(1) 業績
当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境は緩やかな回復が続きました。しかしながら、年明け以降、金融市場や新興国経済の不透明感から、為替相場や株式市場が大きく変動しました。
食品業界においては、円安にともなう原材料価格の高騰等により製品の値上げが相次ぎ、消費者の節約志向が一層高まりました。
当社グループは、コーポレートメッセージである「人と自然を、おいしくつなぐ」をテーマに企業活動に取組みました。新聞・テレビ・雑誌・WEBなどの媒体を活用した広告宣伝活動を積極的に展開し、ブランド力の強化を図りました。また、テレビCM「シーチキン食堂」を中心としたメニュー提案活動などにより、消費者の需要喚起に努めました。
この結果、売上高は778億49百万円(前期比4.4%増)となりました。利益面では、主原料のきはだ鮪・かつおの価格が比較的安定して推移したことなどにより、営業利益は27億22百万円(同55.8%増)、経常利益は30億89百万円(同50.4%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は、法人税等が増加したことにより17億87百万円(同6.3%減)となりました。
なお、当社グループは、食品事業およびこの付帯事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の開示は行っていませんが、製品群別の販売動向は以下のとおりです。
表:製品群別売上高(連結) (単位:千円、%)
|
製品群 |
前連結会計年度 |
当連結会計年度 |
増減 |
|||||
|
金額 |
構成比 |
金額 |
構成比 |
金額 |
率 |
|||
|
製
品 |
家庭用食品 |
ツナ |
31,272,868 |
41.9 |
33,743,142 |
43.3 |
2,470,273 |
7.9 |
|
デザート |
4,584,068 |
6.2 |
4,758,736 |
6.1 |
174,668 |
3.8 |
||
|
パスタ&ソース |
7,326,202 |
9.8 |
7,394,312 |
9.5 |
68,110 |
0.9 |
||
|
総菜 |
6,995,598 |
9.4 |
7,513,128 |
9.7 |
517,530 |
7.4 |
||
|
削りぶし・海苔・ふりかけ類 |
5,372,479 |
7.2 |
5,467,045 |
7.0 |
94,566 |
1.8 |
||
|
ギフト・その他食品 |
3,781,224 |
5.1 |
3,739,630 |
4.8 |
△41,594 |
△1.1 |
||
|
計 |
59,332,441 |
79.6 |
62,615,996 |
80.4 |
3,283,554 |
5.5 |
||
|
業務用食品 |
12,955,881 |
17.4 |
13,014,973 |
16.7 |
59,091 |
0.5 |
||
|
ペットフード・バイオ他 |
1,726,342 |
2.3 |
1,681,193 |
2.2 |
△45,149 |
△2.6 |
||
|
計 |
74,014,665 |
99.3 |
77,312,163 |
99.3 |
3,297,497 |
4.5 |
||
|
その他 |
559,060 |
0.7 |
537,008 |
0.7 |
△22,051 |
△3.9 |
||
|
合計 |
74,573,726 |
100.0 |
77,849,172 |
100.0 |
3,275,445 |
4.4 |
||
(注)上記金額は消費税等を含みません。
「ツナ」では、引き続き、季節の野菜と組み合わせた「野菜をおいしくシーチキン」キャンペーンに加え、テレビCMや各種媒体への広告掲載など、ブランド力強化と需要喚起に努めました。きはだ鮪・かつお製品が好調に推移し、売上高は前期比7.9%増加しました。
「デザート」では、「朝からフルーツ」シリーズやフルーツパウチなど個食ニーズにマッチした製品が好調に推移し、売上高は同3.8%増加しました。
「パスタ&ソース」では、パスタソースが低調だったものの、スパゲッティやマカロニの値上げが浸透したことなどにより、売上高は同0.9%増加しました。
「総菜」では、「シャキッとコーン」が大きく伸長しました。また、個食ニーズにマッチした健康パウチシリーズも好調に推移し、売上高は同7.4%増加しました。
「削りぶし・海苔・ふりかけ類」では、削りぶしが低調でしたが、噛み切りやすい海苔「かみきれ~る」やふりかけ類が好調に推移し、売上高は同1.8%増加しました。
「ギフト・その他食品」では、取扱店舗の増加した包装米飯「パパッとライス」が好調でしたが、ギフトが低調となり、売上高は同1.1%減少しました。
「業務用食品」では、CVS・外食チェーン向けのツナやスイートコーンが堅調に推移し、売上高は同0.5%増加しました。
