第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
  また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

   文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日において当社が判断したものであります。

(1)業績の状況

当第3四半期累計期間(2019年1月~9月)における日本国内の経済環境は、企業収益や雇用情勢・所得環境の改善が継続し、個人消費の増加など景気は引き続き回復基調で推移しました。一方で米中貿易摩擦の激化・長期化によるリスクの高まりや、消費税率の引き上げに伴う消費動向への影響など、国外・内ともに政治・経済動向の不確実性、慢性的な労働力不足など、景気の先行きについては不透明な状況が続いております。

また、アイスクリームを含めたデザート市場は年々拡大し続けており、外食業界ではInstagramやLINE、Facebookなどを中心としたSNSを使ったコミュニケーションやプロモーションが急速に進化し、業態を超えた競争が一層激化しております。

このような環境の下、当社ではサーティワンアイスクリームの永遠の経営モットーである“We make people happy”「アイスクリームを通じて、お客様に幸せをお届けします。」をスローガンに、全てのお客様に高品質で美味しいアイスクリームと“FUN(楽しいこと、嬉しいこと、感動すること)”に満ちたひとときを提供し、日本で最も愛され親しまれるチェーンとなることを目指すとともに、企業の継続的成長の維持と、企業価値の増大に努めてまいりました。

当期のマーケティング戦略は、店頭強化による既存店の活性化を最重要課題とし、アイスクリーム専門店にしかできないフレーバーの投入や、専門店ならではのサービスを提供するとともに、キャンペーンを強化してまいりました。

また、市場環境の変化に対応した店舗戦略として、店頭でキャンペーンやお勧め商品を動画により発信する「デジタル・サイネージ」の導入と強化を進め、店舗の改装やスクラップ&ビルドにも引続き積極的に取り組んでおります。

当第3四半期累計期間の営業施策としては、毎月「フレーバー・オブ・ザ・マンス」として魅力的なアイスクリームを新発売するとともに、冬限定の温かいアイスクリームデザート「ホット31ドルチェ」や、苺の季節に合わせた「フレッシュストロベリーサンデー」、夏には強炭酸を使用した「ザ・クラッシュソーダ」を発売し、アイスクリームケーキは4月に2品、7月に1品、8月に2品を新発売するなど、魅力的な商品ラインナップを展開いたしました。

また、“ミニオン”キャラクターを使用したバリュー・プロモーションや、平成最後の年(平成31年度)に因み、4月は「GOOD-BYE平成サーティワン」、ゴールデンウィークは「平成Thank youキャンペーン」を、盛夏期には6月「“ミニオン”・31・ジャック」、7月「チャレンジ・ザ・トリプル」、8月には初登場のポケモン・キャラクターでの「31ポケ夏!キャンペーン」、更に9月13日までポケモン・プロモーション第2弾を継続し、「ダブルコーン・カップ31%OFF」を9月14日より17日間実施いたしました。また、コミュニケーション・ターゲットは今年も情報発信力の強い女子中高生に設定し、31cLubやSNSでの告知を強化して来店を促進し売上の向上を図りました。

店舗施策として改装を59店実施するとともに、戦略的なスクラップ&ビルドを含め新たな立地への出店を推進した結果、期末店舗数は1,167店舗と前年同期末より12店増加となりました。

しかし、売上高は、昨年3月と4月に実施したソフトバンク社とのコラボレーション「SUPER! FRIDAY」を今年は実施しなかったこともあり、当第3四半期累計期間は144億87百万円(前年同期比95.3%)と前年同期間を下回りました。

売上原価については、前年とのキャンペーン内容の違いにより原価率が2.3%改善し69億48百万円(前年同期比90.9%)となり、売上総利益は75億38百万円(前年同期比99.7%)とほぼ前年並みになりました。

販売費及び一般管理費は、積極的な販売促進活動の実施等により増加し、営業利益は2億17百万円(前年同期比は77.9%)となりました。また、営業外収入において当期から導入を進めているキャッシュレス決済システムの開発に対する報奨金等もあり、経常利益は3億58百万円(前年同期比は96.1%)、四半期純利益1億77百万円(前年同期比は99.9%)と前年並みとなりました。

なお、当社はアイスクリーム製品の製造及び販売等を行う単一セグメントのため、セグメント情報の記載を省略しております。

 

(2)財政状態の分析

当第3四半期末における総資産は前事業年度末に比べ2億18百万円減少の181億26百万円となりました。これは主に、売掛金が減少したことによるものです。

負債は前事業年度末に比べ1億13百万円減少の88億29百万円となりました。これは、主に借入金が減少したことによるものです。

純資産は前事業年度末に比べ1億4百万円減少の92億97百万円となりました。これは主に、配当金の支払いが四半期純利益を上回ったことにより繰越利益剰余金が減少したことによるものです。

 

(3)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(4)研究開発活動

当社は、バスキン・ロビンス・フランチャイジング エルエルシーと“ライセンスおよび技術援助契約”を締結しており、アイスクリーム研究開発については同社で実施しているため、研究開発費は発生しておりません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。