(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間における当社グループは、前期に引き続き、テレビ・新聞・雑誌・インターネットなどの媒体を活用した広告宣伝活動を積極的に展開し、ブランド力の強化を図りました。
平成28年10月のシーチキンへの異物混入問題の影響で、シーチキンの売上が前年同期比減少しましたが、総菜・パスタソース・デザート類で、個食ニーズを捉えた小容量のレトルトパウチ製品の販売が好調に推移しました。この結果、売上高は613億48百万円(前年同期比2.0%増)と堅調に推移しました。
利益面では、売上高の増加に加え、主原料であるきはだ鮪やかつおの仕入価格が安定して推移したことや、その他原材料の価格が下落したことなどにより、売上総利益が前年同期比増加しました。
販売奨励金等の販売費が増加したことに加え、マイナス金利の影響による退職給付費用等の人件費が増加しましたが、営業利益は30億1百万円(前年同期比9.6%増)、経常利益は31億88百万円(同7.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は20億93百万円(同3.9%増)となりました。
異物混入の問題につきましては、皆様に多大なご迷惑とご心配をお掛けしたことを深くお詫び申し上げます。11月には社長直轄の「異物特別対策室」を設置し、更なる品質管理の強化に努めております。
なお、当社グループは、食品事業およびこの付帯事業の単一セグメントであるため、セグメント情報の開示は行っていませんが、製品群別の販売動向は以下のとおりです。
表:製品群別売上高(連結) (単位:千円、%)
|
製品群 |
前年同期 |
当第3四半期 |
増減 |
|||||
|
金額 |
構成比 |
金額 |
構成比 |
金額 |
率 |
|||
|
製 品 |
家庭用食品 |
ツナ |
26,347,009 |
43.8 |
25,781,928 |
42.0 |
△565,080 |
△2.1 |
|
デザート |
3,723,212 |
6.2 |
3,978,358 |
6.5 |
255,145 |
6.9 |
||
|
パスタ&ソース |
5,512,053 |
9.2 |
5,814,565 |
9.5 |
302,511 |
5.5 |
||
|
総菜 |
5,539,791 |
9.2 |
6,176,316 |
10.1 |
636,525 |
11.5 |
||
|
削りぶし・海苔・ふりかけ類 |
4,282,466 |
7.1 |
4,369,572 |
7.1 |
87,105 |
2.0 |
||
|
ギフト・その他食品 |
3,032,035 |
5.0 |
3,084,131 |
5.0 |
52,096 |
1.7 |
||
|
計 |
48,436,568 |
80.5 |
49,204,872 |
80.2 |
768,304 |
1.6 |
||
|
業務用食品 |
9,972,627 |
16.6 |
10,364,179 |
16.9 |
391,551 |
3.9 |
||
|
ペットフード・バイオ他 |
1,292,771 |
2.2 |
1,418,902 |
2.3 |
126,130 |
9.8 |
||
|
計 |
59,701,968 |
99.3 |
60,987,953 |
99.4 |
1,285,985 |
2.2 |
||
|
その他 |
419,727 |
0.7 |
360,068 |
0.6 |
△59,659 |
△14.2 |
||
|
合 計 |
60,121,696 |
100.0 |
61,348,022 |
100.0 |
1,226,326 |
2.0 |
||
(注)上記金額は消費税等を含みません。
「ツナ」では、テレビCM「シーチキン食堂」と連動したメニュー提案等が奏功し、販売が好調に推移していましたが、異物混入問題の影響により年末の販促機会が大幅に減少しました。この結果、売上高は前年同期比2.1%減少しました。
「デザート」では、主力の「朝からフルーツ」シリーズに加え、パウチタイプのフルーツ・ぜんざいなど個食ニーズにマッチした製品が好調に推移しました。この結果、売上高は同6.9%増加しました。
「パスタ&ソース」では、引き続き結束タイプのスパゲッティの販売が好調に推移しました。ミートソース缶の販売が復調したことや品揃えを強化した個食タイプのパウチソースの販売が好調に推移し、売上高は同5.5%増加しました。
「総菜」では、主力の「シャキッとコーン」の販売が好調に推移したことに加え、個食タイプの健康パウチシリーズの販売が大きく伸長し、売上高は同11.5%増加しました。
「削りぶし・海苔・ふりかけ類」では、削りぶしの新ブランド「はごろも舞」や小容量タイプのかつおパックの販売が好調に推移しました。また、噛み切りやすい海苔「かみきれ~る」の販売が堅調に推移し、売上高は同2.0%増加しました。
「ギフト・その他食品」では、メモリアル向けギフトや取り扱い店舗が増加した包装米飯「パパッとライス」の販売が堅調に推移し、売上高は1.7%増加しました。
「業務用食品」では、原料価格が上昇しているデザート類の販売が減少しましたが、CVS・外食チェーン向けのツナやスイートコーンの販売が好調に推移し、売上高は3.9%増加しました。
「ペットフード・バイオ他」では、フィシュミール等のバイオ製品の販売が減少しましたが、国産品に特化したペットフードが大きく伸長し、売上高は9.8%増加しました。
(2) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、140,669千円です。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。