「ペットフード・バイオ他」では、フィッシュミール等のバイオ製品が好調に推移しましたが、輸入品から国産品にシフトしたペットフードの販売が減少し、売上高は同2.6%減少しました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、1億60百万円増加し、16億68百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動により増加した資金は20億53百万円(前年同期は17億79百万円の増加)となりました。これは主に、たな卸資産が増加したものの、税金等調整前当期純利益の計上や仕入債務が増加したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動により減少した資金は6億54百万円(前年同期は4億62百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得支出によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動により減少した資金は12億36百万円(前年同期は6億12百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済や配当金の支払によるものです。
(1) 生産実績
当連結会計年度における製品群別生産実績は次のとおりです。
|
品目 |
金額(千円) |
前期比(%) |
|
|
家庭用食品 |
ツナ |
36,323,441 |
9.1 |
|
デザート |
4,977,119 |
0.2 |
|
|
パスタ&ソース |
7,655,709 |
△8.2 |
|
|
総菜 |
8,030,260 |
7.8 |
|
|
削りぶし・海苔・ふりかけ類 |
4,137,561 |
4.4 |
|
|
ギフト・その他食品 |
3,047,738 |
△3.3 |
|
|
計 |
64,171,831 |
4.9 |
|
|
業務用食品 |
15,531,556 |
△7.9 |
|
|
ペットフード・バイオ他 |
1,520,774 |
△7.8 |
|
|
合計 |
81,224,162 |
1.9 |
|
(注) 1 金額は販売価額で表示しています。
2 生産実績には外注仕入実績を含みます。
3 上記金額は消費税等を含みません。
(2) 受注状況
当社グループは受注生産を行っていません。
(3) 販売実績
当社グループは主として卸売業者に販売しています。当連結会計年度の販売実績は次のとおりです。
|
品目 |
金額(千円) |
前期比(%) |
||
|
製品 |
家庭用食品 |
ツナ |
33,743,142 |
7.9 |
|
デザート |
4,758,736 |
3.8 |
||
|
パスタ&ソース |
7,394,312 |
0.9 |
||
|
総菜 |
7,513,128 |
7.4 |
||
|
削りぶし・海苔・ふりかけ類 |
5,467,045 |
1.8 |
||
|
ギフト・その他食品 |
3,739,630 |
△1.1 |
||
|
計 |
62,615,996 |
5.5 |
||
|
業務用食品 |
13,014,973 |
0.5 |
||
|
ペットフード・バイオ他 |
1,681,193 |
△2.6 |
||
|
計 |
77,312,163 |
4.5 |
||
|
その他 |
|
|
537,008 |
△3.9 |
|
合計 |
77,849,172 |
4.4 |
||
(注) 1 上記金額は消費税等を含みません。
2 主な相手先別の販売実績および総販売実績に対する割合は、次のとおりです。
|
相手先 |
前連結会計年度 (自 平成26年4月1日 至 平成27年3月31日) |
当連結会計年度 (自 平成27年4月1日 至 平成28年3月31日) |
||
|
金額(千円) |
割合(%) |
金額(千円) |
割合(%) |
|
|
伊藤忠商事㈱ |
23,358,074 |
31.3 |
26,149,731 |
33.6 |
|
三菱商事㈱ |
13,125,995 |
17.6 |
13,298,650 |
17.1 |
|
三井物産㈱ |
12,311,074 |
16.5 |
12,826,463 |
16.5 |
平成27年4月から始まった中期経営計画では、以下の3つの基本方針を掲げ、その実現に向けて推進してまいります。
① 安心・安全な製品づくりへの一層の取り組み
製品の安心・安全につきましては、製造委託先を含めハード・ソフト両面でフードディフェンスを含めた品質保証体制の強化に努めます。
② ブランド力の一層の強化と新規チャネルへの挑戦
積極的な広告宣伝や販売促進活動を通じて、ブランド力の強化をはかります。あわせて、既存の家庭用・業務用・通販チャネルに留まらず新たに生鮮・海外など新規チャネル・売場の開拓を推進します。
③ 人財の積極的な開発・育成と組織の活性化
外部環境が変化するなかで、様々な課題に的確に対応できる人財の開発と育成に努めます。また、失敗を恐れず『挑戦』できる風土を醸成し、組織の活性化をはかります。
有価証券報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項には、以下のようなものがあります。
なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において当社グループが判断したものです。
(1) 主原料の価格変動について
当社グループの主力製品であるツナ製品の主原料は、まぐろ・かつおです。また、パスタ製品の主原料はデュラム小麦粉です。これらは天産物ゆえに漁獲量や収穫量が増減します。また、世界的な需要拡大や資源問題により新たな漁獲規制や輸出規制等が発生する事態も予想されます。これらにより市場価格が変動し、当社グループの売上総利益に影響を与えます。
(2) 為替変動について
