(1) 業績
当第1四半期連結累計期間における国内経済は、雇用・所得環境や企業収益の改善などを背景に、景気は緩やかな回復基調で推移しましたが、一方で一人当たりの平均賃金は伸び悩むなど、依然、消費者が景気回復を実感するまでには至っていない状況でした。食品業界におきましては、輸入原材料価格や物流コストの上昇などの影響に加え、冬場の天候不順による野菜の高騰の影響もあり、依然として消費者の生活防衛意識は根強いものとなっております。
このような状況のもと、当社グループは平成28年度より新たな経営方針を策定し、めざす姿として「フルーツのアヲハタ」を掲げました。また中期経営計画のテーマとして「イチゴのアヲハタ」を全社で展開することとし、「1.新たな成長を実現」、「2.既存事業の強化」、「3.人の成長と組織の活性化」を重要課題として取り組んでまいりました。
売上につきましては、「アヲハタ・まるごと果実」シリーズにおいて昨年、新規顧客獲得を図るために小容量タイプを発売したこと、2月に同シリーズにおいて新商品「りんご」を発売したことなどが増収要因となりました。一方で、フルーツ原料販売の低迷などは減収要因となり、その結果、売上高は51億71百万円(前年同期比0.2%増)となりました。
利益につきましては、主にジャム類、特に「アヲハタ・まるごと果実」シリーズの売上高の増加が増益要因となり、営業利益は2億57百万円(前年同期比20.4%増)、経常利益は2億66百万円(前年同期比23.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億85百万円(前年同期比41.0%増)となりました。
(2) 財政状態
当第1四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ87百万円減少し160億85百万円となりました。資産の増減の主な要因は、現金及び預金の減少3億36百万円、受取手形及び売掛金の減少1億40百万円、商品及び製品の増加2億53百万円、原材料及び貯蔵品の増加1億91百万円などであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ1億67百万円減少し48億80百万円となりました。負債の増減の主な要因は、未払金の減少3億66百万円、支払手形及び買掛金の増加1億64百万円、賞与引当金の増加1億33百万円などであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ80百万円増加し112億4百万円となりました。純資産の増加の主な要因は、利益剰余金の増加1億12百万円などであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、83百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。