当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。
また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当第1四半期連結累計期間は、四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、キャッシュ・フローの状況に関する記載はしておりません。
(1)経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(2020年5月1日~2020年7月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う経済活動の抑制により、景気は急速に悪化し極めて厳しい状況になりました。5月の緊急事態宣言解除を機に個人消費は持ち直しつつも、国内の感染者数が再度増加傾向にあるなど、依然として予断を許さない状況が続いております。
中食・惣菜業界におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、家庭での食事の機会が増えており中食の利用頻度は上がっているものの、惣菜を購入するシーンとして、人との接触機会の少ないオンラインショップ、テイクアウト、宅配サービスなどが増加しており、業界の垣根を越えた競争が激化しております。
このような状況の中、当社グループは「The Mirai Salad Company」として、より高品質な商品提案・健康的で豊かな食卓提案を通して、お客様の豊かなライフスタイルの創造に貢献できるように取り組んでまいりました。併せて、新型コロナウイルス感染症拡大防止などに努めるとともに、全社的な固定費の削減など抜本的なコスト構造の見直しによる経営体質の強化を図りました。また、SDGsへの取り組みの一環として、プラスチック使用量の削減に向けた環境配慮型素材を使用したレジ袋への切り替えなどを推進いたしました。
しかしながら、緊急事態宣言解除後、当社が出店する百貨店、駅・駅ビル等の商業施設の全館営業再開により、地方郊外店舗を中心に来店客数は回復しつつあったものの、都心部では企業の在宅勤務の継続や、都道府県を跨ぐ移動の自粛などの影響で駅利用者の減少が続き、大幅な減収減益となりました。
ブランド別の売上は次のとおりであります。
|
ブランド |
2020年4月期 第1四半期(連結) |
2021年4月期 第1四半期(連結) |
対前期比 |
|||
|
売上 |
構成比 |
売上 |
構成比 |
|||
|
|
|
百万円 |
% |
百万円 |
% |
% |
|
|
サラダ |
4,377 |
34.9 |
3,268 |
34.9 |
74.7 |
|
RF1 |
フライ |
1,695 |
13.5 |
1,234 |
13.2 |
72.8 |
|
|
その他そうざい |
1,895 |
15.1 |
1,378 |
14.7 |
72.7 |
|
|
小計 |
7,968 |
63.5 |
5,881 |
62.8 |
73.8 |
|
グリーン・グルメ |
|
2,189 |
17.4 |
1,772 |
18.9 |
81.0 |
|
いとはん |
903 |
7.2 |
682 |
7.3 |
75.6 |
|
|
神戸コロッケ |
713 |
5.7 |
535 |
5.7 |
75.1 |
|
|
ベジテリア |
|
352 |
2.8 |
155 |
1.7 |
44.1 |
|
融合 |
|
260 |
2.1 |
182 |
1.9 |
70.1 |
|
その他 |
|
159 |
1.3 |
159 |
1.7 |
100.3 |
|
合計 |
12,547 |
100.0 |
9,371 |
100.0 |
74.7 |
|
主なブランド別の概況は次のとおりであります。
「RF1」ブランドにおきましては、「夏、サラダをカラダに届けよう」をテーマに、現代人に不足しがちな栄養素が摂れるサラダや、沖縄島豆腐、ひじき、大麦などカラダに嬉しい組み合わせのサラダを提案いたしました。併せて、「仕上げはお家で。おいしく豊かな時間を。」をテーマに、新鮮な素材を丁寧に下ごしらえし、具材ごとにパックして詰め合わせた「作るを楽しむSALAD」の品揃えを強化しました。また、「RF1」ブランドから「グリーン・グルメ」ブランドへの業態変更により、売上高57百万円が「RF1」ブランドから「グリーン・グルメ」ブランドの売上高となり、売上高は5,881百万円(前年同期比26.2%減)となりました。
「グリーン・グルメ」ブランドにおきましては、セレクトショップとして「RF1」ブランドのサラダを中心とした品揃えに、「いとはん」ブランド、「融合」ブランドのサラダ・料理の販売強化を行いました。また、2015年4月期より進めておりました「RF1」ブランドから「グリーン・グルメ」ブランドへの業態変更の影響などがあったものの、売上高は1,772百万円(前年同期比19.0%減)となりました。
