第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。なお、当第3四半期連結累計期間は、四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、キャッシュ・フローの状況に関する記載はしておりません。

 

(1)経営成績の状況

当第3四半期連結累計期間(2020年5月1日~2021年1月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により景気は著しく悪化しましたが、新型コロナウイルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言解除後は、政府による観光業や飲食業等への支援策の効果もあり徐々に持ち直しの動きが見られました。しかしながら、国内の感染者数が再び急激な増加に転じたことを受けて、2021年1月には11都府県を対象とした緊急事態宣言が再発出され、未だ景気の先行きは不透明な状況が続いております。

中食・惣菜業界におきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による外食自粛等により、ご自宅で過ごす時間を充実させる「巣ごもり消費」の需要が高まり、クリスマスケーキやおせち料理が好調に推移する一方で、消費者による中食の利用形態は、リアルの店舗での直接購入からオンラインショップ、宅配サービスの利用など多様化が進み、業態の垣根を越えた競争が激化しております。

このような状況の中、当社グループは「The Mirai Salad Company」として、新たな生活様式の下においても人とのつながりや楽しさを感じられる食卓提案を行い、お客様の豊かなライフスタイルの創造に貢献してまいりました。例年とは異なるコロナ禍でのクリスマス・年末年始を迎えるにあたり、オンラインショップとメンバーズサイトの会員組織の統合とWEBサイトのリニューアルを行うとともに、店頭滞在時間の短縮に繋がるWEB予約の推進や迎春の予約限定商品をオンラインショップでも販売するなど、EC・デジタル領域の活用によるお客様の利便性の向上に取り組みました。店舗におきましては、クリスマスに華やかさを演出しながらもスピーディに購入していただけるパック商品の品揃えを強化したところ、お客様から予想を上回るご支持をいただくことができました。また、アイテム数の集約など、社内サプライチェーンを通じた生産性向上や更なる経費の精査・削減など、抜本的なコスト構造の見直しを軸とした経営体質の強化を行いました。

 

ブランド別の売上は次のとおりであります。

ブランド

2020年4月期

第3四半期(連結)

2021年4月期

第3四半期(連結)

対前期比

売上

構成比

売上

構成比

 

 

百万円

百万円

 

サラダ

13,685

34.9

11,447

34.8

83.6

RF1

フライ

5,136

13.1

4,044

12.3

78.7

 

その他そうざい

6,161

15.7

5,311

16.1

86.2

 

小計

24,983

63.7

20,802

63.2

83.3

グリーン・グルメ

 

6,811

17.4

6,258

19.0

91.9

いとはん

2,883

7.4

2,304

7.0

79.9

神戸コロッケ

2,194

5.6

1,790

5.4

81.6

ベジテリア

 

1,035

2.6

588

1.8

56.9

融合

804

2.1

664

2.0

82.6

その他

 

489

1.2

525

1.6

107.4

合計

39,202

100.0

32,934

100.0

84.0

 

 

主なブランド別の概況は次のとおりであります。

「RF1」ブランドにおきましては、お弁当やケータリングで人気の料理家が「RF1」のサラダやフライを使ったパスタやサンドイッチなどのアレンジレシピや彩りよく盛り付けるヒントを紹介する「Ouchiじかんのヒント」を当社WEBサイトで公開し、“SOZAIを活用した楽しく豊かな食体験”を提案いたしました。クリスマス・年末年始には、ご自宅でひと手間加えていただくことで出来立てのおいしさを味わえる「Xmas パーティBOX」や「5人の料理人が手掛けた RF1スペシャリティ」などを予約限定で販売いたしました。また、「RF1」ブランドから「グリーン・グルメ」ブランドへの業態変更により、売上高274百万円が「RF1」ブランドから「グリーン・グルメ」ブランドの売上高となり、売上高は20,802百万円(前年同期比16.7%減)となりました。

 

「グリーン・グルメ」ブランドにおきましては、セレクトショップとして「RF1」ブランドのサラダを中心に、「いとはん」ブランド、「融合」ブランドのサラダ・料理の販売強化を行うとともに、ボージョレ・ヌーヴォー、クリスマス、年末年始などの行事に合わせて、コロナ禍においても気持ちが華やぐ商品を提案いたしました。また、2015年4月期より進めておりました「RF1」ブランドから「グリーン・グルメ」ブランドへの業態変更の影響などがあったものの、売上高は6,258百万円(前年同期比8.1%減)となりました。

