第2 【事業の状況】

1 【事業等のリスク】

 当第3四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスクはありません。

 また、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについて重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

 

(1)財政状態および経営成績の状況

①経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症による悪化から持ち直しの動きがみられるものの、国内の感染者数が再度増加傾向にあるなど、いまだ感染収束の見通しは立っておらず、依然として厳しい状況が続きました。

 食品業界では、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための新しい生活様式に基づく消費者需要の変化が生じており、新たな経営環境への適応が求められています。

 このような状況下、当社グループにおきましても、全ての事業セグメントで外出の自粛や経済活動停滞の影響を受けたことにより、当第3四半期連結累計期間の売上高は、1,463億1千7百万円(前年同期比155億9千6百万円、9.6%減)となりました。

 利益面では、食品関連事業において工場再編による生産性の向上などが寄与したものの、減収影響や食材関連事業において棚卸資産評価損を計上したことなどにより、営業利益は29億4千8百万円(前年同期比1千4百万円、0.5%減)となりました。一方、業績が好調な中国関連会社に持分法を適用したことなどにより、経常利益は33億1千3百万円(前年同期比2億3千1百万円、7.5%増)となりました。また、減損損失の計上や繰延税金資産の回収可能性見直しにより、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億4千3百万円(前年同期比4億1千万円、32.7%減)となりました。

 セグメントごとの事業概況は、以下のとおりです。

 

[食品関連事業]

 レジャー・外出需要の縮小などにより、おにぎりを中心に販売数量が減少し、売上高は1,207億3千万円(前年同期比126億4千1百万円、9.5%減)となりました。一方、利益面では、工場再編による生産性の向上などが寄与し、営業利益は36億9千5百万円(前年同期比4億3百万円、12.3%増)となりました。

 

[食材関連事業]

 一部の水産加工品や鶏加工品の取扱高が減少したことなどにより、売上高は112億9千2百万円(前年同期比8億5千9百万円、7.1%減)となりました。また、利益面では、減収影響に加え、棚卸資産評価損を計上したことにより、7億3千万円の営業損失(前年同期は7千3百万円の営業損失)となりました。

 

[物流関連事業]

 売上高は98億3千7百万円(前年同期比6億4千8百万円、6.2%減)となりました。一方、利益面では、取引価格の見直しなどにより、営業利益は3億6千万円(前年同期比2億7千万円、300.1%増)となりました。

 

[食品製造設備関連事業]

 前年同期にあった外販向け大型案件の剥落などにより、売上高は11億9百万円(前年同期比2億5千1百万円、18.5%減)となりました。一方、利益面では、前年同期にあった一部債権に対する貸倒引当金計上の剥落などにより、営業利益は7百万円(前年同期は2億1千4百万円の営業損失)となりました。

 

[人材派遣関連事業]

 電気・電子機器向けの人材派遣が減少したことなどにより、売上高は33億4千8百万円(前年同期比11億9千6百万円、26.3%減)となりました。また、利益面では、グループ向け人材派遣の減少などもあり1億4千1百万円の営業損失(前年同期は1億2千7百万円の営業利益)となりました。

 

 

②財政状態

 当第3四半期連結会計期間末における総資産は前連結会計年度末に比べて26億6百万円減少し、834億7千2百万円となりました。これは、商品及び製品、有形固定資産が減少したことによるものです。

 負債は前連結会計年度末に比べて27億2千8百万円減少し、388億2千6百万円となりました。これは、長期借入金の増加があったものの、未払金、リース債務が減少したことによるものです。

 純資産は前連結会計年度末に比べて1億2千2百万円増加し、446億4千5百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が増加したことおよび利益剰余金の配当によるものです

 

(2)経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(3)事業上および財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上および財務上の対処すべき課題に重要な変更および新たに生じた課題はありません。

 

(4)研究開発活動

 当社グループは、多様化する消費者ニーズの変化にスピーディーに対応した値ごろ感のある高品質の商品を提供できるよう、原材料から最終商品までのトータル的な商品開発を積極的に行い、食品としての「美味しさ」「安全性」について、日々研究に努めております。

 

(5)主要な設備

 当第3四半期連結累計期間において新たに確定した主要な設備の新設は、次のとおりです。

国内子会社

会社名

事業所名

(所在地)

セグメントの名称

設備の

内容

投資予定金額

資金調達

方法

着手年月

完了予定

年月

完成後の増加能力

総額

(百万円)

既支払額

(百万円)

わらべや日洋株式会社

岩手工場

(岩手県北上市)

食品関連事業

生産設備

651

94

自己資金および

リース

2020年7月

2021年3月

(注)1

 (注)1. 生産能力および生産性の向上。

    2. 上記の金額には、消費税等は含まれていません。

 

 

3 【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等は行われておりません。