第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。

 

2 【経営上の重要な契約等】

当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

 

3 【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。

 

(1) 業績の状況

当第3四半期連結累計期間における国内経済は、雇用環境の改善がみられる一方で、企業収益や個人消費は力強さを欠く状況で推移しており、英国のEU離脱や米国の大統領選挙後に為替の乱高下が生じるなど国際金融市場に混乱が広がり、先行きへの不安は広がっております。
 この様な状況の中、当社グループは、春夏新製品の市場定着と秋冬新製品の導入を積極的に進めました。また、各エリアの嗜好に合った製品の重点投入や販売促進等に引続き取組み、当社最大の繁忙期である年末商戦では、全社一丸となり生産・販売活動に努めてまいりました。しかし、国産するめいかの記録的な不漁に伴い原料価格が高騰しており、大幅に利益を減少させることになりました。
 この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高330億31百万円(前年同四半期比4.7%増)、営業利益25億24百万円(同1.6%減)、経常利益25億16百万円(同1.2%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益17億10百万円(同1.9%増)となりました。
 セグメント別の業績は、次のとおりであります。

 

(食品製造販売事業)

 売上高を製品群別に分類しますと、水産加工製品は、巾着タイプのチーズかまぼこが好調に推移したこと、「しっとり やわらかあたりめ」などの新製品や、シャキシャキ食感の「茎わかめ」なども売上を伸ばし増収となりました。畜肉加工製品は、テレビCMを放映中の「THEおつまみBEEF 厚切ビーフジャーキー」などのジャーキー製品が引続き好調に推移したことと、「OTSUMAMI牧場 スティックカルパス」や、新製品の「チーズが入った 粗挽きソーセージ」などのドライソーセージ製品も売上に貢献したことで増収となりました。酪農加工製品は、新製品の「3つの味わい おつまみチーズアソート」などのおつまみチーズ製品や、期間限定で発売した「チーズ鱈 本格チーズフォンデュ味」などのチーズ鱈製品が奏功し、増収となりました。農産加工製品は、沖縄県産超激辛とうがらし“アカハチ”を使用した「激辛柿の種&ピーナッツ」などが売上を伸ばし、増収となりました。素材菓子製品は、酸味をマイルドにした新製品の「甘ずっぱいカリカリ梅 種ぬき」などが好調に推移し、増収となりました。チルド製品は、ほんのり甘いなめらか食感の「クリーミーくちどけチーズたら 生クリーム」などが売上を伸ばしましたが、減収となりました。その他製品は、「うずらの味付けたまご 燻製風味」などのレトルト製品や、「おつまみセレクション」などのアソート製品が売上を伸ばし増収となりました。
 以上の結果、食品製造販売事業の売上高は328億2百万円(同4.8%増)となりました。
 利益面では、売上は増加したものの、国産するめいかを中心に原材料価格が高騰したことにより、売上総利益は104億59百円(同1.5%増)に留まりました。
 販売費及び一般管理費は、業務の無駄とりなどあるべきコスト構成を追求するコストコントロールに継続的に努めたこと等により、80億79百万円(同2.6%増)に抑えることが出来ました。
 この結果、営業利益は23億79百万円(同2.0%減)となりました。

 

(不動産賃貸事業)
 売上高は2億28百万円(同1.1%増)、営業利益は1億44百万円(同5.4%増)となりました。

 

 

(2) 財政状態の分析

当第3四半期連結会計期間末の総資産は375億81百万円(前連結会計年度末比70億60百万円増)となりました。
 資産の部では、現金及び預金、建物及び構築物などが減少しておりますが、受取手形及び売掛金、建設仮勘定、原材料及び貯蔵品などの増加により総資産が増加いたしました。
 負債の部では、短期借入金などが減少しておりますが、長期借入金、支払手形及び買掛金などの増加により負債合計は187億27百万円(同55億40百万円増)、純資産の部では利益剰余金の増加等により純資産合計は188億53百万円(同15億19百万円増)となりました。
 なお、自己資本比率は前連結会計年度末比6.6ポイント減の50.2%となっております。

 

(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題について、重要な変更及び新たに生じた課題はありません。

 

(4) 研究開発活動

当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、3億88百万円であります。
 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

 

(5) 資本の財源及び資金の流動性についての分析

当社グループでは、自己資金又は借入などにより運転資金及び設備資金の資金調達を行っております。運転資金については、自己資金及び短期借入金により調達しております。また、設備資金については、自己資金、リース及び長期借入金などにより調達しております。