なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当第3四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。
当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続く緩やかな回復基調で推移いたしました。食品業界におきましては、販売競争が激化するなか、物流費などのコスト増加に加え、人手不足が深刻化するなど厳しい経営環境が続きました。
このような状況のなか、当社グループは前連結会計年度からの2ヵ年を「強化」の期間とし、「人財育成」および「基盤整備」を基本方針とする「第三次中期経営計画」(平成29年3月期~平成30年3月期)のもと、安定的な利益確保に向けて構造強化を図り、持続的な事業発展を目指してまいりました。
当第3四半期連結累計期間の売上高は、魚肉ねり製品や機能性食品の売上増加があったものの、養魚用飼料の販売数量が減少したことなどにより346億86百万円(前年同期比3.7%減少)となりました。損益面におきましては、売上減少や豚肉相場が高値で推移したことによる仕入コストの増大などにより営業利益12億18百万円(前年同期比9.9%減少)、経常利益13億8百万円(前年同期比2.5%減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益8億67百万円(前年同期比14.2%減少)となりました。
当第3四半期連結累計期間のセグメントの業績は、次のとおりです。
①水産食品事業
水産食品事業におきましては、魚肉ねり製品の輸出が増加したことや、機能性食品素材カツオエラスチンや高齢者向けソフト食「ソフミート」の販売数量が増加したことにより、増収となりました。
これらにより、売上高は35億15百万円(前年同期比12.7%増加)、セグメント利益(営業利益)は2億80百万円(前年同期は23百万円)となりました。
②畜産食品事業
畜産食品事業におきましては、豚肉の販売数量が増加したことや、調理食品を新規ルートで販売開始したことなどにより、増収となりました。
これらにより、売上高は158億67百万円(前年同期比2.3%増加)となりました。損益面におきましては、豚肉相場が高値で推移したことによる仕入コストの増大や物流費の上昇などにより、セグメント利益(営業利益)は4億39百万円(前年同期比15.4%減少)となりました。
③飼料事業
飼料事業におきましては、養魚用飼料の販売数量が減少したことや、鰻相場が下落したことにより、減収となりました。
これらにより、売上高は138億1百万円(前年同期比11.4%減少)、セグメント利益(営業利益)は11億41百万円(前年同期比21.2%減少)となりました。
④その他
その他の売上高は15億2百万円(前年同期比17.2%減少)、セグメント利益(営業利益)は1億54百万円(前年同期比4.3%減少)となりました。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末の資産合計は323億45百万円となり、前連結会計年度末に比べ46億23百万円の増加となりました。
流動資産の増加(前連結会計年度末比39億75百万円増加)は、主に受取手形及び売掛金が42億55百万円増加したことなどによるものです。
固定資産の増加(前連結会計年度末比6億47百万円増加)は、主に破産更生債権等が5億79百万円増加したことなどによるものです。
(負債及び純資産)
当第3四半期連結会計期間末の負債合計は245億27百万円となり、前連結会計年度末に比べ37億44百万円の増加となりました。
流動負債の増加(前連結会計年度末比38億45百万円増加)は、主に買掛金が24億58百万円、短期借入金が9億26百万円増加したことなどによるものです。
固定負債の減少(前連結会計年度末比1億円減少)は、主にその他(リース債務)が81百万円、退職給付に係る負債が30百万円増加したものの、長期借入金が2億28百万円減少したことなどによるものです。
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は78億18百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億78百万円の増加となりました。これは主に配当金の支払いにより利益剰余金が89百万円減少したものの、親会社株主に帰属する四半期純利益を8億67百万円計上したことなどによるものです。この結果、自己資本比率は21.8%となりました。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は3億73百万円です。