【注記事項】
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)

1 連結の範囲に関する事項

   連結子会社の数 2

    連結子会社の名称

    日本化工食品株式会社

  HORIZON FARMS株式会社

当連結会計年度において、HORIZON FARMS株式会社の全株式を取得したことにより、連結の範囲に含めております。

  非連結子会社はありません。

 

2 持分法の適用に関する事項

   該当事項はありません。

 

3 連結子会社の事業年度等に関する事項

   連結子会社の決算日と連結決算日は一致しております。

 

4 会計方針に関する事項

 (1) 重要な資産の評価基準及び評価方法

  ①有価証券

   その他有価証券

   市場価格のない株式等以外のもの

時価法(評価差額は全部純資産直入法により処理し、売却原価は移動平均法により算定)

   市場価格のない株式等

 移動平均法による原価法

  ②棚卸資産

   評価基準は原価法(収益性の低下による簿価切下げの方法)によっております。

   商品、製品、仕掛品、原材料

    移動平均法

   貯蔵品

    最終仕入原価法

 (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法

  ①有形固定資産(リース資産を除く)

   定率法

    ただし、1998年4月1日以降取得した建物(建物附属設備は除く)並びに2016年4月1日以降に取得した建物附属設備及び構築物については、定額法を採用しております。

    なお、主な耐用年数は以下のとおりであります。

    建物及び構築物   7~31年

    機械装置及び運搬具 2~10年

  ②無形固定資産(のれん、リース資産を除く)

   定額法

  ただし、ソフトウエア(自社利用分)については、社内における利用可能期間(5年)に基づく定額法を採用しております。

③リース資産

所有権移転外ファイナンス・リース取引に係るリース資産

 リース期間を耐用年数とし、残存価額を零とする定額法を採用しております。

 (3) 重要な引当金の計上基準

  ①貸倒引当金

  債権の貸倒れによる損失に備えるため、一般債権については貸倒実績率により、貸倒懸念債権等の特定の債権については個別に回収可能性を検討し、回収不能見込額を計上しております。

  ②賞与引当金

    従業員の賞与支給に充てるため、支給見込額に基づき計上しております。

 (4) 重要な収益及び費用の計上基準

  当社グループは、主に液卵、冷凍卵、卵加工品、調味料、オーガニック商品を仕入または製造し、食品メーカーや一般顧客等へ販売しており、顧客との販売契約に基づいて商品または製品を引渡す履行義務を負っております。これら商品または製品の販売については、顧客に引渡した時点において顧客が当該商品または製品に対する支配を獲得して履行義務が充足されると判断しており、当該商品または製品の引渡し時点で収益を認識しております。

 

  ただし、国内での販売については、出荷時から顧客が当該商品または製品に対する支配を獲得するまでの期間が通常の期間であるため、出荷時に収益を認識しております。

  取引の対価は、商品または製品の引渡し後、概ね2ヶ月以内に受領しており、当該顧客との契約に基づく債権について、重要な金融要素の調整は行っておりません。

  収益は、顧客との契約において約束された対価から、値引き、リベート等を控除した金額で認識しております。また、当社グループが代理人として商品または製品の販売に関与している場合には、純額で収益を認識しております。

 (5) のれんの償却方法及び償却期間

  8年の定額法により償却しております。

 (6) 連結キャッシュ・フロー計算書における資金の範囲

  連結キャッシュ・フロー計算書における資金(現金及び現金同等物)は、手許現金、随時引き出し可能な預金及び容易に換金可能であり、かつ、価値の変動について僅少なリスクしか負わない取得日から3ヶ月以内に償還期限の到来する短期投資からなっております。

 (7) その他連結財務諸表作成のための重要な事項 

  ①従業員の退職金制度について

  資格等級に応じて一定金額を月額給与に上乗せして支給する前払退職金制度を採用しております。

  ②資産に係る控除対象外消費税等の会計処理

  資産に係る控除対象外消費税及び地方消費税は当連結会計年度の費用として処理しております。

 

(重要な会計上の見積り)

(棚卸資産の評価)

(1) 当連結会計年度の連結財務諸表に計上した金額

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

 商品及び製品

2,263

1,288

 仕掛品

52

115

 原材料及び貯蔵品

436

542

 通常の販売目的で使用する棚卸資産の
 収益性の低下による簿価切下げ額

501

 

