当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(2019年5月1日~2019年10月31日)におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな回復が続いているものの、米中貿易摩擦の再激化、長期化する英国のEU離脱問題などの動向に加え、消費税率引き上げによる個人消費の落ち込みなど、景気の先行きは依然として不透明な状況が続いております。
中食・惣菜業界におきましては、市場の拡大に伴い食品スーパーやコンビニエンスストアなどの惣菜販売強化、外食産業では、消費税増税時に導入された軽減税率の対象となる持ち帰り商品や宅配・ケータリングの強化など、他業種からの新規参入による競争がますます激化しております。
このような状況の中、当社グループは「The Mirai Salad Company」として、より高品質な商品提案・健康的で豊かな食卓提案を通して、お客様の豊かなライフスタイルの創造に貢献できるように取り組んでまいりました。第2四半期には野菜を中心としたバランスの良い食卓の提案として、季節感・素材・色合い・価格帯のバランスなど、販売ケース内での選び易さを考慮した商品の展開を行いました。併せて、お客様の来店頻度アップの取り組みとして、商品の価格帯幅を拡げ、平日には日常の食事に活用いただける商品や、週末などのハレの日のニーズに合った商品の提案を行いました。また、日本の伝統や食文化を取り入れた和そうざいのニーズの高まりに対して、いとはんブランドの店舗を新たに3店舗新規出店しました。しかしながら、昨年から続く百貨店など商業施設への来店客数の減少や郊外立地の百貨店の閉店、台風19号などの相次ぐ自然災害の影響と併せて、一部原材料価格の上昇や人手不足を背景とした人件費・物流費の上昇などの影響により、厳しい経営環境が続きました。
ブランド別の売上は次のとおりであります。
|
ブランド |
2019年4月期 第2四半期(連結) |
2020年4月期 第2四半期(連結) |
対前期比 |
|||
|
売上 |
構成比 |
売上 |
構成比 |
|||
|
|
|
百万円 |
% |
百万円 |
% |
% |
|
|
サラダ |
9,017 |
36.1 |
8,746 |
34.9 |
97.0 |
|
RF1 |
フライ |
3,456 |
13.9 |
3,378 |
13.5 |
97.7 |
|
|
その他そうざい |
3,603 |
14.4 |
3,808 |
15.2 |
105.7 |
|
|
小計 |
16,077 |
64.4 |
15,933 |
63.6 |
99.1 |
|
グリーン・グルメ |
|
4,159 |
16.7 |
4,378 |
17.5 |
105.3 |
|
いとはん |
1,758 |
7.0 |
1,835 |
7.3 |
104.4 |
|
|
神戸コロッケ |
1,416 |
5.7 |
1,418 |
5.6 |
100.2 |
|
|
ベジテリア |
|
752 |
3.0 |
703 |
2.8 |
93.6 |
|
融合 |
576 |
2.3 |
517 |
2.0 |
89.8 |
|
|
その他 |
|
233 |
0.9 |
322 |
1.2 |
137.9 |
|
合計 |
24,973 |
100.0 |
25,109 |
100.0 |
100.5 |
|
主なブランド別の概況は次のとおりであります。
「RF1」ブランドにおきましては、「野菜は、多才。」をテーマに、素材の旨みを凝縮させるために、素材ごとに下味を工夫し、素材ごとの適温を考慮して加熱するなど、野菜の美味しさを引き出す様々な調理方法で、食卓における新しい野菜の楽しみ方を提案しました。合わせて、「カラダを想う日」と題して「緑の30品目サラダ」を販売強化した「野菜の日販促(8月31日)」や、お家で作れるキット化されたサラダ「作るを楽しむSALAD」のご愛顧感謝キャンペーンを実施しました。また、「RF1」ブランドから「グリーン・グルメ」ブランドへの業態変更により、売上高98百万円が「RF1」ブランドから「グリーン・グルメ」ブランドの売上高となり、売上高は15,933百万円(前年同期比0.9%減)となりました。
「グリーン・グルメ」ブランドにおきましては、「RF1」ブランドのサラダを中心とした品揃えに、「いとはん」ブランド、「融合」ブランドのサラダ・料理の販売強化を行いました。また、第43期より進めております「RF1」ブランドから「グリーン・グルメ」ブランドへの業態変更の影響などにより、売上高は4,378百万円(前年同期比5.3%増)となりました。
「いとはん」ブランドにおきましては、「旬を、冒険しよう。」をテーマに、その時期だけの特別な味わいの素材を、意外な素材と組み合わせることで、美味しくてからだにも嬉しい新しい旬の提案を行いました。なかでも「無花果」「秋刀魚」「きのこ」といった季節感のある素材を使用したサラダや料理の販売を強化し、売上高は1,835百万円(前年同期比4.4%増)となりました。
「神戸コロッケ」ブランドにおきましては、「創業30周年特別企画」として、創業からの想いを繋げる「すき焼きコロッケ」や「カレーコロッケ」などの復刻コロッケの提案や、「新じゃがをめぐるものがたり」をテーマに、生産者や当社のじゃがいもへのこだわりをお伝えし、新じゃがの良さを最大限に活かすコロッケの提案を行い、売上高は1,418百万円(前年同期比0.2%増)となりました。
