文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円安や原油安など輸出産業の好条件が継続しつつも、欧州の金融危機懸念や中国経済減速の顕在化、新興国経済の減速懸念などの要因により、輸出や国内生産が低調となり、先行き不透明な状況に陥りつつあります。円安による原材料価格の上昇や人手不足による人件費の増加は多くの企業の経営を圧迫していく懸念があり、設備投資も計画ほどには進まず、生活物価の相対的な上昇は消費を抑制し、景気回復は足踏み状態となっております。当社グループが営むホテル業界におきましては、円安が訪日外国人旅行客増加の継続をもたらし、引き続き好調な稼働率と高水準な客単価に恵まれております。
このような経済状況のもとで当社グループは、当第3四半期連結累計期間の経営成績を対前年同四半期比で大きく改善させ、対前年度比で大幅な増収・増益となる通期の業績予想の実現に向け邁進しており、ホテルマネジメントを柱とする安定収入を基礎とした堅実な利益体質を獲得し、公開企業の公共性を自覚した社会貢献に尽くせる企業へ飛躍させる、という当社グループの当面の最重要課題のために、着実な前進を遂げました。
ホテル事業につきましては、都市型ビジネスホテル『ベストウェスタンホテル』と中長期滞在型宿泊施設『バリュー・ザ・ホテル』の2ブランドの運営を事業の中核に据えております。『ベストウェスタンホテル』については、安定して高稼働率を確保していることから客単価の上昇による収益増加を図りつつ、フランチャイズ展開も含めたブランドの拡大を進めております。当第3四半期連結会計期間には『AJ恩納ビルリゾートホテル』及び『AJ幸喜リゾートホテル』(『ベストウェスタン沖縄恩納ビーチ』及び『ベストウェスタン沖縄幸喜ビーチ』にリブランド予定)の運営受託を決定し、リゾートという新たな利益獲得手段を得ることができました。『バリュー・ザ・ホテル』については、これまで遅れ気味であった震災復興事業の復調とともに1泊2食付きのメリットを活かした顧客層の拡大により稼働率が向上してきております。また、これらホテル事業におきましては、ウェディング等の周辺事業領域へ展開し新たな収益機会の獲得にも取り組んでおります。
不動産事業につきましては、保有物件の賃貸売上は堅調に推移いたしました。また、固定資産の売却や遊休資産の有効活用の検討もしながら金融機関等からの借入の圧縮を進めております。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の当社グループの経営成績は、次のとおりとなりました。
当第3四半期連結累計期間の売上高は4,284百万円(前年同四半期比5.8%増)となりました。内訳は、ホテル事業が3,871百万円、不動産事業が414百万円であります。
営業利益は166百万円(前年同四半期比157.5%増)となりました。都市型ビジネスホテル『ベストウェスタンホテル』、中長期滞在型宿泊施設『バリュー・ザ・ホテル』ともに営業成績を大きく伸ばしております。
経常利益は298百万円(前年同四半期比91.0%増)となりました。投資事業組合への出資に係る運用益228百万円を計上しております。
親会社株主に帰属する四半期純利益は449百万円(前年同四半期比263.4%増)となりました。固定資産売却益229百万円、法人税等71百万円を計上しております。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
当セグメントの業績は、売上高3,871百万円、営業利益125百万円となりました。
セグメント間の取引を消去した外部顧客との取引結果は、売上高3,871百万円(前年同四半期比5.6%増)、営業利益351百万円(前年同四半期比26.7%増)となりました。
主な売上は、ホテルマネジメント売上等であります。
当セグメントの業績は、売上高640百万円、営業利益228百万円となりました。
セグメント間の取引を消去した外部顧客との取引結果は、売上高414百万円(前年同四半期比7.9%増)、営業利益2百万円(前年同四半期比27百万円増)となりました。
主な売上は、賃料売上等であります。
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
該当事項はありません。