 

(2) 識別した項目に係る重要な会計上の見積りの内容に関する情報

当社グループでは、棚卸資産の評価について「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)4(1)② 棚卸資産」に記載のとおり、収益性の低下に基づく簿価切下げの方法により算定しております。 収益性の低下を見込むにあたり、商品及び製品は正味売却価額と、原材料は再調達原価とそれぞれの取得原価を比較して、下落部分について当連結会計年度の費用として処理しております。

連結会計年度末における正味売却価額または再調達原価の算定に際しては、合理的に算定された価額として、原則として決算月における販売実績または仕入実績に基づく価額を用いております。棚卸資産残高の大部分は液卵関連事業における商品及び製品であり、評価の算定基礎となる鶏卵相場の変動が大きいことから、収益性の低下の判断に不確実性を伴います。

前連結会計年度は、2022年秋から2023年初頭にかけて発生した過去最大規模の鳥インフルエンザの影響により2023年10月まで鶏卵相場が高水準で推移したことに加え、今後の需要回復に備えて在庫の積み増しを行ったことから、棚卸資産の金額が例年よりも増加しております。

当連結会計年度の見積りにあたっては慎重に検討しておりますが、将来の不確実な市場環境等の影響を受け、収益性の低下の見積りの見直しが必要となった場合には、翌連結会計年度以降の連結財務諸表に影響を与える可能性があります。

 

(未適用の会計基準等)

・「リースに関する会計基準」(企業会計基準第34号 2024年9月13日)

・「リースに関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第33号 2024年9月13日)

ほか、関連する企業会計基準、企業会計基準適用指針、実務対応報告及び移管指針の改正

 

(1) 概要

国際的な会計基準と同様に、借手のすべてのリースについて資産・負債を計上する等の取扱いを定めるもの。

 

(2) 適用予定日

2028年3月期の期首より適用予定であります。

 

(3) 当該会計基準等の適用による影響

影響額は、当連結財務諸表の作成時において評価中であります。

 

 

(表示方法の変更)

前連結会計年度において、「有形固定資産」の「その他」に含めて表示しておりました「建設仮勘定」は、金額的重要性が増したため、当連結会計年度より独立掲記しております。この表示方法の変更を反映させるため、前連結会計年度の連結財務諸表の組替えを行っております。

この結果、前連結会計年度の連結貸借対照表において、「有形固定資産」の「その他」に表示していた163百万円は、「建設仮勘定」138百万円、「その他(純額)」25百万円に組替えて表示しております。

 

(連結貸借対照表関係)

※1 担保に供している資産及び対応する債務は、次のとおりであります。 

 (1) 担保に供している資産

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

定期預金

7

百万円

7

百万円

建物及び構築物

604

 

740

 

機械装置及び運搬具

0

 

0

 

土地

1,456

 

1,456

 

その他(工具、器具及び備品)

0

 

0

 

計 

2,068

 

2,204

 

 

 

 (2) 対応する債務

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

支払手形及び買掛金

40

百万円

39

百万円

短期借入金

1,741

 

723

 

長期借入金

453

 

929

 

(1年内返済予定額を含む)

計 

2,235

 

1,692

 

 

 

 

※2 有形固定資産の減価償却累計額

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

 

8,177

百万円

8,460

百万円

 

 

※3  期末日満期手形の会計処理については、手形交換日をもって決済処理しております。

なお、前連結会計年度末日が金融機関の休日であったため、次の期末日満期手形が、前連結会計年度の期末残高に含まれております。

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

受取手形

58

百万円

百万円

支払手形

0

 

 

 

 

※4  当社及び連結子会社(日本化工食品株式会社)においては、運転資金の効率的な調達を行うため取引銀行4行と当座貸越契約を締結しております。

連結会計年度末における当座貸越契約に係る借入未実行残高等は次のとおりであります。

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

当座貸越極度額

5,400

百万円

5,450

百万円

借入実行残高

1,650

 

600

 

差引額

3,750

 

4,850

 

 

 

(連結損益計算書関係)

※1  顧客との契約から生じる収益

売上高については、顧客との契約から生じる収益及びそれ以外の収益を区分して記載しておりません。顧客との契約から生じる収益の金額は、連結財務諸表「注記事項(収益認識関係) 1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報」に記載しております。

