当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間のわが国経済は、輸出に弱さが見られるものの、雇用・所得環境の改善が続く緩やかな回復基調で推移いたしました。食品業界におきましては、物流費などのコスト増加や慢性的な人手不足、国内外での家畜疾病の発生など厳しい経営環境が続きました。
このような状況のなか、当社グループは「第四次中期経営計画」(2019年3月期~2020年3月期)のもと、「前進~次のステージへ」をテーマに「収益基盤」「財務基盤」「経営基盤」の安定化を図り、持続的な成長を可能とする事業基盤の確立に取り組んでまいりました。
「収益基盤」については、機能性食品の増産対応や加工食品工場の最適生産体制を構築するとともに、投資効果の検証などを通じて収益体制の確立に取り組んでおります。
「財務基盤」については、有利子負債や在庫の圧縮による財務改善を図っております。
「経営基盤」については、コーポレートガバナンスを更に強化し継続的な企業価値向上を図っております。
当第2四半期連結累計期間の売上高は、養魚用飼料の販売数量が増加したことなどにより223億93百万円(前年同期比2.8%増加)となりました。損益面におきましては、売上増加により営業利益は5億76百万円(前年同期比19.6%増加)、経常利益は6億37百万円(前年同期比16.9%増加)となりましたが、税金費用の増加により親会社株主に帰属する四半期純利益は3億49百万円(前年同期比13.2%減少)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりです。
①水産食品事業
魚肉ねり製品におきましては、中国向けの輸出が増加したものの、国内の売上が減少したことにより、減収となりました。
機能性食品におきましては、機能性食品素材「カツオエラスチン」や和菓子、高齢者向けソフト食「ソフミート」の売上が増加したことにより、増収となりました。
これらにより、売上高は24億1百万円(前年同期比1.8%増加)、セグメント利益(営業利益)は1億66百万円(前年同期比12.6%増加)となりました。
②畜産食品事業
ハム・ソーセージ等食肉加工品におきましては、業務用商材の販売数量が減少したことなどにより、減収となりました。
肉類におきましては、猛暑の影響などにより豚肉の国内生産量が減少するなか、既存量販店への豚肉の売上が減少したことにより、減収となりました。
調理食品におきましては、販売単価が下落したことにより、減収となりました。
これらにより、売上高は94億96百万円(前年同期比2.8%減少)となりました。損益面におきましては、豚肉仕入れコストの増加などによる利益率の悪化もありセグメント利益(営業利益)は51百万円(前年同期比75.6%減少)となりました。
③飼料事業
養魚用飼料におきましては、ブリ・マダイの在池量増加を背景に販売数量が増加したことにより、増収となりました。
水産物におきましては、ブリの取り扱い量が増加したことにより、増収となりました。
畜産用飼料におきましては、養豚用飼料の販売数量が増加したことにより、増収となりました。
これらにより、売上高は92億16百万円(前年同期比7.9%増加)、セグメント利益(営業利益)は7億54百万円(前年同期比30.9%増加)となりました。
④その他
その他の売上高は12億79百万円(前年同期比14.2%増加)、セグメント利益(営業利益)は1億47百万円(前年同期比65.3%増加)となりました。
当第2四半期連結会計期間末における資産合計は312億14百万円となり、前連結会計年度末に比べ10億85百万円増加しました。流動資産の増加(前連結会計年度末比9億80百万円増加)は、主に現金及び預金が7億41百万円減少したものの、受取手形及び売掛金が14億58百万円、商品及び製品が2億82百万円増加したことなどによるものであり、固定資産の増加(前連結会計年度末比1億4百万円増加)は、主に投資有価証券が9億46百万円減少したものの、破産更生債権等が7億64百万円、有形固定資産が2億57百万円増加したことなどによるものです。
当第2四半期連結会計期間末における負債合計は229億43百万円となり、前連結会計年度末に比べ14億69百万円増加しました。流動負債の増加(前連結会計年度末比11億82百万円増加)は、主に買掛金が2億77百万円、その他に含まれる未払金が6億3百万円減少したものの、短期借入金が18億89百万円増加したことなどによるものであり、固定負債の増加(前連結会計年度末比2億86百万円増加)は、主にその他に含まれる繰延税金負債が2億88百万円減少したものの、長期借入金が4億21百万円、その他に含まれるリース債務が1億40百万円増加したことなどによるものです。
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は82億71百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億84百万円減少しました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益を3億49百万円計上したものの、配当金の支払いによる利益剰余金の減少が1億33百万円あったことや、その他有価証券評価差額金が5億81百万円減少したことなどによるものです。この結果、自己資本比率は23.9%となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、財務活動によるキャッシュ・フローは増加したものの、営業活動によるキャッシュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・フローの減少により、前連結会計年度末に比べ10億97百万円減少の11億31百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の減少は23億39百万円(前年同期は16億68百万円の減少)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益5億90百万円や減価償却費4億円の計上があったものの、売上債権の増加が22億21百万円、未払金の減少が5億10百万円あったことなどによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は4億円(前年同期は5億17百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が4億28百万円あったことなどによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の増加は16億42百万円(前年同期は9億46百万円の増加)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出が8億67百万円あったものの、長期借入れによる収入が11億72百万円、短期借入金の純増加額が16億10百万円あったことなどによるものです。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた問題はありません。
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2億65百万円です。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。