「いとはん」ブランドにおきましては、野菜の魅力を最大限に引き出した季節感のある「小鉢やさい」メニューを強化し、新しい食卓を提案するとともに、「旬を、冒険しよう。」をテーマに、「焼きかぼちゃとアボカドの和さらだ」など、その時期だけの特別な味わいの素材を意外な素材と組み合わせることで、驚きのある和さらだの提案を行いましたが、売上高は682百万円(前年同期比24.4%減)となりました。
「神戸コロッケ」ブランドにおきましては、定番商品の素材と製法を改めて見直し、一歩進んだおいしさを追求するとともに、コロッケとアスパラガスのおいしいかけ算を目指し、素材の食感や香り・風味を活かした季節限定のコロッケの提案を行いましたが、売上高は535百万円(前年同期比24.9%減)となりました。
「ベジテリア」ブランドにおきましては、「きれいなカラダ、飲む野菜。」をテーマに、不足しがちな野菜や果物を手軽に摂れるジュースの提案を行うとともに、「山形セルリー」や「甘々娘」など野菜のおいしさや魅力を再発見していただけるジュースを提案いたしました。しかしながら、店頭でお召し上がりいただくジュースなどを販売する特性から、新型コロナウイルス飛沫感染の懸念があり、お客様の安全を第一に考え、2020年4月23日から5月13日までの間自主休業した影響等により、売上高は155百万円(前年同期比55.9%減)となりました。
「融合」ブランドにおきましては、東南アジアの食文化のエッセンスを取り入れながら日本の食卓にも合うテイストに仕上げたサラダや料理の提案や、「アジアでうち飲み!」をテーマに、外食を控える世情に合わせてご自宅でお楽しみいただけるおつまみメニューの提案を行いましたが、売上高は182百万円(前年同期比29.9%減)となりました。
この結果、当社グループの当第1四半期連結累計期間の売上高は9,371百万円(前年同期比25.3%減)、営業損失は311百万円(前年同期は営業利益373百万円)、経常損失は192百万円(前年同期は経常利益411百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は139百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益259百万円)となりました。
なお、当社グループはそうざい事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。
(注)上記金額には消費税等は含まれておりません。
(2)財政状態の状況
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は前連結会計年度末と比べて911百万円増加し、34,236百万円となりました。これは主に、現金及び預金の減少2,415百万円、売掛金の増加1,815百万円、2020年9月末竣工予定の静岡ファクトリー第4棟建設等による有形固定資産の増加1,300百万円等によるものであります。
負債合計は前連結会計年度末と比べて1,677百万円増加し、7,199百万円となりました。これは主に、買掛金の増加515百万円、賞与引当金の減少217百万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)の増加865百万円等によるものであります。
純資産合計は前連結会計年度末と比べて765百万円減少し、27,036百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失による利益剰余金の減少139百万円、配当金の支払による利益剰余金の減少611百万円等によるものであります。
以上の結果、自己資本比率は79.0%、1株当たり純資産額は1,017円36銭となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は33百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(6)経営成績に重要な影響を与える要因
当第1四半期連結累計期間において、新たに経営成績に重要な影響を与える事象は発生しておりません。
(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社グループは、主に百貨店との売上に関する契約等に基づき安定的に売上金の回収を行っております。また、直営店におきましては現金販売が中心となっているため、早期にキャッシュの回収を行うことができ、それにより仕入及び人件費の支払に関する運転資金は売上金の回収から得られたキャッシュから支出可能な状況にあります。
当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。