第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)経営成績の状況

 当第2四半期連結累計期間(2021年5月1日~2021年10月31日)におけるわが国経済は、7月下旬から新型コロナウイルス感染症の変異株への感染者が急増し、緊急事態宣言等の対象地域の拡大により再び人流が抑制されるなど、依然として厳しい状況となりました。その後、10月には緊急事態宣言等の全面解除やワクチン接種の広がりを受けて、各種政策の効果などを背景に景気は持ち直しの動きが見られるものの、今後の感染再拡大の懸念は拭えず先行き不透明な状況が続いております。

 中食・惣菜業界におきましては、コロナ禍による生活者の消費行動の変化を受けてデジタルを活用したサービスが多様化し、テイクアウトやフードデリバリー、オンラインショップ等の需要が定着した結果、食品スーパーやコンビニエンスストアといった従来からの競合に加え、外食企業や飲食店など業態の垣根を越えた競争がますます激化しております。

 このような状況の中、当社グループは「The Mirai Salad Company」として、健康で豊かな食卓提案を通してお客様の豊かなライフスタイルの創造に貢献するために、より高品質で季節感あふれるサラダを一層進化させるとともに、これまで培ってきた調理技術を活かした料理・冷凍食品の強化に取り組んでまいりました。また、会員サイト「ロック・フィールドメンバーズ」におけるWEB予約商品の拡充やオンラインショップの機能改良とともに、当社の出店する百貨店・駅ビル等の商業施設が推進するモバイルオーダーやデリバリーの導入など、デジタルを活用したお客様の利便性向上に取り組みました。併せて、持続可能な社会の実現に向けて「環境」「健康」「共創」を当社の事業における重点領域と定め、地球温暖化等の環境問題、お客様と従業員の健康、地域社会やお取引先との共創、それらを支える経営基盤の強化を重点課題として掲げ、全社的な体制で取り組みを推進しております。

 

 ブランド別の売上は次のとおりであります。

ブランド

2021年4月期

第2四半期(連結)

2022年4月期

第2四半期(連結)

対前期比

売上

構成比

売上

構成比

 

 

百万円

百万円

 

サラダ

7,192

34.8

8,040

35.1

111.8

RF1

フライ

2,633

12.7

2,654

11.6

100.8

 

その他そうざい

3,188

15.4

3,542

15.4

111.1

 

小計

13,014

62.9

14,237

62.1

109.4

グリーン・グルメ

 

3,924

19.0

4,521

19.7

115.2

いとはん

1,495

7.2

1,581

6.9

105.7

神戸コロッケ

1,144

5.5

1,203

5.3

105.2

融合

 

413

2.0

485

2.1

117.4

ベジテリア

385

1.9

370

1.6

96.0

その他

 

320

1.5

526

2.3

164.2

合計

20,698

100.0

22,926

100.0

110.8

 

 

主なブランド別の概況は次のとおりであります。

「RF1」ブランドにおきましては、「野菜の日(8月31日)」に合わせて、見た目も華やかな「フルーツトマトと甘とまとのジェノバ風タルトサラダ」や、加熱することで素材の美味しさを引き出した「ゴールドラッシュ種使用グリルコーンとアボカドのサラダ」など、新しい食べ方や素材・調理法の違いで野菜の楽しみ方を提案する商品展開を行いました。また、「熊本県産『赤なす』のサラダ 岩塩&オリーブオイル仕立て」など、収穫期間や美味しい旬の時期が限定される希少な野菜を主役に、素材を活かす調理法を用いて、サラダで季節を感じていただく「超旬素材のサラダ」の提案を行い、売上高は14,237百万円(前年同期比9.4%増)となりました。

 

「グリーン・グルメ」ブランドにおきましては、セレクトショップとして「RF1」ブランドのサラダを中心とした品揃えに、「いとはん」ブランド、「融合」ブランドのサラダ・料理の販売強化を行うとともに、毎月19日の「食育の日」にちなんだ販促「グリーン・グルメの食育週間」において、8月は「彩り」、9月は「和み」、10月は「五味」をテーマに五感で楽しむ食卓提案を行い、売上高は4,521百万円(前年同期比15.2%増)となりました。

 