 

※2  期末棚卸高は収益性の低下による簿価切下後の金額であり、次の棚卸資産評価損が売上原価に含まれております。

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

501百万円

-百万円

 

 

 

※3 一般管理費及び当期製造費用に含まれる研究開発費は、次のとおりであります。

 

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

 

178

百万円

167

百万円

 

 

※4 国道24号(大和北道路)の改築に伴って発生した収用による土地売却及び物件移転補償金について、特別利益「収用補償金」として計上しております。

 

※5 固定資産除売却損の内訳は、次のとおりであります。 

 

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

固定資産除却損

 

 

 

 

 建物及び構築物

0

百万円

19

百万円

 機械装置及び運搬具

0

 

0

 

 その他(工具、器具及び備品、ソフトウエア)

0

 

1

 

 計

0

 

20

 

 

 

(連結包括利益計算書関係)

※ その他の包括利益に係る組替調整額並びに法人税等及び税効果額

 

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

その他有価証券評価差額金

 

 

 

 

  当期発生額

47

百万円

△11

百万円

  組替調整額

 

 

    法人税等及び税効果調整前

47

 

△11

 

    法人税等及び税効果額

△14

 

2

 

    その他有価証券評価差額金

33

 

△8

 

          その他の包括利益合計

33

 

△8

 

 

 

(連結株主資本等変動計算書関係)

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

1 発行済株式及び自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

発行済株式

 

 

 

 

 普通株式(株)

8,345,370

8,345,370

自己株式

 

 

 

 

 普通株式(株)

101,556

345

19,100

82,801

 

(注)1 自己株式の増加は、単元未満株式の買取345株によるものであります。

2 自己株式の減少は、取締役に対する譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分19,100株によるものであります。

 

2 新株予約権等に関する事項

  該当事項はありません。

 

3 配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2023年6月28日
定時株主総会

普通株式

173

21

2023年3月31日

2023年6月29日

2023年11月9日
取締役会

普通株式

214

26

2023年9月30日

2023年12月8日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2024年6月26日
定時株主総会

普通株式

利益剰余金

181

22

2024年3月31日

2024年6月27日

 

 

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

1 発行済株式及び自己株式に関する事項

株式の種類

当連結会計年度期首

増加

減少

当連結会計年度末

発行済株式

 

 

 

 

 普通株式(株)

8,345,370

8,345,370

自己株式

 

 

 

 

 普通株式(株)

82,801

145,550

19,100

209,251

 

(注)1 自己株式の増加は、取締役会決議による自己株式の取得145,200株、単元未満株式の買取350株によるものであります。

2 自己株式の減少は、取締役に対する譲渡制限付株式報酬としての自己株式の処分19,100株によるものであります。

 

2 新株予約権等に関する事項

  該当事項はありません。

 

3 配当に関する事項

(1) 配当金支払額

決議

株式の種類

配当金の総額
(百万円)

1株当たり配当額
(円)

基準日

効力発生日

2024年6月26日
定時株主総会

普通株式

181

22

2024年3月31日

2024年6月27日

2024年11月5日
取締役会

普通株式

215

26

2024年9月30日

2024年12月10日

 

 

(2) 基準日が当連結会計年度に属する配当のうち、配当の効力発生日が翌連結会計年度となるもの

決議

株式の種類

配当の原資

配当金の総額
(百万円)

1株当たり
配当額(円)

基準日

効力発生日

2025年6月26日
定時株主総会

普通株式

利益剰余金

325

40

2025年3月31日

2025年6月27日

 

 

(連結キャッシュ・フロー計算書関係)

※1 現金及び現金同等物の期末残高と連結貸借対照表に掲記されている科目の金額との関係は、次のとおりであります。 

 

前連結会計年度

(自  2023年4月1日

至  2024年3月31日)

当連結会計年度

(自  2024年4月1日

至  2025年3月31日)

現金及び預金

3,150

百万円

4,055

百万円

預入期間が3ヶ月を超える
定期預金

△17

 

△41

 

現金及び現金同等物 

3,133

 

4,014

 

 

 

※2 株式の取得により新たに連結子会社となった会社の資産及び負債の主な内訳

株式の取得により新たにHORIZON FARMS株式会社を連結したことに伴う連結開始時の資産及び負債の内訳並びにHORIZON FARMS株式会社株式の取得価額とHORIZON FARMS株式会社取得のための支出(純額)との関係は次のとおりです。

