第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大の影響を受け、経済活動の停滞や個人消費の低迷等により厳しい状況となりました。経済活動が再開するにつれ持ち直してきたものの、足元では感染が再拡大しており、先行きは依然不透明な状況となっております。

このような環境下において、当社グループでは、IT技術を活用した働き方改革や業務改善に積極的に取り組むと同時に、市場、顧客ニーズの探索に注力し、これまで培ってきた当社グループの技術を活かした提案型営業活動の強化に努めるなど、更なる事業基盤の強化を図ってまいりました。しかしながら、当社グループの売上高は前年同期比10.1%減少の18,315百万円となりました。利益面では、高付加価値製品の拡販等と経費削減が利益向上に寄与しましたが、売上高の減少により、営業利益は前年同期比7.0%減少の1,446百万円、経常利益は前年同期比6.6%減少の1,595百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比8.3%減少の1,098百万円となりました。

  

セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

[化学品事業]

化学品事業においては、電子材料向け樹脂は、世界的なテレワーク等の拡大により、液晶向け及び半導体向け製品が堅調に推移しました。その他用途向けについては、当第3四半期には回復基調に転じましたが、建築関連向け樹脂は、住宅着工件数の減少や建設工事の延期や中止等により前年を下回り、また、自動車関連向け樹脂についても、顧客の稼働率は持ち直したものの前年を下回りました。その結果、売上高は前年同期比10.0%減少14,897百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比11.9%減少1,379百万円となりました。

[食品事業]

食品事業においては、いわゆる「巣ごもり消費」の増加により酒類向け製品は増加しましたが、新型コロナウイルス感染症拡大による外出自粛及び各種イベントの中止に加え、夏場の天候不順の影響を受け清涼飲料向け製品が低調に推移しました。その結果、売上高は前年同期比11.2%減少3,233百万円、セグメント損失(営業損失)は58百万円(前年同期133百万円のセグメント損失(営業損失))となりました。

[不動産活用業]

不動産活用業は、ほぼ前年並みで推移した結果、売上高は前年同期比0.0%増加184百万円、セグメント利益(営業利益)は前年同期比1.3%増加125百万円となりました。

 

当第3四半期連結会計期間末の資産合計は前連結会計年度末と比べ546百万円減少し、50,079百万円となりました。これは、主に売上高の減少により売上債権が減少したことによるものです。

負債合計は前連結会計年度末と比べ1,376百万円減少し、7,229百万円となりました。これは、主に売上高の減少により仕入債務が減少したこと及び前連結会計年度の設備投資に伴う設備関係未払金が当連結会計年度に決済されたことにより減少したことによるものです。

純資産合計は前連結会計年度末と比べ829百万円増加し、42,850百万円となりました。これは、主に親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したこと及び有価証券の時価上昇によりその他有価証券評価差額金が増加したことによるものです。

 

(2) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当連結会社の優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は997百万円であります。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。