「いとはん」ブランドにおきましては、「きょう、旬ごはんしよう。」をテーマに、8月の立秋には「大葉香る 京都産なすのみぞれ和え」、9月の白露には「炙り帆立と霜降りひらたけの和さらだ さっぱり淡口醤油ドレッシング付き」、10月の霜降には「里芋のちりめん山椒ねぎソース」など、二十四節気の旬の素材を活かした和さらだや料理の提案を行い、売上高は1,581百万円(前年同期比5.7%増)となりました。

 

「神戸コロッケ」ブランドにおきましては、「新じゃが収穫祭」をテーマに、コロッケの美味しさの源であるじゃがいもの産地、北海道北見市端野町との30年来の取り組みを紹介するとともに、「新じゃがのとろけるバターコロッケ」など新たなじゃがいもコロッケの提案や、「宮崎県産里芋のコロッケ」など季節素材の食感にこだわったコロッケの提案を行い、売上高は1,203百万円(前年同期比5.2%増)となりました。

 

「融合」ブランドにおきましては、スパイスを軸とした商品展開によってブランドの特徴を伝える「スパイスデリフェア」を実施し、「馬告(マーガオ)マヨネーズで味わう インカのめざめポテトサラダ」など日本では珍しいスパイスを使用したサラダや料理の提案を行い、売上高は485百万円(前年同期比17.4%増)となりました。

 

「ベジテリア」ブランドにおきましては、「きれいなカラダ、飲む野菜。」のブランドメッセージのもと、「苦手な野菜も飲みやすく」「気になる栄養もこの一杯に」などのひと言を添えて、季節の変わり目に野菜ジュースでカラダをいたわる提案を行いました。また、よもぎやビーツなどの野菜ジュースを植物性ミルクとブレンドした新感覚ドリンク「ベジラッテ」を限定店舗で展開する新たな取り組みを行いましたが、売上高は370百万円(前年同期比4.0%減)となりました。

 

以上の結果、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は22,926百万円(前年同期比10.8%増)、営業利益は1,075百万円(前年同期比478.4%増)、経常利益は1,094百万円(前年同期比226.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は728百万円(前年同期比180.4%増)となりました。

 

なお、当社グループはそうざい事業の単一セグメントであるため、セグメント別の記載を省略しております。

 

 

(2)財政状態の状況

 当第2四半期連結会計期間末の資産合計は前連結会計年度末と比べて515百万円増加し、35,833百万円となり

ました。これは主に、現金及び預金の増加292百万円、売掛金の増加676百万円、有形固定資産の減少246百万円等によるものであります。

 負債合計は前連結会計年度末と比べて65百万円増加し、7,195百万円となりました。これは主に、買掛金の増加80百万円等による流動負債の増加337百万円及び長期借入金の減少270百万円等による固定負債の減少272百万円によるものであります。

 純資産合計は前連結会計年度末と比べて450百万円増加し、28,638百万円となりました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加728百万円、配当金の支払による利益剰余金の減少292百万円等によるものであります。

 以上の結果、自己資本比率は79.9%、1株当たり純資産額は1,077円03銭となりました。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて272百万円増加し、13,290百万円となりました。

当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。

 

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は、1,454百万円(前年同期比1,060百万円の増加)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益1,094百万円、減価償却費827百万円、売上債権の増加額675百万円等によるものであります。

 

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は、487百万円(前年同期比1,733百万円の減少 )となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出381百万円、長期前払費用の取得による支出61百万円等によるものであります。

 

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、697百万円(前年同期比634百万円の増加)となりました。これは主に、配当金の支払額292百万円、長期借入金の返済による支出270百万円等によるものであります。

 

(4)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(5)経営方針・経営戦略等

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(6)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

 当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

 

(7)研究開発活動

 当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は72百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

(8)経営成績に重要な影響を与える要因

 当第2四半期連結累計期間において、新たに経営成績に重要な影響を与える事象は発生しておりません。

 

(9)資本の財源及び資金の流動性についての分析

 当社グループは、主に百貨店との売上に関する契約等に基づき安定的に売上金の回収を行っております。また、直営店におきましては現金販売が中心となっているため、早期にキャッシュの回収を行うことができ、それにより仕入及び人件費の支払に関する運転資金は売上金の回収から得られたキャッシュから支出可能な状況にあります。

 当第2四半期連結累計期間の各キャッシュ・フローの詳しい状況につきましては、「(3)キャッシュ・フローの状況」に記載のとおりであります。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。