第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1)業績の状況

 当第1四半期連結累計期間(平成28年5月1日~平成28年7月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善が続くなかで、政府や日銀の各種政策の効果もあって、緩やかな回復基調で推移したものの、円高による企業業績の減速感の強まりから個人消費の回復には弱さが見られ、本格的な景気回復には至りませんでした。また、中国を始めとするアジア新興国や資源国等の景気減速、英国のEU離脱問題など、海外経済の不確実性の高まりや金融・資本市場への影響が懸念されるなど、先行きへの不透明感は一層強まりました。

 このような状況の中、当社は「The Mirai Salad Company」を目指し、お客様にいつでもご満足いただける売場づくりに継続して取り組んでまいりました。「駅ビル」「駅ナカ」立地の店舗では、駅の持つ集客力や利便性を活かし、従来の量り売りを中心とした販売方法から、パック化した商品を中心に販売する方法に継続して取り組むとともに、都心立地の店舗においても多段オープンケースの導入を推進し、パック化した商品の販売を強化することで、夕方の混雑時にクイックにお買い物ができるようにするなど、お客様の満足度向上に取り組みました。郊外立地の店舗では、お客様の多様なニーズにお応えするため、RF1ブランドからRF1、いとはん、融合などの商品を組み合わせたセレクトショップのグリーン・グルメブランドへの転換を継続して行いました。さらに、曜日別、時間帯別、イベントに合わせた商品・品揃えの提案、素材や調理法にこだわった高付加価値商品を積極的に導入したことが売上高と営業利益の伸長に繋がりました。

 

 その結果、当社グループの当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高12,377百万円(前年同期比2.5%増)、営業利益637百万円(前年同期比68.7%増)、経常利益663百万円(前年同期比72.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益468百万円(前年同期比113.3%増)となりました。

 

 ブランド別の売上は次のとおりであります。

ブランド

平成28年4月期

第1四半期(連結)

平成29年4月期

第1四半期(連結)

対前期比

売上

構成比

売上

構成比

 

 

百万円

百万円

 

サラダ

4,837

40.1

4,715

38.1

97.5

RF1

フライ

2,004

16.6

1,896

15.3

94.6

 

その他そうざい

1,512

12.5

1,721

13.9

113.8

 

小計

8,354

69.2

8,332

67.3

99.7

グリーン・グルメ

 

1,329

11.0

1,603

12.9

120.6

いとはん

968

8.0

916

7.4

94.6

神戸コロッケ

662

5.5

713

5.8

107.7

ベジテリア

 

400

3.3

404

3.3

101.1

融合

 

255

2.1

300

2.4

117.8

その他

 

101

0.9

105

0.9

103.5

合計

12,073

100.0

12,377

100.0

102.5

 

 

 主なブランド別の概況は次のとおりであります。

 「RF1」ブランドにおきましては、「食と健康」をテーマにサラダを中心とした健康的な食生活・食習慣の提案として、1日350gの野菜の摂取を啓蒙するリーフレットを配布し、広く健康情報の発信を行いました。また、新ごぼうやオクラなど初夏の野菜とカツオ、帆立などの素材を使用した季節商品、母の日や父の日といったイベントに合わせた華やかで贅沢な特別商品の展開などにより、季節感や感謝の気持ちを感じていただける食卓提案を行いました。その結果、売上高は8,332百万円(前年同期比0.3%減)となりました。

 

 「グリーン・グルメ」ブランドにおきましては、RF1、いとはん、融合などの商品を組み合わせたセレクトショップとして、各ブランドのサラダを中心とした品揃えに、いとはん、融合の商品を積極的に導入し、お客様のニーズに合わせた売り場づくりを行いました。その結果、売上高は1,603百万円(前年同期比20.6%増)となりました。

 

 「いとはん」ブランドにおきましては、出汁の美味しさや新ごぼうなど初夏の野菜を使用した商品を提案するなど、現代版の一汁三菜の考え方を取り入れた四季の食材、海の幸、山の幸を堪能できる「一汁二菜プラス和さらだ」の食卓提案を行いました。その結果、売上高は916百万円(前年同期比5.4%減)となりました。

 

 「神戸コロッケ」ブランドにおきましては、コロッケを中心とした品揃え強化策として、神戸牛を使用した高付加価値コロッケや塩たまねぎ、新ごぼうなど旬の素材を使用したコロッケやカツの展開を行いました。また、新たな取り組みとして、「食と健康」をテーマとした豆腐を使用したコロッケの提案を行いました。その結果、売上高は713百万円(前年同期比7.7%増)となりました。

 

 「ベジテリア」ブランドにおきましては、お客様の健康サポートをテーマに、野菜不足の解消と手軽に野菜の栄養を補給できるように、野菜のチカラを活かしたジュースの強化に取り組みました。その結果、売上高は404百万円(前年同期比1.1%増)となりました。

 

 「融合」ブランドにおきましては、「アジアで元気になろう」をテーマに、リーフレットで商品の情報やアジア料理と健康に関する情報発信を継続して行いました。また、アジア料理独特の調味料やスパイス&ハーブを使用するとともに、旬の野菜や素材を使用した商品の展開を行いました。その結果、売上高は300百万円(前年同期比17.8%増)となりました。

 

 なお、当社グループはそうざい事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

 (注)上記金額には消費税等は含まれておりません。

 

(2)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(3)研究開発活動

 当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は49百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(4)経営成績に重要な影響を与える要因及び経営戦略の現状と見通し

 当第1四半期連結累計期間において、新たに経営成績に重要な影響を与える事象は発生しておりません。また、経営戦略の現状と見通しにおきましても、前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から変更はありません。

(5)資本の財源及び資金の流動性についての分析

 当社グループは、主に百貨店との売上に関する契約等に基づき安定的に売上金の回収を行っております。また、直営店におきましては現金販売が中心となっているため、早期にキャッシュの回収を行うことができ、それにより仕入及び人件費の支払に関する運転資金は売上金の回収から得られたキャッシュから支出可能な状況にあります。

 

(6)経営者の問題意識と今後の方針について

 当社グループは現在の事業環境に基づき最善の経営方針を策定することに努めております。今後も当社グループを取り巻く経営環境は厳しさを増すものと予想しております。このような状況を踏まえ、更なる企画開発力とメーカー力の強化等に取り組んでまいります。なお、具体的な内容につきましては、前事業年度の有価証券報告書の「第一部 企業情報 第2 事業の状況 7 財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析 (4) 経営者の問題意識と今後の方針について」をご参照ください。