 

「いとはん」ブランドにおきましては、「和食の日」(11月24日)にちなんで「いとはんの和食をたのしむ月間」をテーマに、「クレソンの白和え」や「海老の旨だしあん 焼き野菜添え」といった和食ならではの苦みや旨みを味わう「小鉢やさい」や料理を提案するとともに、選りすぐりの食材に和のエッセンスを効かせお酒がすすむ多彩な味わいに仕上げた「新年彩る和の酒肴 贅宝セット」などの迎春特別商品の提案を行いましたが、売上高は2,304百万円(前年同期比20.1%減)となりました。

 

「神戸コロッケ」ブランドにおきましては、口どけなめらかなベシャメルソースをベースとする「境港水揚げ 紅ずわい蟹のクリームコロッケ」など製法と素材にこだわる定番商品の販売強化を行うとともに、徳島県産れんこんの香りと、「もっちり」「サクッ」といった異なる2つの食感を活かした「徳島県産もっちりれんこんコロッケ」など季節限定のコロッケを提案しましたが、売上高は1,790百万円(前年同期比18.4%減)となりました。

 

「ベジテリア」ブランドにおきましては、「『もう少し野菜』をお手伝い。」をテーマに、不足しがちな野菜を手軽に摂れるジュースの提案や、寒さが厳しくなる季節に向けて、電子レンジで温めるだけでたっぷり野菜を食べられるスープの提案を行いましたが、売上高は588百万円(前年同期比43.1%減)となりました。

 

「融合」ブランドにおきましては、「Tasty Asia for You. アジアが彩る特別な9日間」をテーマに、クリスマス・年末年始の食卓に一味違うアジアンテイストの華やかな商品を提案するとともに、「華々しきアジアで福来る。」をテーマに、「新春の宴 アジアン酒菜セット」をはじめとする特別予約商品を拡充するなど、迎春に向けた新しい食卓提案を行いましたが、売上高は664百万円(前年同期比17.4%減)となりました。

 

この結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は32,934百万円(前年同期比16.0%減)、営業利益は933百万円(前年同期比44.3%減)、経常利益は1,095百万円(前年同期比36.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は894百万円(前年同期比19.5%減)となりました。

 

なお、当社グループはそうざい事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

(注)上記金額には消費税等は含まれておりません。

 

 

(2)財政状態の状況

 当第3四半期連結会計期間末の資産合計は前連結会計年度末と比べて1,017百万円増加し、34,342百万円となりました。これは主に、売掛金の増加2,033百万円、静岡ファクトリー第4棟建設等による有形固定資産の増加1,065百万円、現金及び預金の減少1,847百万円等によるものであります。

 負債合計は前連結会計年度末と比べて957百万円増加し、6,480百万円となりました。これは主に、買掛金の増加214百万円、未払法人税等の増加219百万円、長期借入金(1年内返済予定の長期借入金含む)の増加595百万円、賞与引当金の減少221百万円等によるものであります。

 純資産合計は前連結会計年度末と比べて60百万円増加し、27,862百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加894百万円、配当金の支払による利益剰余金の減少850百万円等によるものであります。

以上の結果、自己資本比率は81.1%、1株当たり純資産額は1,048円12銭となりました。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は99百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(6)主要な設備

前連結会計年度末において計画中でありました主要な設備の新設について、当第3四半期連結累計期間に完了したものは次のとおりであります。

 

会社名

事業所名

(所在地)

設備の内容

取得価額

(百万円)

取得年月

提出会社

静岡ファクトリー

(静岡県磐田市)

そうざい

製造設備

3,721

2020年11月

 (注)上記金額には消費税等は含まれておりません。

 

(7)経営成績に重要な影響を与える要因

当第3四半期連結累計期間において、新たに経営成績に重要な影響を与える事象は発生しておりません。

 

(8)資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループは、主に百貨店との売上に関する契約等に基づき安定的に売上金の回収を行っております。また、直営店におきましては現金販売が中心となっているため、早期にキャッシュの回収を行うことができ、それにより仕入及び人件費の支払に関する運転資金は売上金の回収から得られたキャッシュから支出可能な状況にあります。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。