第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態の状況については、当該会計基準等を遡って適用した後の数値で前連結会計年度との比較・分析を行っております。

(1)  財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間(2018年7月1日~2018年12月31日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善により全体として緩やかな回復基調が続きました。しかしながら、米中の貿易摩擦や英国のEU離脱問題など世界経済の先行きは不透明な状況で推移しております。

当社グループでは、原材料や人件費の増加など依然として厳しい経営環境が続いております。

このような状況のもと、当社グループでは、“ICHIMASA30ビジョン”(30年後の目指す姿)を目指し、2016年7月から2021年6月までの5ヶ年の中期経営計画を策定し、「成長基盤創り」と「お客様が中心」を基本方針とし経営課題に取り組んでおります。

また、地球環境の維持は企業活動の持続的な発展・成長のためには不可欠であり、2015年9月に国連総会で採択された17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」基づき、当社グループもステークホルダーの皆さまと協力しながら社会のサスティナブルな課題の解決に取り組んでおります。

この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高199億40百万円(前年同四半期比0百万円(0.0%)の増加)、営業利益は10億19百万円(前年同四半期比2百万円(0.3%)の減少)、経常利益は9億70百万円(前年同四半期比1億63百万円(14.5%)の減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億78百万円(前年同四半期比23百万円(3.9%)の減少)となりました。

 

 セグメントの状況は、次のとおりであります。

 

①  水産練製品・惣菜事業

当セグメントにおきましては、主力商品群の「カニかま」は栄養や健康効果がテレビ番組に取り上げられたことや「サラダスティック」の姉妹品「サラダスティック瀬戸内レモン風味」の爽やかな風味が夏場に支持されたことにより好調に推移いたしました。また、うなぎの稚魚の不漁などを背景に「うなる美味しさ うな次郎」が代替品としての認知が進んだことから販売が伸長いたしました。一方、例年よりも寒気の到来が遅れ、気温が高めに推移したことにより鍋物需要は鈍く、おでん商材である「ちくわ」「揚物」などの定番商品は軟調に推移いたしました。

利益面におきましては、省人化を中心としてコストダウンを推進しておりますが、世界的な需要の高まりによるすり身価格の上昇に加え、賃率上昇に伴う人件費やエネルギーコストの増加などにより前年同四半期を下回る結果となりました。

以上の結果、当セグメントの売上高は170億93百万円(前年同四半期比3億43百万円(2.0%)の減少)、セグメント利益(営業利益)は4億13百万円(前年同四半期はセグメント利益(営業利益)6億97百万円)となりました。

②  きのこ事業

当セグメントにおきましては、夏場の豪雨や大幅な気温上昇などの天候不順により野菜市場価格は高騰いたしましたが、秋以降は一転して暖かな好天が続き野菜の生育は順調な一方、暖冬により鍋物用野菜の需要は鈍く、11月以降の野菜市場価格は軟調に推移いたしました。しかしながら、まいたけ価格は引続きテレビ番組に機能性効果が取り上げられたことにより堅調に推移いたしました。

生産面におきましては、安定栽培に努め、効率的な生産を目指し取り組んでまいりました。販売面におきましては、まいたけの需要喚起を目指しメニュー提案などの販売促進を強化したことにより、売上高、利益ともに前年同四半期を上回る結果となりました。

以上の結果、当セグメントの売上高は25億88百万円(前年同四半期比3億45百万円(15.4%)の増加)、セグメント利益(営業利益)は5億11百万円(前年同四半期はセグメント利益(営業利益)2億19百万円)となりました。

③  その他

(運送事業・倉庫事業)

運送事業におきましては、既存のお客様との取引拡大により、売上高は前年同四半期を上回ったものの、燃料価格の上昇等もあり、利益は前年同四半期を下回る結果となりました。

倉庫事業におきましては、新規入庫量が前年実績を下回ったことに伴い、保管在庫量も低調に推移した結果、売上高・利益ともに前年同四半期を下回る結果となりました。

以上の結果、報告セグメントに含まれないその他の売上高は2億58百万円(前年同四半期比1百万円(0.5%)の減少)、セグメント利益(営業利益)は86百万円(前年同四半期はセグメント利益(営業利益)99百万円)となりました。

 

 財政状態の状況は、次のとおりであります。

(流動資産)

当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は110億91百万円(前連結会計年度末比37億66百万円の増加)となりました。これは主に季節的要因による売掛金ならびに原材料及び貯蔵品の増加によるものであります。

(固定資産)

当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は163億69百万円(前連結会計年度末比5億85百万円の減少)となりました。これは主に株式の時価下落に伴う投資有価証券の減少ならびに有形固定資産の減価償却の進行によるものであります。

(流動負債)

当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は127億35百万円(前連結会計年度末比39億37百万円の増加)となりました。これは主に季節的要因による支払手形及び買掛金ならびに短期借入金の増加によるものであります。

(固定負債)

当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は37億76百万円(前連結会計年度末比7億94百万円の減少)となりました。これは主に社債ならびに長期借入金の減少によるものであります。

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上及び配当金の支払等により109億50百万円(前連結会計年度末比38百万円の増加)となり、自己資本比率は、主に季節的要因による流動資産の増加により総資産が増加したため、前連結会計年度末の44.9%から39.9%となりました。

 

(2)  キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ2億16百万円減少し、9億72百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

営業活動によって支出した資金は4億84百万円(前年同四半期は14億7百万円の支出)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益や減価償却費の計上の一方、売上債権や仕入債務の増加によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

投資活動によって支出した資金は7億87百万円(前年同四半期は3億66百万円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

財務活動によって調達した資金は10億67百万円(前年同四半期は18億73百万円の調達)となりました。これは主に、長期借入金の返済及び社債の償還による支出の一方、短期借入金の増加によるものであります。

 

 

(3)  経営方針・経営戦略等

当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)  事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について重要な変更及び新たに生じたものはありません。

 

(5)  研究開発活動

当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は1億62百万円であります。

なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。