第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

 新型コロナウイルス感染拡大により、引き続きいずれの事業につきましても、各国の行政や当局からの方針・指示を踏まえ事業を行っておりますが、現時点において事業継続に支障はありません。当第3四半期連結累計期間において、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、各国では渡航制限が続いており、たばこ事業においては免税市場における販売数量が、前年同期と比べて増加しているものの、新型コロナウイルス感染拡大以前の水準には至っておりません。一方、海外たばこ事業においては、渡航制限により複数市場で堅調な総需要が継続しています。また、加工食品事業においては、飲食店における営業自粛要請の影響等により、冷食・常温事業の外食向け製品の販売減少が継続しています。今後も、新型コロナウイルス感染拡大による影響については、為替の動向及び各国の行政や当局の対応とともに注視・精査が必要です。新型コロナウイルス感染症の収束時期や将来的な影響を現時点で見通すことは困難であり、当社グループの業績に悪影響を及ぼす可能性があります。

 現時点において事業活動で必要な資金の調達に問題はなく、コミットメントラインの未使用枠も十分有しており

ます。

 

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

経営者の視点による経営成績等の状況に関する主な注記は以下のとおりです。

なお、以下、文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日において判断したものです。

 

(非GAAP指標について)

当社グループは、当社が適用する会計基準であるIFRSにおいて定義されていない非GAAP指標を追加的に開示しております。非GAAP指標は、当社グループが中長期的に持続的な成長を目指す上で、各事業運営の業績を把握するために経営管理にも利用している指標であり、財務諸表の利用者が当社グループの業績を評価する上でも、有用な情報であると考えております。

 

調整後営業利益

営業利益(損失)から買収に伴い生じた無形資産に係る償却費、調整項目(収益及び費用)を除いた調整後営業利益を開示しております。調整項目(収益及び費用)はのれんの減損損失、リストラクチャリング収益及び費用等です。

また、為替一定ベースの調整後営業利益の成長率も追加的に開示しております。当社グループは、為替一定ベースの調整後営業利益の成長率における、中長期に亘る年平均mid to high single digit成長を全社利益目標としており、その達成を目指してまいります。為替一定ベースとは、海外たばこ事業における当期の自社たばこ製品売上収益又は調整後営業利益から、前年同期の為替レートを用いて換算・算出した為替影響及び一定の方法を用いて算出した一部市場のインフレに伴う売上又は利益の増加分を除いたものです。

なお、当社グループは、超インフレ経済下にある子会社の財務諸表について、IAS第29号「超インフレ経済下における財務報告」(以下、IAS第29号)に定められる要件に従い、会計上の調整を加えておりますが、為替一定ベースの自社たばこ製品売上収益及び調整後営業利益にはIAS第29号の影響は含めておりません。

 

(自社たばこ製品売上収益について)

たばこ事業においては、自社たばこ製品に係る売上収益を開示しております。具体的には、国内たばこ事業においては、国内免税市場及び当社の中国事業部管轄の中国・香港・マカオ市場における売上収益並びにRRP・リトルシガー等に係る売上収益が含まれていますが、輸入たばこ配送手数料等に係る売上収益は含まれておりません。また、海外たばこ事業においては、水たばこ製品及びRRPに係る売上収益が含まれていますが、物流事業及び製造受託等に係る売上収益は含まれておりません。また、為替一定ベースのドルベースの自社たばこ製品売上収益の成長率も追加的に開示しております。

 

 

 

(RRPについて)

RRPは、加熱式たばこ及びE-Vapor製品等、喫煙に伴う健康リスクを低減させる可能性のある製品(Reduced-Risk Products, RRP)を指しております。

加熱式たばこは、たばこ葉を使用し、たばこ葉を燃焼させずに、加熱等によって発生するたばこベイパー(たばこ葉由来の成分を含む蒸気)を愉しむ製品です。

一方、E-Vapor製品は、たばこ葉を使用せず、装置内もしくは専用カートリッジ内のリキッド(液体)を電気加熱させ、発生するベイパー(蒸気)を愉しむ製品です。

当社グループは、たばこ事業の将来に亘る持続的な成長のため、イノベーティブな製品の開発等に取り組んでおります。

 