 

流動資産

349百万円

固定資産

17 〃

のれん

503 〃

流動負債

△103 〃

固定負債

△174 〃

株式の取得価額

592百万円

現金及び現金同等物

△166 〃

差引:取得のための支出

425百万円

 

 

 

(リース取引関係)

 1 ファイナンス・リース取引

  (借主側)

  所有権移転外ファイナンス・リース取引

  ①リース資産の内容

  有形固定資産

    主として、社用車(機械装置及び運搬具)であります。

 

  ②リース資産の減価償却の方法

連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項「4 会計方針に関する事項 (2) 重要な減価償却資産の減価償却の方法」に記載のとおりであります。

 

 2 オペレーティング・リース取引

  オペレーティング・リース取引のうち解約不能のものに係る未経過リース料

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

1年内

3

百万円

3

百万円

1年超

5

 

4

 

9

 

8

 

 

 

(金融商品関係)

1 金融商品の状況に関する事項

(1)金融商品に対する取組方針

当社グループは、経営理念の中にある「浮利を追わず」の精神のもと、リスクのある取引は行わないこととしており、資金運用については短期的な預金等に限定し、銀行等金融機関からの借入により資金を調達しております。

 

(2)金融商品の内容及びそのリスク

営業債権である受取手形及び売掛金は、顧客の信用リスクに晒されております。また、投資有価証券は、主に取引先企業との関係強化に関連する株式であり、市場価格の変動リスクに晒されております。
 営業債務である支払手形及び買掛金は、1年以内の支払期日であります。短期借入金は、主に運転資金であり、長期借入金は、主に設備投資に必要な資金調達をしたものであります。

 

(3)金融商品に係るリスク管理体制
①信用リスク(取引先の契約不履行等に係るリスク)の管理

当社は、受取手形及び売掛金に係る顧客の信用リスクについて、与信限度管理規程に基づいて各営業担当者が主要な取引先の状況を定期的にモニタリングし、取引相手ごとに期日及び残高を管理するとともに、財務状況等の悪化等による回収懸念の早期把握や軽減に努め、リスク低減を図っております。また、連結子会社についても当社の規程に準じて、同様の管理を行っております。

 

②市場リスク(為替や金利等の変動リスク)の管理

当社の保有する投資有価証券は主として株式であり、株式については定期的に時価や発行先企業の財務状況等を把握しております。また、借入金の金利については、定期的に市場金利の状況を把握しております。

 

③資金調達に係る流動性リスク(支払期日に支払いを実行できなくなるリスク)の管理

当社は、営業債権の入金と営業債務の支払状況から経理担当者が適時に資金繰予定表を作成し、当座貸越枠の活用と手元流動性預金で流動性リスクを管理しております。

 

2 金融商品の時価等に関する事項

連結貸借対照表計上額、時価及びこれらの差額については、次のとおりであります。

 

  前連結会計年度(2024年3月31日)

  (単位:百万円)

 

連結貸借対照表計上額

時   価

差   額

(1)投資有価証券

181

181

資産計

181

181

(2)長期借入金(1年内返済予定額含む)

708

707

△1

負債計

708

707

△1

 

(*1)「現金及び預金」、「受取手形」、「売掛金」、「支払手形及び買掛金」、「短期借入金」、「未払法人税等」は、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。

 

(*2)市場価格のない株式等は「(1)投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

区分

前連結会計年度(百万円)

非上場株式

0

 

 

 

  当連結会計年度(2025年3月31日)

  (単位:百万円)

 

連結貸借対照表計上額

時   価

差   額

(1)投資有価証券

175

175

資産計

175

175

(2)長期借入金(1年内返済予定額含む)

1,318

1,309

△9

 負債計

1,318

1,309

△9

 

(*1)「現金及び預金」、「受取手形」、「売掛金」、「支払手形及び買掛金」、「短期借入金」、「未払法人税等」は、現金であること、及び短期間で決済されるため時価が帳簿価額に近似することから、注記を省略しております。

 

(*2)市場価格のない株式等は「(1)投資有価証券」には含まれておりません。当該金融商品の連結貸借対照表計上額は以下のとおりであります。

区分

当連結会計年度(百万円)

