第2 【事業の状況】

 

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものです。

なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間のわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続く緩やかな回復基調で推移いたしました。食品業界におきましては、販売競争が激化するなか、物流費などのコスト増加に加え、人手不足が深刻化するなど厳しい経営環境が続きました。

 このような状況のなか、当社グループは当連結会計年度からの2ヵ年を事業基盤の確立の期間とし、「第四次中期経営計画」(2019年3月期~2020年3月期)をスタートさせました。「前進~次のステージへ」をテーマに、「収益基盤」「財務基盤」「経営基盤」の安定化を図り、持続的な成長を可能とする事業基盤の確立に取り組んでおります。

 当第3四半期連結累計期間の売上高は、養魚用飼料や機能性食品の売上が増加したことなどにより351億45百万円(前年同期比1.3%増加)となりました。損益面におきましては、豚肉の利益率改善などにより営業利益は12億57百万円(前年同期比3.2%増加)、経常利益は13億51百万円(前年同期比3.3%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は9億39百万円(前年同期比8.3%増加)となりました。

 

セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。

 

①水産食品事業

 水産食品事業におきましては、機能性食品素材「カツオエラスチン」および高齢者向けソフト食「ソフミート」の販売が好調に推移したことにより、増収となりました。

 これらにより、売上高は35億65百万円(前年同期比1.4%増加)となりました。損益面におきましては、魚肉ねり製品の主原料であるすり身価格が高値で推移したことにより、セグメント利益(営業利益)は2億43百万円(前年同期比13.1%減少)となりました。

 

②畜産食品事業

 畜産食品事業におきましては、肉類の販売数量が減少したことなどにより、減収となりました。

 これらにより、売上高は157億65百万円(前年同期比0.6%減少)となりました。損益面におきましては、豚肉の利益率が改善したことにより、セグメント利益(営業利益)は6億20百万円(前年同期比41.2%増加)となりました。

 

 

③飼料事業

 飼料事業におきましては、配合飼料の原材料価格高騰に対応した価格改定により、増収となりました。

 これらにより、売上高は140億56百万円(前年同期比1.9%増加)となりました。損益面におきましては、水産物の取り扱い量減少や販売費の増加により、セグメント利益(営業利益)は10億14百万円(前年同期比11.1%減少)となりました。

 

④その他

その他の売上高は17億56百万円(前年同期比16.9%増加)、セグメント利益(営業利益)は1億84百万円(前年同期比19.4%増加)となりました。

 

当第3四半期連結会計期間末における資産合計は328億43百万円となり、前連結会計年度末に比べ35億96百万円増加しました。流動資産の増加(前連結会計年度末比30億11百万円増加)は、主に現金及び預金が8億3百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が34億62百万円増加したことなどによるものであり、固定資産の増加(前連結会計年度末比5億84百万円増加)は、主に破産更生債権等が5億45百万円増加したことなどによるものです。

 

当第3四半期連結会計期間末における負債合計は242億78百万円となり、前連結会計年度末に比べ27億50百万円増加しました。流動負債の増加(前連結会計年度末比27億22百万円増加)は、主に買掛金が18億44百万円、短期借入金が11億62百万円増加したことなどによるものであり、固定負債の増加(前連結会計年度末比28百万円増加)は、主に事業整理損失引当金が72百万円減少したものの、その他(長期リース債務)が1億17百万円増加したことなどによるものです。

 

当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は85億64百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億45百万円増加しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益を9億39百万円計上したことなどによるものです。この結果、自己資本比率は23.6%となりました。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は3億80百万円です。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。