第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

 当第2四半期累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営上の重要な契約等】

 当第2四半期会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。

3【財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

(1)業績の状況

 当第2四半期累計期間の売上高は2,071,543千円(前年同四半期比10.5%減)、営業利益は9,985千円(前年同四半期比86.9%減)、経常利益は10,452千円(前年同四半期比86.1%減)、四半期純損失は5,175千円(前年同四半期は四半期純利益66,676千円)となりました。

 

 セグメント別の業績は次のとおりであります。

 

(小売事業)

 当事業年度の既存店につきましては、「より分かり易く、より買い易い」をテーマに取り組んでおります。

 具体的には商品パッケージの統一化を進め、より分かり易くすることによる茂蔵ブランドの認知度向上と、商品価格が買い易い価格帯である100円商品のアイテム数を増やすため、量目等の見直しを進めました。結果、1店舗平均の顧客数は前年同四半期比96.3%、顧客単価は同97.4%となり、1店舗平均の売上高は同93.8%となりました。但し、1店舗平均売上高の前年同四半期比については、第1四半期会計期間の89.0%から第2四半期会計期間は同98.7%と回復傾向にあります。

 これは、デザインの統一化の目処が2月でほぼ終了したことに加えて、既存商品の包材等の在庫調整により一時的に減少した商品アイテム数も新商品を積極的に発売した結果、3月には前年同月比126.1%のアイテム数となったことが主要因であります。また、アイテム数を増やすことで買上点数は前年比105.9%、3月単月では111.2%となり、新デザイン・価格等による「より分かり易く、より買い易い」は着実に浸透し始めております。今後もアイテム数を増加していく予定であり、それに伴う売場の商品陳列の見直し等が課題となると考えております。

 また、出店につきましては、3月に既存業態を1店舗出店しましたが、新業態につきましては既存店舗の売場見直しを優先するため当面は見送ることといたしました。一方、販売手法の多様化につきましては、デザイン統一によるブランドの分かり易さから催事依頼が増加し、商業施設等で実施することにより販売データの蓄積を行いました。

 売上総利益率につきましては29.2%と前年同四半期比0.5ポイント程度低下しましたが、これは売上減少に伴い物流費率が0.6ポイント上昇したことが要因となりました。但し、第2四半期会計期間につきましては物流費率を考慮しても0.5ポイント低下しており、100円商品を増やすことによる売上総利益率の低下は今後の課題であると認識しております。

 営業利益につきましては、売上高が減少したことにより固定費である売上高人件費率1.2ポイント増、同家賃比率0.5ポイント増が主要因となり販管費率が2.1ポイント上昇し営業利益率は2.6ポイント低下しました。

 以上の結果、小売事業の売上高は1,855,387千円(前年同四半期比11.2%減)、セグメント利益(営業利益)は67,747千円(前年同四半期比47.9%減)となりました。

 

(その他事業)

 その他事業は、小売加盟店及び業務用得意先への卸売事業並びに通販事業であります。

 その他事業の売上高は216,155千円(前年同四半期比4.2%減)、セグメント利益(営業利益)は19,682千円(前年同四半期比28.0%減)となりました。

 

 なお、当第2四半期累計期間の出店状況は、次のとおりであります。

(単位:店)

 

前事業年度末
店舗数

増加

減少

当第2四半期末
店舗数

小売事業

「三代目茂蔵」(直営店)

59

1

1

59

その他事業

「三代目茂蔵」(加盟店)

85

6

3

88

合計

144

7

4

147

 

(2)財政状態の分析

(資産)

 当第2四半期会計期間末における資産の残高は、前事業年度末と比較して48,190千円増加し1,741,527千円となりました。主な要因は、現金及び預金の増加26,897千円、売掛金の増加21,743千円及び商品の増加27,039千円等によるものであります。

(負債)

 当第2四半期会計期間末における負債の残高は、前事業年度末と比較して94,675千円増加し475,785千円となりました。主な要因は、買掛金の増加82,708千円及び未払金の増加10,399千円等によるものであります。

(純資産)

 当第2四半期会計期間末における純資産の残高は、前事業年度末と比較して46,484千円減少し1,265,742千円となりました。これは四半期純損失5,175千円の計上と配当金35,541千円の支払による利益剰余金の減少40,717千円及び自己株式の取得5,767千円によるものであります。

 

(3)キャッシュ・フローの状況

 当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前事業年度と比較して26,897千円増加し497,680千円となりました。

 当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況は、次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

 営業活動の結果得られた資金は、67,941千円(前年同四半期は104,738千円の収入)となりました。これは主に、増加要因として減価償却費及びその他の償却費17,310千円、仕入債務の増加額82,708千円及び未払金の増加額11,060千円、減少要因として売上債権の増加額21,708千円、たな卸資産の増加額27,047千円及び未払消費税等の減少額7,746千円及び法人税等の支払額10,646千円等によるものであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

 投資活動の結果使用した資金は、402千円(前年同四半期は15,128千円の支出)となりました。これは主に、敷金及び保証金の回収による収入4,963千円、リース債権の回収による収入4,621千円、有形固定資産の取得による支出8,624千円及び敷金及び保証金の差入による支出3,000千円等によるものであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

 財務活動の結果使用した資金は、40,637千円(前年同四半期は48,903千円の支出)となりました。これは配当金の支払額34,870千円及び自己株式の取得による支出5,767千円によるものであります。

 

(4)事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第2四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(5)研究開発活動

 該当事項はありません。