当第3四半期連結累計期間の売上高は339億28百万円(前年同期比2.4%減)、営業利益は21億66百万円(同18.8%増)、経常利益は17億43百万円(同20.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は10億10百万円(同25.3%増)となりました。
セグメントの状況は、以下のとおりです。
原糸販売分野は、国内産地の動きは春夏物の需要期に入っても低調に推移し、定番糸を中心に振るいませんで したが、シルケット糸などの差別化品が伸びた結果、収益改善いたしました。
テキスタイル分野は、シャツ分野が市況の悪化を受け苦戦しましたが、中東向けの輸出は好調を維持、ユニフォーム用途も企業別注が伸びました。また生活資材関連も業務用資材、官需などが好調に推移いたしました。
製品分野は、スポーツ関連の秋冬向けオーダーが減少し苦戦しましたが、中国生産基盤の再構築、アセアンでの生産体制強化を進めた結果、適地生産の効果も現れ収益の改善がみられました。
以上の結果、繊維事業全体としての売上高は212億2百万円(前年同期比5.4%減)となり、営業利益は2億29百万円(前年同期は61百万円の営業損失)となりました。
産業資材分野では、製紙用ドライヤーカンバスは、紙需要の低迷から主要顧客である国内製紙会社の生産活動に改善が見られず、カンバス需要は低調に推移し減収となりました。フィルタークロスは、国内製造業各社の生産状況に回復が見られない中で、リピート需要は依然として低調に推移しましたが、海外向け及び官需向け脱水設備のクロス需要があり堅調な結果となりました。
機能材料分野では、化成品事業は化学品の輸出が堅調に推移し、その他の多糖類の受注も伸長したことから増収となりました。複合材料事業は、電力会社向けFRP部材がほぼ前年並みとなりましたが、その他の用途が堅調に推移し、全体としては増収となりました。
以上の結果、産業材事業全体としての売上高は85億8百万円(前年同期比2.8%増)となり、営業利益は7億8百万円(同4.6%減)となりました。
不動産賃貸事業は堅調に推移いたしました。リネン事業は外国人を中心とした観光客の増加により順調に推移いたしました。
以上の結果、不動産・サービス事業全体としての売上高は46億1百万円(前年同期比2.9%増)となり、営業利益は14億82百万円(同4.5%増)となりました。
当第3四半期連結会計期間末の総資産は895億65百万円となり、前年度末に比べ13億72百万円の減少となりました。これは、主に現金及び預金、棚卸資産が減少したことによるものであります。
負債は、573億56百万円となり、前年度末に比べ18億15百万円の減少となりました。これは、主に仕入債務、有利子負債が減少したことによるものであります。
純資産は、322億9百万円となり、前年度末に比べ4億43百万円の増加となりました。これは、主に自己株式の取得による減少があったものの、利益剰余金が増加したことによるものであります。
これらの結果、自己資本比率は前年度末に比べ1.0ポイント増加し、34.5%となりました。
当第3四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は3億円であります。