文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
なお、当第1四半期連結累計期間より、「企業結合に関する会計基準」(企業会計基準第21号 平成25年9月13日)等を適用し、「四半期純利益」を「親会社株主に帰属する四半期純利益」としております。
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間の連結業績は、前連結会計年度に竣工、取得した物件による不動産賃貸収入の増加に加え、販売用不動産の売上が増加したことなどにより、営業収益は56,718百万円(前年同期比20,416百万円、56.2%増)、営業利益は13,920百万円(前年同期比3,520百万円、33.8%増)、経常利益は13,450百万円(前年同期比3,598百万円、36.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10,019百万円(前年同期比2,321百万円、30.1%増)となりました。
各セグメントの業績は、次の通りであります。
(各セグメントの営業収益は、セグメント間の内部営業収益、振替高を含みます。)
(不動産事業)
当社グループの中核事業は、東京23区を中心に、約210件(販売用不動産除く)の賃貸物件・賃貸可能面積約102万㎡を活用した不動産賃貸業務であります。強固な賃貸ポートフォリオ構築の観点から、建替の着実な推進によるポートフォリオの質的向上、CREなど戦略的ソーシングによる着実なポートフォリオの拡充に取り組んでおります。また、ヒューリックサイズの高品質・好立地物件での開発事業を軸とした不動産バリューアッドビジネスの推進や3K(高齢者・観光・環境)の各分野におけるビジネス領域の拡大と深化などにも取り組んでおります。
当第1四半期連結累計期間における建替の状況につきましては、調布富士ビル(平成29年3月竣工予定)、蒲田富士ビル(平成29年7月竣工予定)、板橋富士ビル(平成29年9月竣工予定)及び府中富士ビル(平成30年6月竣工予定)の建替計画が順調に進行しております。
また、当第1四半期連結累計期間の新規物件(固定資産)の取得につきましては、ヒューリック渋谷宮下公園ビル(東京都渋谷区)、ヤマト羽田ビル(東京都大田区)、ヒューリック神宮前五丁目ビル(東京都渋谷区)及びヒューリック新川崎ビル(川崎市幸区)を取得いたしました。
開発業務(固定資産)につきましては、大森駅前商業開発(東京都品川区)、(仮称)日体大深沢開発計画(東京都世田谷区)、(仮称)ヒューリック渋谷井の頭通りビル(東京都渋谷区)、(仮称)新橋二丁目開発計画(東京都港区)、(仮称)六本木三丁目相鉄ホテル開発計画(東京都港区)、(仮称)河口湖ふふ開発計画(山梨県南都留郡富士河口湖町)、(仮称)有楽町二丁目開発計画(東京都千代田区)(一部は販売用)及び(仮称)築地三丁目開発計画(東京都中央区)が順調に進行しております。
販売用不動産につきましては、ヒューリック神谷町ビル(東京都港区)の一部、リーフみなとみらい(底地)(横浜市西区)、オーキッドスクエア(東京都千代田区)を売却しております。販売用不動産に係る開発業務につきましては、トラストガーデン常磐松(東京都渋谷区)が竣工いたしました。そのほか、開発中の(仮称)ヒューリック渋谷公園通りビル計画(東京都渋谷区)及び(仮称)有楽町二丁目開発計画(東京都千代田区)についても順調に進行しております。
このように、当セグメントにおける事業は順調に進行しており、前連結会計年度に竣工、取得した物件による不動産賃貸収入の増加に加え、販売用不動産の売上が増加したことなどから、当第1四半期連結累計期間の営業収益は48,572百万円(前年同期比20,328百万円、71.9%増)、営業利益は15,055百万円(前年同期比4,059百万円、36.9%増)となりました。
(保険事業)
保険事業におきましては、連結子会社であるヒューリック保険サービス株式会社が、国内・外資系の保険会社と代理店契約を結んでおり、法人から個人まで多彩な保険商品を販売しております。保険業界の事業環境は引き続き厳しい環境にありますが、既存損保代理店の営業権取得を重点戦略として、法人取引を中心に拡充しております。
この結果、当セグメントにおける営業収益は925百万円(前年同期比35百万円、3.9%増)、営業利益は378百万円(前年同期比20百万円、5.6%増)となりました。
(人材関連事業)
人材関連事業におきましては、連結子会社である株式会社アヴァンティスタッフが、人材派遣・人材紹介事業等をおこなっております。同社では、主力ビジネスである人材派遣事業の増強をはかるとともに、企業及び求職者の多様化するニーズに対応するべく、総合人材サービス企業としてのノウハウを活用し、様々な人材サービスの提案、提供をおこなっております。
この結果、当セグメントにおける営業収益は4,684百万円(前年同期比△38百万円、0.8%減)、営業利益は72百万円(前年同期比△32百万円、30.6%減)となりました。
(その他)
その他におきましては、連結子会社であるヒューリックビルド株式会社が、当社保有ビル等の営繕工事、テナント退去時の原状回復工事、新規入居時の内装工事を中心に受注実績を積み上げておりますほか、連結子会社であるヒューリックオフィスサービス株式会社による給食業務の受託事業等が寄与した結果、営業収益は2,892百万円(前年同期比141百万円、5.1%増)、営業利益は177百万円(前年同期比30百万円、20.8%増)となりました。
(2) 財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末の資産合計は、1,096,841百万円となり、対前期末比で5,574百万円増加いたしました。当社グループにおいては、強固な賃貸ポートフォリオ構築の観点から、既存保有物件建替の着実な推進、CREなど戦略的なソーシング等に取り組んでおります。
また、ヒューリックリート投資法人の中長期的な収益向上と運用資産の着実な積上げを実現するために、スポンサーとしてのサポートやバックアップに努めてまいります。
主な項目の増減は以下の通りであります。
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①現金及び預金 |
5,326百万円減少 |
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②販売用不動産 |
15,246百万円減少(物件の取得、竣工及び売却) |
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③建物及び構築物 |
9,860百万円増加(物件の取得及び物件の竣工等) |
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④土地 |
27,676百万円増加(物件の取得等) |
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⑤投資有価証券 |
3,999百万円減少(投資有価証券の取得及び有価証券の含み益の減少等) |
(負債)
当第1四半期連結会計期間末の負債合計は、781,636百万円となり、対前期末比で7,415百万円増加いたしました。これは、主に、設備投資等に伴い、資金調達をおこなったことによるものであります。
当社グループの借入金残高は630,382百万円となっておりますが、このうち特別目的会社(SPC)のノンリコースローンが3,750百万円含まれております。金融機関からの資金調達については、高い収益力を背景として安定的に低コストで調達をおこなっております。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末の純資産合計は、315,204百万円となり、対前期末比で1,840百万円減少いたしました。このうち株主資本合計は、283,859百万円となり、対前期末比で2,490百万円増加しております。これは、主に、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加及び配当金の支払による利益剰余金の減少によるものであります。
また、その他の包括利益累計額合計は、27,188百万円となり、対前期末比で4,379百万円減少いたしました。これは、主に、有価証券の含み益が7,292百万円減少したことによるその他有価証券評価差額金の減少によるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。