当第2四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
継続企業の前提に関する重要事象等
当社は、2期連続の夏場の天候不順による主力製品(アイスクリーム等)の販売伸び悩み等により、平成26年2月期(第103期事業年度)及び平成27年2月期(第104期事業年度)に連続して営業損失を計上したことから、継続企業の前提に関する重要事象の存在を認識しております。
しかしながら、当社は当該状況を早期に解消するため、「3 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析(6)事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討内容及び当該重要事象等を解消し、又は改善するための対応策」に記載のとおり、具体的な対応策を講じることにより収益力の回復に努めており、また今後の運転資金を十分に確保できていることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。
文中の将来に関する事項は、当第2四半期会計期間の末日現在において、当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、政府による経済政策を背景に、企業収益の改善が見られ、雇用環境の改善や設備投資の持ち直し等が継続し、緩やかな回復基調が続いております。しかしながら、個人消費の弱さが残るとともに、海外経済の減速が懸念されるなど、先行きについては依然として不透明な状態が続いております。
国内食品業界におきましては、消費者の根強い節約志向が続く中で、円安による原材料価格の上昇による製造コストの上昇や、低価格化による販売競争等により、依然として厳しい経営環境が続いております。
このような状況のもと当社は、経営環境の変化に対応し、さらなる企業価値向上に取組むことを基本方針とする中期経営計画「Challenge For Next Century」に基づいて、将来の持続的成長の実現に向けた取り組みを積極的に展開いたしました。また、平成28年3月に創業100周年を迎えるに当たり、自社の企業価値を見直し、現状の経営課題を解決する契機とすること、及び会社の歴史を振り返り今後の事業の方向性を構築・発信していくことを目的として、業績の向上や知名度の向上、社内改革等に積極的に取組みました。
当第2四半期累計期間の売上高は、自社製品の販売が順調に推移し、OEM製品(相手先ブランド名製造)の販売数量についても前期に比べ増加したことから、2,362百万円(前年同期は2,330百万円)となりました。
損益面については、自社製造品の販売強化を積極的に行い、製造工場の操業度を向上させるとともに、製品の製造ロスの削減や販売費及び一般管理費の節約、営業効率の改善に努めました。その結果、営業利益は前年より改善し91百万円(前年同期は33百万円)となりました。経常利益は101百万円(前年同期は44百万円)、四半期純利益は95百万円(前年同期は34百万円)となりました。なお、当社は夏季に集中して需要が発生するため、特に第2四半期会計期間の売上高は、他の四半期会計期間の売上高と比べ著しく高くなる傾向にあります。
(2) 財政状態
当第2四半期会計期間末における総資産は前事業年度末に比べ、530百万円増加し、2,626百万円となりました。資産の増減の主なものは、現金及び預金の増加額253百万円、受取手形及び売掛金の増加額404百万円、商品及び製品の減少額180百万円、投資有価証券の増加額37百万円等であります。負債は前事業年度末に比べ407百万円増加し、1,456百万円となりました。負債の増減の主なものは、買掛金の増加額148百万円、短期借入金の増加額250百万円、未払金の減少額24百万円、未払消費税等の増加額20百万円等であります。純資産は前事業年度に比べ123百万円増加し1,169百万円となりました。純資産の増加の主なものは、利益剰余金の増加額95百万円、有価証券評価差額金の増加額29百万円等であります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前事業年度末に比べ253百万円増加し、392百万円となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における営業活動の結果得られた資金は、75百万円(前年同期は2百万円の使用)となりました。これは主として、税引き前当期純利益101百万円、減価償却費51百万円、売上債権の増加額404百万円、たな卸資産の減少額175百万円、仕入債務の増加額148百万円、未払金の減少額13百万円、未払消費税の増加額20百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における投資活動の結果使用した資金は、63百万円(前年同期は43百万円の使用)となりました。これは主として、アイスクリーム製造の合理化のための有形固定資産の取得による支出58百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期累計期間における財務活動の結果得られた資金は、241百万円(前年同期は129百万円の獲得)となりました。これは主として、短期借入金の純増額250百万円、リース債務の返済による支出7百万円等によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 事業等のリスクに記載した重要事象等についての分析・検討内容及び当該重要事象等を解消し、又は改善するための対応策
当社は、2期連続の夏場の天候不順による主力製品(アイスクリーム等)の販売伸び悩み等により、平成26年2月期(第103期事業年度)及び平成27年2月期(第104期事業年度)に連続して営業損失を計上したことから、継続企業の前提に関する重要事象の存在を認識しております。
しかしながら、当社は当該状況を早期に解消するため、中期経営計画「Challenge For Next Century」における施策である①営業の強化②経営基盤の強化③業務の効率化、標準化④製品ブランド力の強化⑤コストダウン⑥人材の育成に積極的に取り組むと共に、平成27年2月23日の取締役会で、佐渡工場のアイスクリーム及び笹だんごの製造を中止し、アイスクリームの製造は新潟工場へ、笹だんごの製造は三条工場へ集約することを決定し、経費の削減及び生産効率の改善を推進しております。
これらの施策を講じながら収益力の回復に努めており、今後の運転資金も十分に確保できていることから、継続企業の前提に関する重要な不確実性は認められないものと判断しております。