第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第1四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
  また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第1四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定または締結等は行われておりません。 

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

当第1四半期累計期間(平成28年1月~3月)における我が国経済は、政府による経済施策や日銀による金融緩和策により企業業績や雇用情勢に改善傾向が見られましたが、中国経済の急激な景気減速に伴う原油安や平成29年4月の消費税増税に対する不安など景気の先行きに不透明感が見られる状況となっております。外食業界ではインバウンド消費が好調である反面、個人消費の伸び悩みや中食の増加など業態を超えた競争が激化しております。

このような環境の下、当社ではサーティワンアイスクリームの永遠の経営モットーである“We make people happy.”「アイスクリームを通じて、皆様に幸せをお届けします。」をスローガンに、全てのお客様に高品質で美味しいアイスクリームと“FUN(楽しいこと、嬉しいこと、感動すること)”に満ちたひとときを提供し、日本で最も愛され親しまれるチェーンとなることを目指すとともに、企業の継続的成長の維持と、企業価値の増大に努めてまいりました。

また、当期は安定的黒字体質を早急に取り戻すべく、核となるフランチャイズ・ビジネスの更なる強化と事業領域拡大に向けた新しい活動を既に始めており、事業基盤の再構築に向け本格的な取り組みを全力で進めてまいります。

当期のマーケティング戦略のテーマは「Back to Basics(原点回帰)」です。サーティワン・ブランドが最も勢いに乗っていた2000年代の原点にもう一度立ち戻り、フレーバーやキャンペーン、ターゲットなどを見直し、更に進化させてまいります。その施策としては、最盛期の6月から8月にかけて大型のバリュー・プロモーションを実施すると同時に、コミュニケーション・ターゲットを情報発信力の強い女子中高生に戻し、TVCMやSNSのメディアを活用し、しっかりと告知して確実に売上を向上させてまいります。他にも「イースター」や「ハロウィン」「クリスマス」など魅力的なキャンペーンの実施や新しい商品の発売により、さらに売上の向上を図ります。

また、当期は特にフレーバーにフォーカスし、第1四半期では1月のフレーバー・オブ・ザ・マンスとして新登場の3種類のバニラが1度に味わえる“バニ バニ バニラ”、3月に24年ぶりに復活の“さくら”の新鮮な美味しさが話題となりました。

営業面では、1月はアイスクリームの詰め合せ商品であるバラエティパック、ギフトボックスをお買い上げのお客様に、‘スヌーピー’ハッピープレートをプレゼントするニューイヤープロモーション(1月1日~1月11日)を実施し、フレーバーのバラエティさ・楽しさを訴え、高単価商品の拡販とヘビーユーザーの再来店を促進いたしました。また、ハッピードールには、当期の干支に因んだお正月限定の“さる”(12月26日~1月11日)を登場させ、イートイン商品強化による新規顧客の獲得を図りました。

そして冬のこの時期に、心温まるプロモーション「スウィートハートウォーミング」(1月15日~3月14日)を実施し幅広い顧客層の購買意欲を高めました。

この期間の新しいフレーバーのラインナップとして“ストロベリーガナッシュ”に加え“チョコレートムースロイヤル”“キャラメルフロマージュ”など、この季節にぴったりの甘くてとろけるような5種類を取り揃えるとともに、期間限定で初の温かい商品“ホット サーティワン ドルチェ”として“フォンダンショコラ”と“メープルストロベリーパンケーキ” の2種類を発売し、新しいアイスクリームの食べ方を提案いたしました。さらに、テイクアウト商品としてバラエティパックやハンドパックも訴求いたしました。

また、苺の美味しさをたっぷり味わえる“フレッシュストロベリーサンデー”(12月26日~3月14日)を販売し、アイスクリーム専門店ならではのシーズンサンデーを提供しブランドの差別化を図りました。

これと並行して実施した「ひなまつりセール」(2月15日~3月3日)では、オケージョン商戦の売上を確保するため期間限定商品“ひなだんかざり”を販売いたしました。さらに、ひなまつり当日は、ピンク色を身に着けて来店され、コーン・カップ商品を購入されたお客様全員にポップスクープ1個プレゼントする「ピンクデー」を実施いたしました。

3月15日からは、6年目を迎える「ワンダフルイースター」フェア(3月15日~4月20日)を実施いたしました。この期間はイースターらしいタマゴをモチーフにした“イースターハッピードール”に“イースターダブルサンデー”、持帰り商品として“イースターバラエティBOX”、イースターに因んだフレーバーとして“スプリングバスケット”、“ヨーグピーチファン”の2種類を販売いたしました。また、300円お買上げごとにスクラッチカードを1枚進呈し、アタリがでたらレジャーシートやランチマット、ゆらゆらふせんをプレゼントして、店内を盛り上げました。

店舗の出店及び改装の状況といたしましては、平成26年から新しい店舗デザイン「Happy1.0」を導入し、店舗イメージ刷新を図っております。新しい店舗は当期3店開設し、当第1四半期末の店舗数は1,177店舗と前第1四半期末に対して13店舗増加いたしました。改装は当期15店実施し、既存店へも新しい店舗デザインの導入促進をいたしました。

以上の結果、売上高は、37億76百万円(前年同期比3.2%増)と前年同期を僅かに上回る結果となりました。

売上原価は、国内乳原料価格の上昇と神戸三木工場の稼働に伴う製造経費の増加等により、19億43百万円(前年同期比16.4%増)となりました。

販売費及び一般管理費は、19億45百万円(前年同期比8.3%減)となりました。これは主にマーケティング・プランの違いによる広告宣伝費の減少(79百万円)、前年同期に行った店舗ユニフォームのリニューアル費用が当第1四半期に発生しなかったこと等による店舗対策費の減少(43百万円)、配送の効率化による物流費の減少(12百万円)によるものであります。

その結果、営業損失は1億12百万円(前年同期は1億33百万円)、経常損失は1億3百万円(前年同期は1億20百万円)、四半期純損失は52百万円(前年同期は36百万円)となりました。

なお、当社はアイスクリーム製品の製造及び販売等を行う単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しております。

 

(2)財政状態の分析

当第1四半期末における総資産は前事業年度末に比べ5億83百万円減少の173億99百万円となりました。これは主に、4月以降の生産に備えた原材料の増加、富士小山工場の生産設備更新に伴う建設仮勘定の増加及び繰延税金資産の増加がありましたが、12月と3月の売上ボリュームの差等による売掛金の減少がそれらを上回ったことによるものであります。

総負債は前事業年度末に比べ2億96百万円減少の79億23百万円となりました。これは主に、有利子負債が2億71百万円減少したことによります。

純資産は前事業年度末に比べ2億86百万円減少の94億75百万円となりました。これは配当金の支払いと四半期純損失の計上により繰越利益剰余金が減少したことによるものであります。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。 

 

(4)研究開発活動

当社は、バスキン・ロビンス・フランチャイジング エルエルシーと“ライセンスおよび技術援助契約”を締結しており、アイスクリーム研究開発については同社で実施しているため、研究開発費は発生しておりません。