文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間(平成27年7月1日~平成28年3月31日)におけるわが国経済は、各種政策等を背景に輸出企業の業績及び雇用環境改善など緩やかな回復基調にあるものの、中国経済をはじめとする海外景気の減速懸念など下振れリスクもあり、依然として不透明な状況が続いております。
当社グループを取り巻く経営環境につきましても、節約志向・低価格志向は依然として根強く、消費者ニーズの多様化や価格競争の継続など、厳しい状況が続いております。
このような環境のなか、当社グループでは最優先に取り組んでおります「安全・安心」な商品の提供を念頭にお客様の消費動向を捉えながら、効果的な販売促進施策の推進により売上高の拡大に努めてまいりました。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高285億22百万円(前年同四半期比6億12百万円(2.2%)の増加)、営業利益は10億12百万円(前年同四半期比1億95百万円(23.9%)の増加)、経常利益は9億6百万円(前年同四半期比34百万円(4.0%)の増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億80百万円(前年同四半期比1億60百万円(29.7%)の減少)となりました。
当社グループにおけるセグメントごとの経営成績の概況は以下のとおりであります。
① 水産練製品・惣菜事業
当セグメントにおきましては、今冬の平均気温が昨年に比べて全国的に高く、水産練製品の需要にとっては厳しい状況が続くなか、新製品の発売ならびに減塩商品の取り組み強化などの販売促進施策により「蒲鉾」・「かに風味」・「はんぺん」商品群は堅調に推移し、12月のおせち商品群も好調な販売結果を残すことができました。
また、原油安や生産の合理化などの効果もあり、売上高・利益とも前年同四半期を上回る結果となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は248億11百万円(前年同四半期比7億20百万円(3.0%)の増加)、セグメント利益(営業利益)は6億20百万円(前年同四半期は3億95百万円のセグメント利益(営業利益))となりました。
② きのこ事業
当セグメントにおきましては、天候による野菜相場の変動により、きのこ価格も大きく影響を受けるなか、最需要期である秋期から冬期にかけて全国的に気温が高かったことによる販売の伸び悩みもあり、売上高は前年同四半期を下回ったものの、エネルギーコストの低下などが寄与したことにより、利益は前年同四半期を上回る結果となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は33億42百万円(前年同四半期比1億29百万円(3.7%)の減少)、セグメント利益(営業利益)は3億2百万円(前年同四半期は2億89百万円のセグメント利益(営業利益))となりました。
③ その他
(運送事業・倉庫事業)
運送事業におきましては、既存顧客との取引深耕に加え、新規輸送便の獲得や原油安の影響もあり、売上高・利益とも前年同四半期を上回る結果となりました。
倉庫事業におきましては、前年同四半期を上回る新規入庫を獲得しましたが、夏秋期間の保管在庫量低迷の影響により売上高・利益とも前年同四半期を下回る結果となりました。
以上の結果、報告セグメントに含まれないその他の売上高は3億68百万円(前年同四半期比22百万円(6.4%)の増加)、セグメント利益(営業利益)82百万円(前年同四半期は1億18百万円のセグメント利益(営業利益))となりました。
(2) 財政状態の分析
① 流動資産
当第3四半期連結会計期間末における流動資産の残高は67億35百万円(前連結会計年度末比52百万円の減少)となりました。これは主に季節的要因による売掛金の増加及び現金及び預金ならびに仕掛品の減少によるものであります。
② 固定資産
当第3四半期連結会計期間末における固定資産の残高は179億35百万円(前連結会計年度末比12億8百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の減価償却の進行及び減損損失の計上によるものであります。
③ 流動負債
当第3四半期連結会計期間末における流動負債の残高は87億42百万円(前連結会計年度末比13億45百万円の減少)となりました。これは主に短期借入金の減少によるものであります。
④ 固定負債
当第3四半期連結会計期間末における固定負債の残高は62億90百万円(前連結会計年度末比1億9百万円増加)となりました。これは主に長期借入金の増加及び社債の減少によるものであります。
⑤ 純資産
当第3四半期連結会計期間末における純資産の残高は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上及びその他有価証券評価差額金の減少により96億38百万円(前連結会計年度末比25百万円の減少)となり、自己資本比率は前連結会計年度末の37.3%から39.1%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じたものはありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は2億1百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。