当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善などにより緩やかな回復基調が続いたものの、個人消費の足踏み及びアジア新興国や資源国等の景気減速による景気下振れリスク等もあり、先行き不透明な状況が続いております。
加工食品事業につきましては、お客様の生活防衛意識が高まるなか、競合他社との価格競争激化などから、厳しい状況が続いております。また、食肉事業につきましては、米国産牛肉の相場が出荷頭数の回復傾向から落ち着きを取り戻しつつある一方で、国産牛肉は出荷頭数の減少から高値相場が継続しております。豚肉は需要の増加もあり、国産相場が上昇に転じました。
このような状況のなか、当社グループは、お客様に、より安全でより安心して召し上がっていただける食品を提供する総合食品メーカーとして、真に社会的存在価値が認められる企業を目指し、「基盤事業の強化」「多角化戦略の推進」「ローコスト経営の促進」などの基本方針を軸に企業活動を推進してまいりました。
以上の結果、当第1四半期連結累計期間における売上高は前年同四半期比0.5%増の566億円、営業利益は同53.7%増の16億45百万円、経常利益は同54.4%増の17億47百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同61.5%増の11億35百万円となりました。
セグメント別の業績の概況は、次のとおりであります。
① 加工食品事業
ハム・ソーセージ部門では、平成28年4月にさらにおいしくジューシーにリニューアル発売した「燻製屋熟成あらびきウインナー」などの主力商品を中心に「丸大VICTORY!!応援キャンペーン」などを実施し、売上拡大を図りました。また、こだわりの旨さと使いやすいパッケージでご好評をいただいております「燻(いぶし)特級ベーコン」「炙(あぶり)ばら焼豚」に加えて「旨(うまみ)ホワイトももハム」を投入したほか、瀬戸内産レモン果汁パウダー入りの「チーズかまぼこ レモン味」などの新商品を積極的に展開し拡販を図りました。これらの施策を行いましたが、お客様の節約志向や競合他社との販売競争激化などから、当部門の売上高は前年同四半期比3.0%の減収となりました。
調理加工食品部門では、海藻の旨みを含んだこだわりの塩を使用した「淡路島の藻塩使用 から揚げ」などのチキン惣菜が堅調に推移しました。また、「ジャワ風ビーフカレー」を追加した「シェフの匠」シリーズなどのレトルトカレー商品や、「宇都宮 肉餃子」などの餃子類を拡販しました。デザート・飲料類につきましては、人気商品の「SWEET CAFE」シリーズやブラックタピオカ入り飲料の「TAPIOCA TIME」シリーズなどが引き続き好調に推移しました。以上のことから、当部門の売上高は前年同四半期比5.8%の増収となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は前年同四半期比1.0%増の399億81百万円となりました。営業利益は、合理化によるコスト削減効果や原材料価格・エネルギーコストの低下もあり、前年同四半期比5.8%増の11億58百万円となりました。
② 食肉事業
牛肉につきましては、国産牛肉は高値相場が継続するなか、米国産チルド牛肉の拡販を図りました。豚肉につきましては、需要が増加するなかで、輸入チルド豚肉などの売上拡大に注力しました。また、鶏肉につきましては、輸入鶏肉相場の下落により売上高は低調に推移しました。
以上の結果、当セグメントの売上高は前年同四半期比0.5%減の165億76百万円となりました。営業利益は、前年同四半期において相場が大幅に下落した輸入冷凍牛肉の収益改善などから、4億35百万円(前年同四半期は61百万円の営業損失)となりました。
③ その他事業
その他事業の売上高は前年同四半期比53.5%減の42百万円、営業利益は前年同四半期比35.4%増の51百万円となりました。
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、現金及び預金が19億46百万円減少しましたが、受取手形及び売掛金が16億67百万円増加、たな卸資産が14億13百万円増加したことなどから、前連結会計年度末に比べ19億46百万円増加し、1,264億68百万円となりました。
負債は、支払手形及び買掛金が15億7百万円増加、未払金が8億55百万円増加したことなどから、前連結会計年度末に比べ20億72百万円増加し、542億72百万円となりました。
純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益11億35百万円の計上がありましたが、剰余金9億19百万円の配当や、その他有価証券評価差額金が4億83百万円減少したことなどから、前連結会計年度末に比べ1億26百万円減少し、721億95百万円となりました。
以上の結果、自己資本比率は、前連結会計年度末から1.0%低下し、56.8%となりました。
(単位:百万円)
| 前第1四半期 | 当第1四半期 | 増 減 額 | |
営業活動によるキャッシュ・フロー | 2,021 | 1,474 | △547 | |
投資活動によるキャッシュ・フロー | △341 | △1,000 | △659 | |
財務活動によるキャッシュ・フロー | △656 | △2,419 | △1,762 | |
現金及び現金同等物の増減額 | 1,024 | △1,946 | △2,970 | |
現金及び現金同等物の四半期末残高 | 14,947 | 15,054 | 107 | |
営業活動によるキャッシュ・フローは、運転資金の増加による減少要因がありましたが、税金等調整前四半期純利益の計上などから、14億74百万円増加しました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、生産設備の増強・合理化や品質向上のための固定資産の取得による支出などから、10億円減少しました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、有利子負債の返済や配当金の支払いなどから、24億19百万円減少しました。
以上の結果、当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物残高は、前連結会計年度末から19億46百万円減少し、150億54百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2億8百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6) 主要な設備
当第1四半期連結累計期間において新たに確定した重要な設備の新設計画は、次のとおりであります。
会社名 | 事業所名 | セグメントの名称 | 設備の内容 | 投資予定額 | 資金調達 | 着手年月 | 完了予定 | |
総額 | 既支払額(百万円) | |||||||
提出会社 | 本社 | 加工食品事業他 | 基幹システム入替・更新 | 3,000 | - | 自己資金 | 平成28年6月 |
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安曇野食品工房㈱ | 兵庫工場(兵庫県 | 加工食品事業 | 製造設備等 | 1,287 | - | 自己資金及び | 平成28年8月 |
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(注) 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。