 

経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容は以下のとおりです。

(1)経営成績の状況

① 全社実績

(単位:億円)

 

2020年12月期

第3四半期

連結累計期間

2021年12月期

第3四半期

連結累計期間

増減率

売上収益

15,921

17,661

10.9%

調整後営業利益

4,415

5,429

23.0%

営業利益

3,902

4,807

23.2%

四半期利益(親会社所有者帰属)

2,579

3,388

31.3%

 

<売上収益>

売上収益は、医薬事業及び加工食品事業で減収となったものの、国内たばこ事業及び海外たばこ事業での増収により、前年同期比10.9%増の1兆7,661億円となりました。なお、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、各国では渡航制限が続いており、たばこ事業においては免税市場における販売数量が、前年同期と比べて増加しているものの、新型コロナウイルス感染拡大以前の水準には至っておりません。一方、海外たばこ事業においては、渡航制限により複数市場で堅調な総需要が継続しています。また、加工食品事業においては、飲食店における営業自粛要請の影響等により、冷食・常温事業の外食向け製品の販売減少が継続しています。

 

<調整後営業利益>

為替一定ベースの調整後営業利益は、医薬事業で減少したものの、国内たばこ事業、海外たばこ事業及び加工食品事業での増加により、前年同期比21.9%増となりました。為替影響を含めた調整後営業利益は、海外たばこ事業においてポジティブな為替影響を受けたこと等により、前年同期比23.0%増の5,429億円となりました。

 

<営業利益>

営業利益は、調整後営業利益の増益等により、前年同期比23.2%増の4,807億円となりました。

 

<親会社の所有者に帰属する四半期利益>

親会社の所有者に帰属する四半期利益は、営業利益の増益及び金融損益の改善等により、前年同期比31.3%増の3,388億円となりました。

 

 

② セグメント別実績

 

〔国内たばこ事業〕

(単位:億本、億円)

国内たばこ事業

2020年12月期

第3四半期

連結累計期間

2021年12月期

第3四半期

連結累計期間

増減率

紙巻総需要(注1)

900

822

△8.7%

紙巻販売数量(注2)

540

490

△9.3%

RRP総需要(注3)

305

344

12.6%

RRP販売数量(注4)

30

34

12.5%

自社たばこ製品売上収益

3,948

4,052

2.6%

調整後営業利益

1,390

1,621

16.6%

 

<紙巻販売数量及びRRP販売数量>

紙巻総需要は、趨勢減に加え、RRP市場の拡大及び2020年10月の定価改定等の影響により、前年同期比8.7%減の822億本となりました。当社の紙巻販売数量は、紙巻総需要減少に加え、紙巻シェアの減少により前年同期比9.3%減の490億本となりました。紙巻シェアは、RRPへの移行及びダウントレードによる低価格帯での競争激化により、前年同期比0.4%ポイント減の59.6%となりました。

RRP総需要は、前年同期比12.6%増の344億本となり、市場占有率は29.5%となりました。当社のRRP販売数量は、RRP総需要の増加に加え、RRP新商品の投入により、前年同期比12.5%増の34億本となり、RRPカテゴリーに占める当社のシェアは9.8%となりました。

紙巻たばこ及びRRPを合わせた総需要、当社の販売数量及び当社のシェアは、それぞれ前年同期比3.3%減の1,166億本、8.2%減の523億本、2.4%ポイント減の44.9%となりました。

 

<自社たばこ製品売上収益及び調整後営業利益>

自社たばこ製品売上収益は、紙巻販売数量の減少影響等があったものの、紙巻単価上昇効果及びRRP関連売上収益(注4)の増加により、前年同期比2.6%増となりました。RRP関連売上収益は、RRP販売数量の増加により、前年同期比37億円増の463億円となっています。

調整後営業利益は、自社たばこ製品売上収益の増加に加え、紙巻単価上昇効果により、前年同期比16.6%増となりました。

 

