵品が614百万円、受取手形及び売掛金が603百万円増加したこと等によるものであります。

負債につきましては、前連結会計年度末に比べ627百万円増加しました。これは未払法人税等が226百万円、役員賞与引当金が176百万円減少するなどの減少要因があったものの、未払金が1,193百万円増加したこと等によるものであります。

純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ825百万円増加しました。これは親会社株主に帰属する四半期純利益2,098百万円の計上と配当金の支払い1,379百万円の加減算により利益剰余金が718百万円増加したこと等によるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの分析

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の残高は、7,838百万円となりました。

なお、当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によるキャッシュ・フローは、722百万円の収入となりました。これはたな卸資産の増加額638百万円や売上債権の増加額603百万円、法人税等の支払額1,179百万円など減少要因があったものの、税金等調整前四半期純利益3,081百万円や減価償却費367百万円、仕入債務の増加額207百万円などの増加要因があったこと等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によるキャッシュ・フローは、2,511百万円の支出となりました。これは工場用地取得等の有形固定資産の取得による支出が2,478百万円あったこと等によるものであります。なお、いずれの支出も原資は自己資金によります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によるキャッシュ・フローは、1,379百万円の支出となりました。これは配当金の支払いによる支出が1,378百万円あったこと等によるものであります。

 

(4)経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5)業務上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。

 

(6)研究開発活動

当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、48百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(7)主要な設備

当第2四半期連結累計期間において、新たに確定した重要な設備の新設等の計画は、次のとおりであります。

 

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の内容

投資予定金額

資金調達方法

着手及び完了予定年月

完成後の

増加能力

総額

(百万円)

既支払額

(百万円)

着手

完了

当社 袖ケ浦工場

(千葉県袖ケ浦市)

ごま油

ごま油生産設備

8,000

1,573

自己資金

2018.9

2019年度

下期

(注)

(注)完成後の増加能力については、合理的な算出が困難なため、記載を省略しております。

 

3【経営上の重要な契約等】

特に記載すべき事項はありません。