「ベジテリア」ブランドにおきましては、「おいしい、秋のはじまり。」をテーマに、巨峰やいちじくなど旬の素材のおいしさを活かしたジュースの提案や、「秋のカラダが喜ぶ一杯。」をテーマに、ケールやさつまいもなど素材の栄養をしっかり訴求したジュースの提案、「食事にプラスがいいジュース」をテーマに、ご自宅や職場でのお食事に合わせて飲んでいただける冷蔵保存可能なジュースの提案などを行いましたが、売上高は703百万円(前年同期比6.4%減)となりました。
「融合」ブランドにおきましては、「アジアの風味で野菜を愉しむ」をテーマに、アジア特有のスパイスを使用した多様な野菜料理の提案や、「アジアの豊かな米文化をめしあがれ。」をテーマに、東南アジアに広がるお米を使用した多様な商品の提案を行いましたが、売上高は517百万円(前年同期比10.2%減)となりました。
この結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間の経営成績は、売上高25,109百万円(前年同期比0.5%増)、営業利益は732百万円(前年同期比24.6%減)、経常利益は773百万円(前年同期比22.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は490百万円(前年同期比34.7%減)となりました。
なお、当社グループはそうざい事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(注)上記金額には消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態の状況
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は前連結会計年度末と比べて1,376百万円増加し、36,005百万円となり
ました。これは主に、2020年5月末竣工予定の静岡ファクトリー第4棟建設による有形固定資産の増加2,134百万
円、現金及び預金の減少362百万円、売掛金の減少346百万円、原材料及び貯蔵品の減少201百万円等によるもので
あります。
負債合計は前連結会計年度末と比べて1,489百万円増加し、7,626百万円となりました。これは主に、買掛金の減
少55百万円、法人税等の支払による未払法人税等の減少129百万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含
む)の増加1,735百万円等によるものであります。
純資産合計は前連結会計年度末と比べて112百万円減少し、28,379百万円となりました。これは主に、親会社株
主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加490百万円、配当金の支払による利益剰余金の減少611百万円等
によるものであります。
以上の結果、自己資本比率は78.8%、1株当たり純資産額は1,067円90銭となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて382百万円減少し、13,660百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、1,499百万円となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益773百万
円、減価償却費830百万円、法人税等の支払額408百万円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、2,815百万円となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2,662
百万円、長期前払費用の取得による支出80百万円、差入保証金の差入による支出41百万円等によるものでありま
す。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、944百万円となりました。これは主に、長期借入れによる収入2,000百万円、配
当金の支払額610百万円、長期借入金の返済による支出265百万円等によるものであります。
(4)経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は86百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7)経営成績に重要な影響を与える要因
当第2四半期連結累計期間において、新たに経営成績に重要な影響を与える事象は発生しておりません。
(8)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは、主に百貨店との売上に関する契約等に基づき安定的に売上金の回収を行っております。また、直営店におきましては現金販売が中心となっているため、早期にキャッシュの回収を行うことができ、それにより仕入及び人件費の支払に関する運転資金は売上金の回収から得られたキャッシュから支出可能な状況にあります。
当第2四半期連結累計期間の各キャッシュ・フローの詳しい状況につきましては、「(3)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。