非上場株式

0

 

 

(注1)金銭債権及び満期がある有価証券の連結決算日後の償還予定額

 

  前連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

 

1年以内

1年超5年以内

5年超10年以内

10年超

現金及び預金

3,150

受取手形

262

売掛金

3,137

合計

6,549

 

 

  当連結会計年度(2025年3月31日)

    (単位:百万円)

 

1年以内

1年超5年以内

5年超10年以内

10年超

現金及び預金

4,055

受取手形

144

売掛金

3,767

合計

7,967

 

 

(注2)借入金及びリース債務の連結決算日後の返済予定額

 

  前連結会計年度(2024年3月31日)

    (単位:百万円)

 

1年以内

1年超
2年以内

2年超
3年以内

3年超
4年以内

4年超
5年以内

5年超

短期借入金

1,818

長期借入金

379

179

96

53

リース債務

1

1

1

1

 

 

  当連結会計年度(2025年3月31日)

   連結附属明細表「借入金等明細表」をご参照ください。

 

 

3 金融商品の時価のレベルごとの内訳等に関する事項

金融商品の時価を、時価の算定に用いたインプットの観察可能性及び重要性に応じて、以下の3つのレベルに分類しております。

 レベル1の時価:同一の資産または負債の活発な市場における(無調整の)相場価格により算定した時価

 レベル2の時価:レベル1 のインプット以外の直接または間接的に観察可能なインプットを用いて算定した時価

 レベル3の時価:重要な観察できないインプットを使用して算定した時価

時価の算定に重要な影響を与えるインプットを複数使用している場合には、それらのインプットがそれぞれ属するレベルのうち、時価の算定における優先順位が最も低いレベルに時価を分類しております。

 

(1)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品

  前連結会計年度(2024年3月31日

区分

時価(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

株式

181

181

資産計

181

181

 

 

  当連結会計年度(2025年3月31日

区分

時価(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

投資有価証券

 

 

 

 

その他有価証券

 

 

 

 

株式

175

175

資産計

175

175

 

 

(2)時価で連結貸借対照表に計上している金融商品以外の金融商品

  前連結会計年度(2024年3月31日

区分

時価(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期借入金

707

707

負債計

707

707

 

 

  当連結会計年度(2025年3月31日

区分

時価(百万円)

レベル1

レベル2

レベル3

合計

長期借入金

1,309

1,309

負債計

1,309

1,309

 

 

(注)時価の算定に用いた評価技法及び時価の算定に係るインプットの説明

投資有価証券

 上場株式は相場価格を用いて評価しております。上場株式は活発な市場で取引されているため、その時価をレベル1の時価に分類しております。

 

 長期借入金

 元利金の合計額と、当該債務の残存期間及び信用リスクを加味した利率を基に、割引現在価値法により算定しており、レベル2の時価に分類しております。

 

 

(有価証券関係)

 1 その他有価証券

  前連結会計年度(2024年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

区分

連結貸借対照表計上額

取得原価

差額

連結貸借対照表計上額
が取得原価を
超えるもの

(1) 株式

181

75

106

(2) 債券

(3) その他

小計

181

75

106

連結貸借対照表計上額
が取得原価を
超えないもの

(1) 株式

(2) 債券

(3) その他

小計

合計

181

75

106

 

 

  当連結会計年度(2025年3月31日)

 

 

 

 

(単位:百万円)

 

区分

連結貸借対照表計上額

取得原価

差額

連結貸借対照表計上額
が取得原価を
超えるもの

(1) 株式

175

81

94

(2) 債券

(3) その他

小計

175

81

94

連結貸借対照表計上額
が取得原価を
超えないもの

(1) 株式

(2) 債券

(3) その他

小計

合計

175

81

94

 

 

(退職給付関係)

1 採用している退職給付制度の概要

当社グループの従業員の退職金制度については、資格等級に応じて一定金額を月額給与に上乗せして支給する前払退職金制度を採用しております。

 

2 前払退職金計上額

  前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日)

前払退職金制度による従業員に対する前払退職金24百万円を支払っております。

 

  当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日)

前払退職金制度による従業員に対する前払退職金23百万円を支払っております。

 

 

(税効果会計関係)