(注1)紙巻総需要は、日本市場全体における紙巻たばこの販売数量を指しております。なお、当該数値にはリトルシガーを含み、RRPは含まれておりません。

(注2)当該数値の他に、国内免税市場及び当社の中国事業部管轄の中国・香港・マカオ市場の当第3四半期連結累計期間における販売数量13億本(前年同期の当該数量13億本)があります。なお、当該数値にはリトルシガーを含み、RRPは含まれておりません。

(注3)RRP総需要は、日本市場全体におけるRRPの販売数量(1パック当たり紙巻たばこ20本として換算)を指しております。なお、当該数値にはデバイス/関連アクセサリー等は含まれておりません。

(注4)RRP販売数量には国内免税市場における販売数量は含まれておりません。なお、RRP関連売上収益には国内免税市場における売上収益及びデバイス・関連アクセサリー等に係る売上収益が含まれております。

(注5)総需要及びシェアは当社推計値です。

 

 

〔海外たばこ事業〕

(単位:億本、億円)

海外たばこ事業

2020年12月期

第3四半期

連結累計期間

2021年12月期

第3四半期

連結累計期間

増減率

総販売数量(注6)

3,300

3,489

5.7%

GFB販売数量(注7)

2,132

2,352

10.3%

自社たばこ製品売上収益

9,565

11,269

17.8%

調整後営業利益

3,148

3,990

26.7%

 

(単位:百万ドル)

海外たばこ事業

(参考:ドルベース)

2020年12月期

第3四半期

連結累計期間

2021年12月期

第3四半期

連結累計期間

増減率

自社たばこ製品売上収益

8,901

10,359

16.4%

(11.7%)

調整後営業利益

2,929

3,673

25.4%

(25.0%)

※()内は、為替一定ドルベース 前年同期比増減率

<販売数量及び市場シェア>

総販売数量は、市場シェアの伸長、ポジティブな流通在庫調整影響及び新型コロナウイルス感染拡大に伴う渡航制限による複数市場での総需要の増加等により、前年同期比5.7%増の3,489億本となりました。ポジティブに作用した流通在庫調整影響を除いた総販売数量は、前年同期比5.4%増となりました。市場シェアは主要市場である、イタリア・英国・スペイン・台湾・トルコ・フランス・ロシア等の様々な市場で継続的に伸長しました。

GFB販売数量は、ウィンストン(+9.8%)・キャメル(+23.6%)・メビウス(+2.8%)の堅調なパフォーマンスがLD(△0.4%)の減少を上回り、前年同期比10.3%増の2,352億本となりました。

 

<自社たばこ製品売上収益及び調整後営業利益>

自社たばこ製品売上収益及び調整後営業利益は、ポジティブな数量効果、単価上昇効果及び為替影響により、それぞれ前年同期比17.8%増、26.7%増となりました。

 

為替影響を含めたドルベースの自社たばこ製品売上収益は、ロシア等における単価上昇効果及び数量効果により、前年同期比16.4%増となりました。為替一定ベースでは、前年同期比11.7%増となりました。

為替影響を含めたドルベースの調整後営業利益は、RRPへの投資の増加等があったものの、単価上昇効果及び数量効果等により、前年同期比25.4%増となりました。為替一定ベースでは、前年同期比25.0%増となりました。

 

〔海外たばこ事業 地域別内訳〕(注8)

海外たばこ事業における各地域の実績は以下のとおりです。

 

(単位:億本、億円、百万ドル)

 

2020年12月期

第3四半期

連結累計期間

2021年12月期

第3四半期

連結累計期間

増減率

South and West Europe

 

総販売数量(注6)

518

539

4.1%

 

GFB販売数量(注7)

434

459

5.6%

 

自社たばこ製品売上収益

1,720

1,914

11.3%

 

 

自社たばこ製品売上収益

(参考:ドルベース)

1,599

1,763

10.2%

(3.7%)

North and Central Europe

 

総販売数量(注6)

475

515

8.5%

 

GFB販売数量(注7)

249

285

14.4%

 

自社たばこ製品売上収益

2,026

2,410

18.9%

 

 

自社たばこ製品売上収益

(参考:ドルベース)

1,885

2,217

17.6%

(9.1%)

CIS+

 

総販売数量(注6)

929

965

3.8%

 

