第2【事業の状況】

1【事業等のリスク】

当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

2【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

 文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。

(1)財政状態及び経営成績の状況

 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境が改善するなど緩やかな回復基調にあるものの、海外の貿易摩擦問題等により、依然として先行き不透明な状況で推移しました。

 このような状況のもと、当社は繊維各部門において機能レーヨンの国内外の販売強化に取り組むとともに、繊維事業以外の事業展開を図ってまいりました。繊維部門は高付加価値製品の販売に注力してまいりましたが、原材料のコストアップやそれに伴う価格転嫁などの問題等により減収減益となりました。不動産部門は売上高、営業利益とも微減ながら堅調に推移しました。

 この結果、当社グループの当第3四半期連結累計期間の業績は売上高7,366百万円(前年同四半期比0.3%減)となり、営業利益は162百万円(前年同四半期比32.0%減)となりました。経常損益につきましては為替差損207百万円の計上等もあり、239百万円の損失(前年同四半期は経常利益100百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純損失は257百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益77百万円)となりました。

 なお、当社は可食セルロース食品の事業化に着手するため、2018年7月、食料品製造加工販売を営む株式会社宇美フーズ(福岡県糟屋郡宇美町)を買収しました。来年度以降、本格的な生産を開始し、食品事業の領域に事業を拡大して参ります。

 

 セグメントの業績は、次のとおりであります。

①繊維

 繊維部門につきましては、原材料のコストアップに対する価格転嫁などの問題や売上の減少等により減収減益となりましたこの結果、繊維部門全体では売上高は5,966百万円(前年同四半期比2.6%減)と減収となり、セグメント利益は44百万円(前年同四半期比71.3%減)となりました。

②不動産

 不動産部門につきましては、売上高828百万円(前年同四半期比3.8%減)、セグメント利益566百万円(前年同四半期比5.3%減)となりました。

③その他

 その他部門につきましては、売上高571百万円(前年同四半期比44.1%増)、セグメント損失59百万円(前年同四半期は44百万円のセグメント損失)となりました。

(2) 財政状態の分析

 当第3四半期連結会計期間末の総資産は、社債償還等に伴う現金及び預金の減少や、売上債権の減少等により、前連結会計年度末に比べ67百万円減少し、26,846百万円となりました。負債は借入金の増加等により前連結会計年度末に比べ159百万円増加し、21,122百万円となりました。また、純資産は前連結会計年度末に比べ226百万円減少し、5,724百万円となりました。

(3) 経営方針・経営戦略等

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題

 当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

(5) 研究開発活動

 当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、76百万円であります。
 なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

3【経営上の重要な契約等】

 当第3四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。