第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業等のリスク、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

なお、当第1四半期連結累計期間は、「第4  経理の状況」において四半期連結キャッシュ・フロー計算書を作成していないため、キャッシュ・フローの状況に関する分析・検討内容は記載しておりません。

(1) 経営成績の状況

当第1四半期連結累計期間(2022年4月1日から2022年6月30日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種が進むにつれ、感染者数も減少し、経済活動の正常化が期待されるものの、感染の再拡大やウクライナ情勢の長期化、また原材料価格やエネルギー価格の高騰等、国内外において経済活動への影響が懸念され、先行きは不透明な状況となっております。

食品業界では原材料費の高騰等に伴うさまざまな商品の値上げ拡大による影響が大きく、節約へのニーズが強まる一方、外食業界におきましては、行動制限も緩和され、回復傾向ではありますが、感染の再拡大等の懸念もあり、経営環境は厳しいものとなっております。

このような状況のもと、当社グループは、ファンベース経営のさらなる強化、魅力のある商品開発、価値訴求に重点を置いた販売体制の構築を行い、当社の強みを伸ばし、さらなるブランド価値向上に努めてまいりました。

食品事業では商品価値訴求の営業施策を行うとともに、4月に行った価格改定の浸透に注力してまいりました。レストラン事業では前期に引き続き感染防止対策を徹底した営業、各種施策に取り組んでまいりました。食品事業での価格改定の影響はあったものの、行動制限の緩和が徐々に進んだことで来客数が増加したこと等により、レストラン事業の売上が前期を大きく上回り、増収となりました。

利益面では、レストラン事業の損失が大幅に改善したものの、特に食品事業において食用油等の主原料コストの高騰が想定以上に大きく影響し、減益となりました。

以上の結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は22億67百万円(前年同期比4.2%増)、営業損失は25百万円(前年同期は1億74百万円の利益)、経常損失は21百万円(前年同期は1億72百万円の利益)、親会社株主に帰属する四半期純損失は23百万円(前年同期は82百万円の利益)となりました。

セグメント別の経営成績は次のとおりであります。

①食品事業

収益基盤のドレッシングカテゴリーでは、ブランド価値向上に重きをおいた営業施策を行うとともに、4月に行った価格改定の定着・浸透を図ってまいりました。特に主力の「ピエトロドレッシング 和風しょうゆ」を中心に、「和風しょうゆシリーズ」のおいしさやこだわりをさらに訴求することで、潜在需要の喚起を行ってまいりました。しかしながら、価格改定の影響が大きく、前年同期の販売額を下回りました。

第2の柱であるパスタ関連カテゴリーでは、簡便性の高いおうちパスタシリーズで人気の「おうちパスタ ごま醤油ガーリック」「おうちパスタ ペペロンチーノ」に続く商品として、前期3月にリニューアルを行った「おうちパスタ バジル」の新規導入強化を行ってまいりました。また手軽で本格的なレトルトパスタソース「洋麺屋ピエトロ」では“レストランの味をご家庭で”の強みを活かした提案を行い、レストランの人気メニューを商品化した「洋麺屋ピエトロ 絶望スパゲティ」、昨年リニューアルを行った「洋麺屋ピエトロ お肉好きのあなたのためのボロネーゼ」の拡販に注力いたしました。レトルトパスタソースの販売は好調に推移いたしましたが、価格改定の影響で「おうちパスタシリーズ」の販売額が前年同期を下回る結果となりました。

成長事業である冷凍商品カテゴリーでは、ライフスタイルの変化等でニーズが拡大している冷凍商品を、自宅で本格レストランの味が楽しめる高付加価値商品として、冷凍ピザ、パスタ、ドリアの拡販強化を行ってまいりました。リピーターも増えており、スポット販売から定番化へ配荷が進む等、前年同期の販売額を大きく上回りました。

育成事業であるスープカテゴリーでは、直販店舗や期間限定ショップでお客様に寄り添った接客を行い、販売強化に取り組んでまいりました。コロナ禍で控えていたスープの試食も再開し、お客様に美味しさやこだわりを知っていただくとともに、「プチギフト」「パーソナルギフト」の需要の高まりもあり順調に販売数量を伸ばしました。また、新規出店やアプリの活用を通して、さらなるスープブランドの認知度向上を目指してまいります。

 

新規出店につきましては、以下のとおりです。

出店時期

店 舗 名

2022年4月

PIETRO A DAY 浦和パルコ店

さらに通信販売では、通常のギフト販売の他、毎月商品をセレクトしてお届けする定期便において、販売が好調な冷凍商品の取り扱いを始める等、新しい取り組みも行いました。

しかしながら、市況の悪化、競争の激化、価格改定による売上減の影響が大きく、食品事業全体の売上は減収となりました。

利益面では、生産性の向上に努めたものの、価格改定による売上の減少と、想定以上の食用油等の主原料の高騰の影響が大きく減益となりました。

以上の結果、セグメント売上高は15億28百万円(前年同期比11.5%減)、セグメント利益は4億9百万円(前年同期比34.5%減)となりました。

 

②レストラン事業

レストラン事業では、お客様と従業員の安全のための感染予防対策をしっかりと行いながらの営業を続けてまいりました。

スペシャルランチやディナーメニュー等の高付加価値メニューの提供や、質の高いサービスを追求するためのスタッフ研修のさらなる強化等、顧客満足度向上のための施策を実施した結果、顧客単価、来客数ともに上昇し、前年同期の売上を大きく上回りました。さらに、テイクアウトメニューの拡充やデリバリー、店頭での物販強化にも取り組んでまいりました。

利益面におきましても、原価率の改善等の利益構造改革に取り組み、大幅な収益改善となりました。

また、ファンづくりの場であり、エリアマーケティング機能の強化も担う店舗を下記のとおり、新規出店、リニューアルオープンいたしました。いずれの店舗も売上は好調に推移しております。

出店・リニューアル時期

店 舗 名

2022年4月

ピエトロ鹿児島センテラス店

2022年4月※リニューアル

PIETRO MIOMIO 天神地下街店

2022年4月

ピエトロ イオンモール浦和美園店

2022年4月

ピエトロTHE OUTLETS KITAKYUSHU店

以上の結果、セグメント売上高は6億99百万円(前年同期比70.9%増)、セグメント損失は8百万円(前年同期は91百万円の損失)となりました。

③その他(本社ビルの賃貸等)事業

その他(本社ビルの賃貸等)事業におきましては、セグメント売上高は39百万円(前年同期比1.9%減)セグメント利益は19百万円(前年同期比19.1%減)となりました。

(2) 財政状態の状況

当第1四半期連結会計期間末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ42百万円減少し91億36百万円となりました。これは主に有形固定資産(純額)が72百万円、現金及び預金が40百万円増加する一方、売掛金が1億98百万円減少したこと等によるものであります。

負債につきましては、前連結会計年度末に比べ1億12百万円増加し37億61百万円となりました。これは主に買掛金が44百万円、流動負債のその他が1億47百万円、資産除去債務が20百万円それぞれ増加する一方、未払法人税等が69百万円、長期借入金(1年内含む)が30百万円それぞれ減少したこと等によるものであります。

純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1億55百万円減少し53億74百万円となりました。これは前期決算の剰余金の配当1億44百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失23百万円の計上によるものであります。

(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題

当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

(4) 研究開発活動

当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は販売費及び一般管理費に含まれており、その総額は27百万円であります。

なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

3【経営上の重要な契約等】

当第1四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。