GFB販売数量(注7)

627

690

9.9%

 

自社たばこ製品売上収益

2,290

2,595

13.3%

 

 

自社たばこ製品売上収益

(参考:ドルベース)

2,130

2,387

12.1%

(15.1%)

Rest-of-the-World

 

総販売数量(注6)

1,378

1,470

6.7%

 

GFB販売数量(注7)

822

919

11.8%

 

自社たばこ製品売上収益

3,529

4,351

23.3%

 

 

自社たばこ製品売上収益

(参考:ドルベース)

3,286

3,992

21.5%

(15.0%)

※()内は、為替一定ドルベース 前年同期比増減率

 

(注6)製造受託、水たばこ製品及びE-Vapor製品を除き、Fine cut tobacco、シガー、パイプ、スヌース、クレテック及び加熱式たばこを含めております。

(注7)当社グループのブランドポートフォリオの中核を担う「ウィンストン」「キャメル」「メビウス」 「LD」の4ブランドをGFB(グローバル・フラッグシップ・ブランド)としております。

(注8)当社グループの海外たばこ事業をより深く理解していただくために、当該セグメントを4地域(South and West Europe、North and Central Europe、CIS+、Rest-of-the-World)に区分けしております。

South and West Europeにはフランス、イタリア、スペイン等、North and Central Europeにはドイツ、英国等、CIS+にはルーマニア、ロシア等、Rest-of-the-Worldにはイラン、台湾、トルコ等を含んでおります。

※ 米国ドルに対する為替レートは、以下のとおりです。

為替レート

2020年12月期

第3四半期

連結累計期間

2021年12月期

第3四半期

連結累計期間

増減

増減率

USD/円

107.55

108.58

1.03

1.0%安

USD/RUB

70.69

74.01

3.32

4.5%安

USD/GBP

0.79

0.72

△0.07

9.1%高

USD/EUR

0.89

0.84

△0.05

6.5%高

USD/CHF

0.95

0.91

△0.04

4.3%高

USD/TWD

29.79

27.97

△1.82

6.5%高

USD/TRY

6.72

8.09

1.37

16.9%安

USD/IRR(注9)

253,917

233,660

△20,257

8.7%高

 

(注9)IAS第29号に従い、超インフレ経済下にある子会社の財務諸表をUSDへ換算する際には、2020年12月期及び2021年12月期における第3四半期末時点のレートを適用しております。また、USDから日本円へ換算する際も、同様に2020年12月期及び2021年12月期における第3四半期末時点のレートを適用しております。(2021年12月期第3四半期末:USD/円:111.92、2020年12月期第3四半期末:USD/円:105.80)

 

〔医薬事業〕

(単位:億円)

医薬事業

2020年12月期

第3四半期

連結累計期間

2021年12月期

第3四半期

連結累計期間

増減率

売上収益

575

568

△1.3%

調整後営業利益

126

66

△47.6%

 

<売上収益及び調整後営業利益>

売上収益は、当社連結子会社である鳥居薬品株式会社が増収となったものの、海外ロイヤリティ収入の減少等により、前年同期比1.3%減となりました。

調整後営業利益は、減収に加え、研究開発費の増加及び鳥居薬品の減益等により、前年同期比47.6%減となりました。

 

〔加工食品事業〕

(単位:億円)

加工食品事業

2020年12月期

第3四半期

連結累計期間

2021年12月期

第3四半期

連結累計期間

増減率

売上収益

1,086

1,067

△1.8%

調整後営業利益

9

24

175.4%

 

<売上収益及び調整後営業利益>

売上収益は、前年同期に一時的に増加した冷食・常温事業の家庭用製品の需要が相対的に減少したことに加え、同事業における一部品目の撤退影響等により、前年同期比1.8%減となりました。

調整後営業利益は、2021年1月に発生した子会社の工場火災に係る火災保険金の受け取りや前事業年度に計上したベーカリー事業における工場・店舗等の減損損失に伴う当事業年度の償却費減少等により、前年同期比175.4%増となりました。

 

