文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間(平成29年7月1日~平成29年12月31日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善の効果により全体として緩やかな回復基調となりました。
当社グループを取り巻く経営環境につきましては、節約志向や低価格志向は根強く、消費者ニーズの多様化への対応が求められるなど依然として厳しい状況が続いております。
このような環境のなか、当社グループでは最優先に取り組んでおります「安全・安心」な商品の提供を念頭にお客様の消費動向を捉えながら、効果的な販売促進施策の推進により売上高の拡大に努めてまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高199億40百万円(前年同四半期比2億75百万円(1.4%)の増加)、営業利益は10億21百万円(前年同四半期比1億79百万円(14.9%)の減少)、経常利益は11億34百万円(前年同四半期比2億49百万円(18.0%)の減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益は6億2百万円(前年同四半期比2億57百万円(29.9%)の減少)となりました。
当社グループにおけるセグメントごとの経営成績の概況は以下のとおりであります。
① 水産練製品・惣菜事業
当セグメントにおきましては、当社の主軸商品群である「減塩商品」を中心に長年ご愛顧いただいている基幹商品のリニューアルや品質改善を実施してまいりました。
また、「うな次郎の日」として7月26日を記念日登録した「うなる美味しさうな次郎」や白身魚独特のほぐれ感を実現した「サラダフィッシュ」などが堅調に推移したことに加え、11月中旬からの気温の低下によりおでん商材が好調に推移したため、売上高は前年同四半期を上回る結果となりました。
利益面においては、労働力不足による人件費の増加に加え、エネルギーコストが増加したことなどにより前年同四半期と下回る結果となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は174億37百万円(前年同四半期比2億7百万円(1.2%)の増加)、セグメント利益(営業利益)は6億97百万円(前年同四半期はセグメント利益(営業利益)8億99百万円)となりました。
② きのこ事業
当セグメントにおきましては、7月は野菜が豊富に出回り、野菜市場価格は低迷いたしましたが、秋以降は天候不順等による影響で野菜市場価格は高騰し、きのこ価格は堅調に推移いたしました。
このような状況のなか、安定生産、品質向上に努め継続的に販売促進を行った結果、売上高・利益ともに前年同四半期を上回る結果となりました。
以上の結果、当セグメントの売上高は22億43百万円(前年同四半期比59百万円(2.7%)の増加)、セグメント利益(営業利益)は2億19百万円(前年同四半期はセグメント利益(営業利益)1億93百万円)となりました。
③ その他
(運送事業・倉庫事業)
運送事業におきましては、燃料費等の経費増加があったものの、既存のお客様との取引拡大により、売上高・利益ともに前年同四半期を上回る結果となりました。
倉庫事業におきましては、前年同四半期を上回る新規入庫を獲得したものの、保管在庫量が低調に推移した結果、売上高・利益ともに前年同四半期を下回る結果となりました。
以上の結果、報告セグメントに含まれないその他の売上高は2億59百万円(前年同四半期比8百万円(3.5%)の増加)、セグメント利益(営業利益)は99百万円(前年同四半期はセグメント利益(営業利益)1億5百万円)となりました。
(2) 財政状態の分析
① 流動資産
当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は110億72百万円(前連結会計年度末比45億55百万円の増加)となりました。これは主に季節的要因による売掛金ならびに原材料及び貯蔵品の増加によるものであります。
② 固定資産
当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は168億53百万円(前連結会計年度末比1億49百万円の減少)となりました。これは主に有形固定資産の減価償却の進行によるものであります。
③ 流動負債
当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は128億79百万円(前連結会計年度末比50億20百万円の増加)となりました。これは主に季節的要因による支払手形及び買掛金ならびに短期借入金の増加によるものであります。
④ 固定負債
当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は42億73百万円(前連結会計年度末比11億7百万円の減少)となりました。これは主に社債ならびに長期借入金の減少によるものであります。
⑤ 純資産
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上及び配当金の支払等により107億72百万円(前連結会計年度末比4億92百万円の増加)となり、自己資本比率は、主に季節的要因による流動資産の増加により総資産が増加したため、前連結会計年度末の43.7%から38.6%となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ1億9百万円増加し、9億46百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によって支出した資金は14億7百万円(前年同四半期は6億70百万円の支出)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上の一方、売上債権の増加や法人税等の支払によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によって支出した資金は3億66百万円(前年同四半期は8億79百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によって調達した資金は18億73百万円(前年同四半期は14億97百万円の調達)となりました。これは主に、長期借入金の返済及び社債の償還による支出の一方、短期借入金の増加によるものであります。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じたものはありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億56百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。