当社グループは製品・半製品の一部を海外協力工場より仕入れています。また、前処理済み原料を含む魚の一部も海外より仕入れています。これらは、為替相場により仕入価格が変動するため、当社グループの売上総利益に影響を与えます。
(3) 自然災害・疫病について
地震・洪水等の自然災害ないしは疫病の大流行により、当社グループの本社・工場・製造委託先の協力工場、ならびに資材供給元に非常事態が発生し、操業を停止せざるを得ない事態に至ることが懸念されます。
とくに、当社グループの本社・工場が立地する静岡県・愛知県には、東海・東南海地震の発生が予想されています。当社グループにおいては、この地震を想定し、従業員の安全確保、中核事業の早期復旧を行う事業継続計画を策定しています。しかしながら、交通・通信・ライフライン等の社会基盤の被災も予想され、企業活動の遂行に支障が生じる懸念があります。
(4) 食品の安心・安全問題について
近年、食品業界においては、品質や安全の重要性が問われる問題が発生しており、食品の安全性に対する消費者の関心・要求は、さらに高まっています。当社グループでは品質重視の基本方針のもとにフードディフェンスを含めた品質保証体制の強化に努めていますが、一般的な食品の品質について当社の想定を超える異常な事態が発生した場合、または当社製品に直接関係がない場合であっても、風評などにより当社製品のイメージが低下するなどの事態が発生した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
(5) 製造・物流委託先等への依存について
当社グループでは、社外に製造を委託し製品調達を依存している製品群があります。また、物流業務も社外に委託しています。これら委託先の経営破綻や委託業務にトラブルなどが発生した場合、製品供給に支障をきたすことや調達コストの上昇など、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
(6) 有価証券の時価の変動について
当社グループでは売買を目的とした有価証券は保有していませんが、様々な理由により売却可能な有価証券を保有しています。これらの有価証券のうち時価を有するものについては、すべて時価で評価しており、市場における時価の変動は当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
(7) 情報システム管理について
当社グループは、生産・販売・物流等の情報をコンピューターにより管理しています。これらの情報システムの運用については、万一の場合に備えて、万全の対策を講じています。しかしながら、当社の想定を超えた技術による不正アクセスやコンピューターウィルスの感染などにより、システム障害や情報漏洩などの被害のおそれがあり、このような事態が発生した場合、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
(8) 法的規制などについて
当社グループは、食品衛生法、製造物責任法、不当景品類及び不当表示防止法などの各種規制の適用を受けています。当社グループとしては、関連諸法規の順守に万全の体制で臨んでいますが、法的規制の強化や新たな規制などによって、事業活動が制限される可能性があり、当社グループの業績に影響を与える可能性があります。
該当事項はありません。
当社グループは、「人と地球に愛される企業を目指す」という経営理念のもと、技術開発と製品開発の両面から研究開発に取り組んでいます。
技術開発分野では、ツナの原料の一層の有効的な利用を進めるため、製造の各工程の製造技術について研究を進めました。
新製品開発分野では、以下のとおり進めました。
◎ツナ…パウチ「シーチキンとろ限定品 炊き込みご飯の素」、パウチ「シーチキンSmile」6品(Lフレーク、マイルド、水煮Lフレーク、水煮マイルド、オリーブオイルLフレーク、ピリ辛マイルド)、パウチ「シーチキンマヨネーズタイプ しょうゆ味」
◎デザート…パウチ「あんちょこ」3品(和三盆糖入り、ココア味、いちご味)、パウチ「ココミル」3品(パイン、マンゴー、いちご味)、パウチ「甘みあっさり マンゴー」
◎パスタ&ソース…パスタ付きパウチ「スパグラ 焼きそば風味」、パスタ「カッペリーニ 3分結束」、パウチソース「おさかなでPASTA」3品(さんまのペペロンチーノ、いわしのトマトソース、まぐろのオイルソース)
◎総菜…缶詰「はごろも煮 減塩」、パウチ「おかずで健康」6品(鶏肉と豆のトマト煮込み、野菜とまぐろのバジルソース、五目煮、切干し大根、ごぼうのやんわか煮、野菜と鶏だんごの煮物)、パウチ「さんまで健康 蒲焼」、パウチ「さばで健康」2品(水煮、アヒージョ風)、パウチ「いわしで健康 蒲焼」、パウチ「やんわか若鶏」2品(てりやき、塩焼き)、缶詰「はごろも&キングオスカー オリーブオイルサーディン クロスパック」、缶詰「セブンシーズ」2品(アトランティックサーモン、炙りサーモン(紅鮭))、パウチ「ホームクッキング ひじき(国産)」
◎削りぶし・海苔・ふりかけ類…「はごろも舞」4品(焙炒かつお糸削り、まぐろ糸削り、焙炒かつお帯削り、かつお本枯節)、「かみきれ~る」2品(しょうゆ味、おむすびのり しょうゆ味)、「わさふり ミックス」、「おまっちゃん」、「デコふり」3品(赤色 トマトケチャップ風味、黄色 たまごかけごはん風味、緑色 えだまめ風味)、「おだしぞうすい ゆずこしょう風味」、「減塩おだしぞうすい」3品(さけ、かに風味、ゆずこしょう風味)