1 繰延税金資産及び繰延税金負債の発生の主な原因別の内訳 

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

(繰延税金資産)

 

 

 

 

棚卸資産評価損

123

百万円

百万円

減損損失

71

 

73

 

賞与引当金

60

 

61

 

その他

94

 

117

 

小計

349

 

251

 

評価性引当額

△89

 

△92

 

合計

259

 

159

 

 

 

 

 

 

(繰延税金負債)

 

 

 

 

固定資産圧縮積立金

43

百万円

40

百万円

その他有価証券評価差額金

32

 

29

 

その他

1

 

1

 

合計

77

 

71

 

繰延税金資産の純額

182

 

87

 

 

 

2 法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間に重要な差異があるときの、当該差異の原因となった主な項目別内訳 

 

前連結会計年度
(2024年3月31日)

当連結会計年度
(2025年3月31日)

法定実効税率

30.50

(調整)

 

 

 

 

交際費等永久に損金に算入されない項目

0.17

 

 

住民税均等割

0.13

 

 

評価性引当額の増減額

△7.80

 

 

賃上げ税制による税額控除

△1.83

 

 

のれんの償却額

 

 

 

 

子会社株式取得関連費用

 

 

 

 

その他

△0.39

 

 

税効果会計適用後の法人税等の負担率

20.78

 

 

 

(注)当連結会計年度は、法定実効税率と税効果会計適用後の法人税等の負担率との間の差異が法定実効税率の100分の5以下であるため注記を省略しております。

 

3 法人税等の税率の変更による繰延税金資産及び繰延税金負債の金額の修正

「所得税法等の一部を改正する法律」(令和7年法律第13号)が2025年3月31日に国会で成立し、2026年4月1日以後開始する連結会計年度より「防衛特別法人税」の課税が行われることになりました。

これに伴い、2026年4月1日以後開始する連結会計年度以降に解消が見込まれる一時差異等に係る繰延税金資産及び繰延税金負債については、法定実効税率を30.50%から31.40%に変更し計算しております。

この変更による影響は軽微であります。

 

(企業結合等関係)

 取得による企業結合

(1) 企業結合の概要

①  被取得企業の名称及びその事業の内容

被取得企業の名称    HORIZON FARMS株式会社

事業の内容          オーガニック及びオールナチュラル食品の加工及び仕入販売

②  企業結合を行った主な理由

当社グループは既存事業の強化に注力しながら、M&Aの活用により事業領域の拡大や企業価値向上に取り組んでおります。

HORIZON FARMS株式会社は、オーガニック、無添加、オールナチュラルの食品のみを世界中の小規模農場から厳選して輸入し、自社ECサイトを中心とした販売を通じて、健康志向でエシカル感度の高いお客様に新しい食の選択肢を提供しております。

オーガニック食品、ECの分野は今後も成長が見込まれる分野であり、液卵事業、調味料事業に続く新たな事業の柱として、事業領域を拡大し、また、HORIZON FARMS株式会社の持つECに関する高いノウハウを活かし、当社の既存EC販売とのシナジーを発揮することで当社グループの更なる企業価値向上につながると考えております。

 

③  企業結合日

2024年7月1日

④  企業結合の法的形式

現金を対価とする株式取得

⑤  結合後企業の名称

変更はありません。

⑥  取得した議決権比率

100%

⑦  取得企業を決定するに至った主な根拠

当社が現金を対価として、株式を取得したためであります。

 

(2) 連結財務諸表に含まれている被取得企業の業績の期間

2024年7月1日から2025年3月31日まで

 

(3) 被取得企業の取得原価及び対価の種類ごとの内訳

取得の対価

現金

592百万円

取得原価

 

592百万円

 

 

(4) 主要な取得関連費用の内容及び金額

デューデリジェンス費用・手数料等   41百万円

 

(5) 発生したのれんの金額、発生原因、償却方法及び償却期間

① 発生したのれんの金額

503百万円

② 発生原因

今後の事業展開によって期待される将来の超過収益力によるものであります。

③ 償却方法及び償却期間

8年間にわたる均等償却

 

(6) 企業結合日に受け入れた資産及び引き受けた負債の額並びにその主な内訳

流動資産

349百万円

固定資産

17  〃

資産合計

366  〃

流動負債

103  〃

固定負債

 174 〃

負債合計

278  〃

 

 

