なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、企業収益や雇用情勢の改善が続く緩やかな回復基調にありましたが、中国経済の減速を背景に輸出が伸び悩むなど、先行き不透明な状況で推移いたしました。食品業界におきましては、景気の先行き不透明感から個人消費が低調に推移するなど、厳しい経営環境が続きました。
このような状況のなか、当社グループは今年度からの2ヵ年を「強化」の期間とし、「人財育成」および「基盤整備」を基本方針とする「第三次中期経営計画」(平成29年3月期~平成30年3月期)をスタートさせました。この経営計画のもと、これまでに取り組んできた経営資源の選択と集中、売上拡大戦略をベースに、安定的な利益確保に向けて構造強化を図り、持続的な事業発展を目指しております。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、養魚用飼料や肉類の売上減少などにより360億10百万円(前年同期比5.7%減少)となりました。損益面におきましては、主原料価格の安定的推移により営業利益13億52百万円(前年同期比13.3%増加)、経常利益13億42百万円(前年同期比17.9%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益10億10百万円(前年同期比26.6%増加)となりました。
当第3四半期連結累計期間のセグメントの業績は、次のとおりです。
①水産食品事業
水産食品事業におきましては、魚肉ねり製品の売上は前年並みで推移したものの、機能性食品素材カツオエラスチンや高齢者向けソフト食「ソフミート」の拡販により新規取引が増加したことで、増収となりました。
これらにより、売上高は31億19百万円(前年同期比5.0%増加)、セグメント利益(営業利益)は23百万円(前年同期は50百万円の損失)となりました。
②畜産食品事業
畜産食品事業におきましては、鶏肉の販売数量減少や豚肉の販売単価下落、ロースハムやベーコンなどのOEM(相手先ブランド供給)製品の販売数量減少により、減収となりました。
これらにより、売上高は155億3百万円(前年同期比5.7%減少)、セグメント利益(営業利益)は5億19百万円(前年同期比23.9%減少)となりました。
③飼料事業
飼料事業におきましては、養魚用飼料の値下げや為替の影響による輸出量減少などにより、減収となりました。
これらにより、売上高は155億73百万円(前年同期比9.2%減少)となりました。損益面においては、生産性向上やコスト削減に努めたことなどによりセグメント利益(営業利益)は14億49百万円(前年同期比30.5%増加)となりました。
④その他
その他の売上高は18億13百万円(前年同期比13.7%増加)、セグメント利益(営業利益)は1億61百万円(前年同期比23.7%減少)となりました。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は317億84百万円となり、前連結会計年度末に比べ48億78百万円の増加となりました。
流動資産の増加(前連結会計年度末比31億38百万円増加)は、主に受取手形及び売掛金が34億31百万円増加したことなどによるものです。
固定資産の増加(前連結会計年度末比17億39百万円増加)は、主に投資有価証券が10億58百万円、破産更生債権等が7億82百万円増加したことなどによるものです。
(負債及び純資産)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は245億99百万円となり、前連結会計年度末に比べ31億7百万円の増加となりました。
流動負債の増加(前連結会計年度末比27億1百万円増加)は、主に買掛金が21億3百万円増加したことなどによるものです。
固定負債の増加(前連結会計年度末比4億6百万円増加)は、主にその他(繰延税金負債)が2億84百万円、長期借入金が1億56百万円増加したことなどによるものです。
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は71億85百万円となり、前連結会計年度末に比べ17億70百万円の増加となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益10億10百万円を計上したことや、その他有価証券評価差額金が6億47百万円増加したことなどによるものです。この結果、自己資本比率は20.3%となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は3億60百万円です。