◎ギフト・その他食品…ギフト「鮪三昧」、ギフト「バラエティパスタギフト」
◎ペットフード…パウチ「無一物 減塩かつおけずりぶし」2品(30g、小袋タイプ)、パウチ「無一物 まぐろけずりぶし」、パウチ「ねこまんま」3品(プレーン、まぐろ入り、真鯛入り)、パウチ「15歳からのねこまんま」3品(プレーン、しらす入り、かにかまぼこ入り)、パウチ「18歳からのねこまんま」3品(プレーン、しらす入り、かにかまぼこ入り)
なお、当連結会計年度における研究開発費は、186,793千円です。
文中の将来に関する事項は、有価証券報告書提出日現在において当社グループが判断したものです。
(1) 重要な会計方針および見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準にもとづき作成されています。
この連結財務諸表の作成に当たっては、過去の実績や状況に応じ合理的だと考えられる様々な要因にもとづき、見積りおよび判断を行っていますが、実際の結果は、見積り特有の不確実性があるために、これらの見積りと異なる場合があります。
なお、当社グループの連結財務諸表で採用する重要な会計方針は、「第5 経理の状況 1 連結財務諸表等 (1) 連結財務諸表 注記事項 連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項」に記載しています。
(2) 経営成績の分析
①売上高(778億49百万円 前期比104.4%)
円安にともなう原材料価格の高騰等により食品の値上げが相次ぎ、消費者の節約志向が一層高まるなか、新聞・テレビ・雑誌・WEBなどの媒体を活用した広告宣伝活動を積極的に展開し、ブランド力の強化を図りました。また、テレビCM「シーチキン食堂」を中心としたメニュー提案活動などにより、消費者の需要喚起に努めました。この結果、売上高は前期比32億75百万円増加し、778億49百万円となりました。
②売上総利益(277億90百万円 前期比106.1%)
売上高の増加に加え、主原料のきはだ鮪・かつおの価格が比較的安定して推移したことなどにより、売上総利益は前期比15億89百万円増加し、277億90百万円となりました。
③営業利益(27億22百万円 前期比155.8%)
販売費及び一般管理費が増加したものの、売上総利益が増加したことにより、営業利益は前期比9億74百万円増加し、27億22百万円となりました。
④経常利益(30億89百万円 前期比150.4%)
上記の営業利益の増加により、経常利益は前期比10億34百万円増加し、30億89百万円となりました。
⑤親会社株主に帰属する当期純利益(17億87百万円 前期比93.7%)
経常利益が増加した一方で、法人税等が増加したことなどにより、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比1億19百万円減少し、17億87百万円となりました。
(3) 財政状態の分析
①資産
当連結会計年度末の資産合計は、前連結会計年度末より4億98百万円減少して、456億3百万円となりました。これは主に、原材料及び貯蔵品が6億17百万円、商品及び製品が4億11百万円増加したものの、投資有価証券が10億82百万円、退職給付に係る資産が4億68百万円減少したことによるものです。
②負債
当連結会計年度末の負債合計は、前連結会計年度末より2億2百万円減少して、228億57百万円となりました。これは主に、未払法人税等が7億25百万円増加したものの、長期借入金(純額)が9億10百万円減少したことによるものです。
③純資産
当連結会計年度末の純資産合計は、前連結会計年度末より2億95百万円減少して、227億45百万円となりました。これは主に、利益剰余金が15億5百万円増加したものの、その他有価証券評価差額金が7億86百万円、退職給付に係る調整累計額が6億51百万円減少したことによるものです。
この結果、当連結会計年度末における自己資本比率は49.9%、1株当たり純資産額は1,208円17銭となりました。
(4) 資本の財源および資金の流動性
①キャッシュ・フロー
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、1億60百万円増加し、16億68百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の営業活動により増加した資金は20億53百万円(前年同期は17億79百万円の増加)となりました。これは主に、たな卸資産が増加したものの、税金等調整前当期純利益の計上や仕入債務が増加したことによるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の投資活動により減少した資金は6億54百万円(前年同期は4億62百万円の減少)となりました。これは主に、有形固定資産の取得支出によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当連結会計年度の財務活動により減少した資金は12億36百万円(前年同期は6億12百万円の減少)となりました。これは主に、長期借入金の返済や配当金の支払によるものです。
②資金の流動性に係る情報
当社グループは営業活動によるキャッシュ・フローや金融機関からの借入等により資金調達を行っています。当社グループの資金調達の方針は、必要資金を円滑かつ効率的に調達することにあります。