(7) 企業結合が連結会計年度の開始の日に完了したと仮定した場合の当連結会計年度の連結損益計算書に及ぼす影響の概算額及びその算定方法

  重要性が乏しいため記載を省略しております。

 

(8) 企業結合契約に定められた条件付取得対価の内容及び今後の会計処理方針

① 条件付取得対価の内容

取得の対価には、条件付対価を含めておりません。条件が成立した場合、最大200百万円の条件付取得対価(アーンアウト対価)が発生する契約であり、現時点では確定しておりません。

② 会計方針

取得対価の変動が発生した場合には、取得時に発生したものとみなして取得原価を修正し、のれんの金額及びのれんの償却額を修正することとしております。

 

(資産除去債務関係)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

(賃貸等不動産関係)

重要性が乏しいため、記載を省略しております。

 

 

(収益認識関係)

1.顧客との契約から生じる収益を分解した情報

収益認識の時期別に収益を分解した情報は、下記のとおりであります。

なお、「注記事項」の「 (セグメント情報等)」「1 報告セグメントの概要」「(報告セグメントの変更等に関する事項)」に記載のとおり、当連結会計年度にセグメント区分の変更を行っており、前連結会計年度は変更後の区分に組み替えております。

 

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

 

 

 

(単位:百万円)

 

 報告セグメント

合計

液卵事業

調味料事業

オーガニック
EC事業

液卵

17,674

17,674

凍結卵

4,297

4,297

卵加工品

978

978

その他鶏卵関連

324

324

調味料

1,205

1,205

オーガニック商品

その他

22

0

23

顧客との契約から生じる収益

23,297

1,206

24,503

その他の収益

外部顧客への売上高

23,297

1,206

24,503

 

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日

 

 

 

(単位:百万円)

 

 報告セグメント

合計

液卵事業

調味料事業

オーガニック
EC事業

液卵

17,460

17,460

凍結卵

4,570

4,570

卵加工品

1,365

1,365

その他鶏卵関連

256

256

調味料

1,239

1,239

オーガニック商品

642

642

その他

21

0

22

顧客との契約から生じる収益

23,675

1,239

642

25,557

その他の収益

外部顧客への売上高

23,675

1,239

642

25,557

 

 

(財またはサービスの移転の時期別の情報)

前連結会計年度(自 2023年4月1日 至 2024年3月31日

 

 

(単位:百万円)

 

 報告セグメント

合計

液卵事業

調味料事業

オーガニック
EC事業

一時点で移転される財

23,297

1,206

24,503

一定の期間にわたり移転される財

外部顧客への売上高

23,297

1,206

24,503

 

 

 

当連結会計年度(自 2024年4月1日 至 2025年3月31日

 

 

(単位:百万円)

 

 報告セグメント

合計

液卵事業

調味料事業

オーガニック
EC事業

一時点で移転される財

23,675

1,239

642

25,557

一定の期間にわたり移転される財

外部顧客への売上高

23,675

1,239

642

25,557

 

 

2.顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報

顧客との契約から生じる収益を理解するための基礎となる情報のその他の情報につきましては、「(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項)」の「4会計方針に関する事項」「(4)重要な収益及び費用の計上基準」に記載のとおりであります。

 

3.顧客との契約に基づく履行義務の充足と当該契約から生じるキャッシュ・フローとの関係並びに当連結会計年度末において存在する顧客との契約から翌連結会計年度以降に認識すると見込まれる収益の金額及び時期に関する情報

(1)契約資産及び契約負債の残高等

 

 

(単位:百万円)

 

前連結会計年度

当連結会計年度

顧客との契約から生じた債権(期首残高)

3,630

3,399

顧客との契約から生じた債権(期末残高)

3,399

3,911

契約資産(期首残高)

契約資産(期末残高)

契約負債(期首残高)

契約負債(期末残高)

 

 期首において契約負債残高がなく、当期に収益認識した金額はありません。
 顧客との契約から生じた債権は、履行義務を果たした後、所定の請求日に基づいて請求を実施し、概ね2ヶ月以内に対価を受領しております。

 

(2)残存履行義務に配分した取引価格

 当社グループにおいては、当初に予想される契約期間が1年を超える重要な取引がないため、実務上の便法を適用し、残存履行義務に関する情報の記載を省略しております。