(2)財政状態及びキャッシュ・フローの状況

① 財政状態の状況

〔資産〕

当第3四半期連結会計期間末現在の資産合計は、前年度末に比べ2,485億円増加し、5兆6,299億円となりました。これは、為替影響によるのれんの増加があったこと等によるものです。

〔負債〕

当第3四半期連結会計期間末現在の負債合計は、前年度末に比べ186億円減少し、2兆7,633億円となりました。これは、社債の発行や短期借入金の増加があったものの、社債の償還に加え、営業債務及びその他の債務の減少等があったこと等によるものです。

〔資本〕

当第3四半期連結会計期間末現在の資本合計は、前年度末に比べ2,670億円増加し、2兆8,665億円となりました。これは、在外営業活動体の換算差額の増加に加え、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上による利益剰余金の増加があったこと等によるものです。

 

② キャッシュ・フローの状況

当第3四半期連結会計期間末現在の現金及び現金同等物は、前年度末に比べ1,725億円増加し、6,307億円となりました(前年同期末残高4,581億円)。

 

〔営業活動によるキャッシュ・フロー〕

当第3四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、4,289億円の収入(前年同期は3,982億円の収入)となりました。これは、国内外におけるたばこ税及び法人税の支払い、営業債務及びその他の債務の支払いがあったものの、主にたばこ事業による安定したキャッシュ・フローの創出があったこと等によるものです。

なお、当第3四半期連結累計期間における国内のたばこ税の支払額については、前年度末が金融機関の休日であった影響から10ヶ月分となっております。

 

〔投資活動によるキャッシュ・フロー〕

当第3四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、701億円の支出(前年同期は436億円の支出)となりました。これは、有形固定資産及び無形資産の取得による支出があったこと等によるものです。

 

〔財務活動によるキャッシュ・フロー〕

当第3四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、2,913億円の支出(前年同期は2,082億円の支出)となりました。これは、社債の発行による収入があった一方で、社債の償還及び配当金の支払いがあったこと等によるものです。

 

(3)経営方針・経営戦略等

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から重要な変更はありません。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発費は、468億円です。

当第3四半期連結累計期間において、前事業年度の有価証券報告書に記載した当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

 

 

(6)設備の新設、除却等の計画

第2四半期連結会計期間末における当連結会計年度1年間の設備投資計画(新設・拡充)は1,320億円としておりましたが、当第3四半期連結会計期間末において1,120億円に変更しております。

なお、セグメント毎の設備投資の主な内容・目的について前事業年度の有価証券報告書に記載した内容から重要
な変更はありません。

 

(7)資本の財源及び資金の流動性についての分析

① 資金需要

設備投資、運転資金、外部資源の獲得、借入の返済及び利息の支払い、配当金の支払い、自己株式の取得並びに法人税の支払い等に資金を充当しております。

 

② 資金の源泉

主として営業活動によるキャッシュ・フロー、金融機関からの借入、社債及びコマーシャル・ペーパーの発行により、必要とする資金を調達しております。

 

<キャッシュ・フロー>

「(2)財政状態及びキャッシュ・フローの状況 ②キャッシュ・フローの状況」をご参照ください。

 

<有利子負債>

(長期負債)

社債(1年内償還予定を含む)は、前年度末現在7,023億円、当第3四半期連結会計期間末現在7,059億円、金融機関からの長期借入金(1年内返済予定を含む)は、前年度末現在2,050億円、当第3四半期連結会計期間末現在1,971億円です。

 

(短期負債)

金融機関からの短期借入金は、前年度末現在516億円、当第3四半期連結会計期間末現在640億円です。コマーシャル・ペーパーの発行残高は、それぞれありません。

 

③ 流動性

当社グループは、従来から営業活動により多額のキャッシュ・フローを得ており、今後も引き続き資金源になると見込んでおります。営業活動によるキャッシュ・フローは今後も安定的で、通常の事業活動における必要資金はまかなえると予想しております。また、当第3四半期連結会計期間末現在、国内・海外の主要な金融機関からのコミットメント融資枠があります。更に、コマーシャル・ペーパープログラム、アンコミットメントベースの融資枠、国内社債発行登録枠及びユーロMTNプログラム等があります。

 

 

3【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。