第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。

 

(1) 財政状態及び経営成績の状況

① 経営成績の状況

当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、世界経済の減速や雇用・所得の改善速度鈍化を背景に、企業業績・個人消費とも力強さに欠けており、先行き不透明な状況が続いております。

食料品・外食業界におきましては、賃金の伸び悩みや昨年10月の消費増税もあり節約志向が根強い市場環境の下で、販売競争が激化するとともに、人手不足を背景とした人件費や物流コスト上昇などにより収益が圧迫される厳しい経営環境が依然として続いております。

このような経営環境の中で、当社は経営理念としている「食と食の文化を通じてお客様に満足と幸せを提供する」ことを一貫して追い求め、「食の安全・安心」を第一に掲げて、「“おいしい”で世界をつなぐ」をミッションに、業績の向上と財務体質の改善を図り、経営基盤の強化に取り組んでまいりました。

この結果、当第3四半期累計期間の売上高は13,821百万円(前年同四半期比2.7%増)営業利益は904百万円(同33.5%増)経常利益は906百万円(同31.6%増)となりました。なお、一部製品の自主回収に伴う特別損失57百万円を計上したこと等により、四半期純利益は534百万円(同39.2%増)となりました。

セグメントごとの経営成績を示すと、次のとおりであります。

 

食料品事業

食料品事業におきましては、デルソーレブランドの認知度をより一層高めるプロモーション施策に取り組んでまいりました。具体的には、当社の主力商品である「手のばしナン」のプレゼンスを高めるため、有名人・料理人お勧めの「ナンに合うカレーレシピ」を料理動画サイトにて公開したほか、実体験として人気店での期間限定販売や、量販店での「手のばしナン」店頭キャンペーンを実施致しました。その結果、「日経POSデータ チルドパン・クッキー生地カテゴリー 売れ筋ランキング」で当社の「手のばしナン」が11年連続で第1位を獲得することができました。

また、海外パートナー企業との取り組みを強化し、北欧の本格的な冷凍パンの輸入販売にも注力しました。

製造部門におきましては、新規設備の拡充等生産性の一層の向上にも引き続き取り組んでおります。

当第3四半期累計期間では、売上高は10,362百万円(前年同四半期比4.4%増)、セグメント利益は1,164百万円(同19.4%増)となりました。

 

外食事業

外食事業におきましては、原材料価格や物流費の高騰、人手不足に伴う人件費の上昇、消費増税及び軽減税率制度による消費マインドの変化への対応等、依然として厳しい経営環境が続いております。

このような状況の中、レストラン部門の「一番どり」「燦鶏」「をどり」では、引き続きWEBを活用した宴会予約の強化を図り、ブランド認知度を高めてまいりました。また、中食・和菓子部門の「おめで鯛焼き本舗」では季節限定の商品を効果的に投入し、より魅力的な商品拡充に努めてまいりました。

当第3四半期会計期間においては「京鳥」を広島駅に直営で出店、「おめで鯛焼き本舗」フランチャイズを2店(宮城県、大分県)出店することで、安定成長を見据えた事業基盤の強化に注力しました。

当第3四半期累計期間では、昨年10月の台風19号をはじめとする天候不順等による休業の影響等により、売上高は3,468百万円(前年同四半期比2.2%減)、一方、採算の管理に徹底して取り組んだことによりセグメント利益は175百万円(同25.8%増)となりました。

 

 

② 財政状態の状況

 (資産)

当第3四半期会計期間末における総資産は、前事業年度末と比べ709百万円増加し、11,580百万円となりました。これは主に、売掛金の増加があったこと等によるものです。

 (負債)

当第3四半期会計期間末における負債は、前事業年度末と比べ278百万円増加し、6,270百万円となりました。これは主に、買掛金の増加があったこと等によるものです。

 (純資産)

当第3四半期会計期間末における純資産は、前事業年度末と比べ431百万円増加し、5,309百万円となりました。これは主に、利益剰余金の配当金の支払による減少があった一方で、四半期純利益の計上による増加があったことによるものです。

 

(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(3) 研究開発活動

特記すべき事項はありません。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。