(1)業績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、7月の西日本豪雨、9月の大型台風及び北海道胆振東部地震などの自然災害の影響が下押し作用したものの、企業収益の堅調な推移を背景とする設備投資動向の拡大や、雇用・所得環境の改善による個人消費の回復など、景気は穏やかな回復傾向が続いております。
また、調味料業界におきましては、引き続き原材料価格の上昇、人手不足や雇用環境の改善などを背景とした人件費及び物流費の上昇などで厳しい状況となっております。一方、世界経済は、米国政権の保護主義的な通商政策の台頭により、景気の下振れリスクも懸念されるなど、先行きに不透明感が増加する状況で推移いたしました。
こうした状況の中で当社グループは、『継続的な成長に向けた企業基盤の再構築』の方針のもと、抜本的な企業体質・経営体制の改革、意識改革による構造改革に着手するとともに、引き続き業務用調味料市場の開拓、拡大に注力するとともに、生産性の向上に向けて、人材の育成や原価管理の強化に注力してまいりました。
①売上高
売上高は、4,883百万円(前年同期比11.7%増)となりました。
国内市場においては、引き続き外食市場および中食市場向け業務用調味料の販売が好調に推移し、業務用製品の売上高は前年同期比15.3%増となり、別添用スープも好調に推移し売上高は前年同期比2.3%増となりました。加えて、仕入商品の販売も引き続き好調で前年同期比14.2%増で推移いたしました。
一方、海外子会社においては、国内同様に業務用調味料の販売が好調で前年同期比58.7%増で推移いたしました。
②営業損益
営業利益は15百万円(前年同期比67.7%減)となりました。
その主な要因は、原材料価格の上昇、雇用環境の改善などを背景とした人件費の増加に加え、物流費の上昇が影響し減益となりました。
一方、海外においては、売上高の増加による工場稼働率の上昇により製造原価率が低減したことにより損失額が大幅に改善いたしました。
③経常損益
経常利益は37百万円(前年同期比12.3%減)となりました。
その主な要因は、営業損益の記述に加え、主に受取保険金16百万円の営業外収益が増加したものの減益となりました。
④親会社株主に帰属する四半期純損益
その主な要因は、親会社に係る法人税及び事業税、法人税等調整額を計上し損失となりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における1株当たり四半期純損失は10.17円となりました。
(2)財政状態の分析
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における資産の残高は、前連結会計年度末に比べ318百万円増加し7,942百万円(前連結会計年度比4.2%増)となりました。これは主に、受取手形及び売掛金の増加195百万円、生産設備(機械装置)の増加139百万円があったことによるものです。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における負債の残高は、前連結会計年度末に比べ251百万円増加し3,975百万円(前連結会計年度比6.8%増)となりました。これは主に、長期借入金の減少264百万円があったものの、買掛金の増加222百万円、短期借入金の増加300百万円があったことによるものです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は、前連結会計年度末に比べ67百万円増加し3,966百万円(前連結会計年度比1.7%増)となりました。これは主に、為替換算調整勘定の増加110百万円、配当金の支払40百万円があったことによるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ18百万円減少し1,245百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果得られた資金は286百万円(前年同四半期連結累計期間は289百万円の取得)となりました。これは主に、売上債権の増加195百万円があったものの、減価償却費197百万円、仕入債務の増加222百万円があったことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果使用した資金は209百万円(前年同四半期連結累計期間は270百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出153百万円、無形固定資産の取得による支出21百万円があったことによるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果使用した資金は110百万円(前年同四半期連結累計期間は87百万円の使用)となりました。これは主に、短期借入れによる収入300百万円があったものの、長期借入金の返済による支出318百万円、リース債務の返済による支出51百万円、配当金の支払40百万円があったことによるものです。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発活動の金額は、95百万円となっております。
なお、当第2四半期連結累計期間において、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。