なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境においては改善傾向にあるものの、急速な円高の進行や、中国景気及び新興国経済の減速により先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループにおける事業環境は、特に繊維事業では急激な為替変動や輸入コストの上昇、国内消費の伸び悩みを受けて引き続き厳しい状況となりました。一方、収益の柱であります不動産活用事業は、二つの大型商業施設の集客力の強化や、昨年11月から新しく病院施設の賃貸を開始して営業収益の安定化を図っております。
① 繊維事業
マテリアル課は、SPA商品や資材トリコット向けポリエステル糸の販売及び輸出製品向けのポリエステル生地の販売が好調に推移し、増収増益となりました。
アパレル課は、スポーツ関連商品が堅調に推移すると共に、法人ユニフォームも百貨店に対する取り組みや直需販売の伸びがあり、大幅な増収増益となりました。
カジュアル課の縫製品関係は、自社企画ブランドのメンズカジュアル商品を販売する百貨店の店舗改造等を実施し、増収となりました。利益面では、販売員経費及び保管料等の経費が増加し、減益となりました。今後は不採算店舗の廃止を進め収益改善を図ってまいります。
刺繍レースを扱うフロリア㈱は、百貨店などの婦人服販売が落ち込む影響を受け、主力販売品の高級婦人服地の売上が低迷し、減収減益となりました。
この結果、繊維事業の売上高は12億98百万円(前年同期比10.1%増)、営業利益は前年同期と比べ15百万円改善し黒字となりました。
② 不動産活用事業
「イオンモール川口前川」は近隣の大型商業施設に比べ「回遊型ショッピング」の利便性とお客様のニーズにあった専門店選びが評価され、「イオンモール川口」は開設から32年経つものの、近隣住民の方が固定客として定着しており、二つの大型商業施設を主とする不動産活用事業は引き続き安定した収益基盤を維持しております。賃料収入面においては、病院施設の賃貸開始による増収があったものの、「イオンモール川口」の賃貸期間満了後の減額等があり、減収減益となりました。
この結果、不動産活用事業の売上高は6億3百万円(前年同期比3.5%減)、営業利益は2億46百万円(前年同期比17.0%減)となりました。
③ ゴルフ練習場事業
埼玉興業㈱の「川口・黒浜・騎西の各グリーンゴルフ」練習場は、新たなキャンペーンを実施したことから増収となりましたが、経費が増加し減益となりました。
この結果、ゴルフ練習場事業の売上高は2億36百万円(前年同期比0.4%増)、営業利益は31百万円(前年同期比11.3%減)となりました。
④ その他の事業
ギフト事業部営業課の葬祭返礼品販売は、主要な取引先との取引を4月末日で解消したため、大幅な減収減益となりました。
ディアグリーン課の緑化事業は、景気回復が進まず一部のレンタル契約の解消がありましたが、自動給水鉢の販売を増やし増収減益となりました。
神根サイボー㈱のインテリア施工事業は、当社が賃貸する大型商業施設の店舗入替えに伴う内装工事等を受注し、増収増益となりました。
この結果、その他の事業の売上高は2億1百万円(前年同期比20.0%増)、営業利益は5百万円(前年同期比324.9%増)となりました。
以上の結果、当社グループの売上高は23億40百万円(前年同期比5.9%増)、営業利益は2億83百万円(前年同期比10.1%減)、経常利益は2億75百万円(前年同期比32.8%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、投資有価証券売却益4億18百万円の計上により4億48百万円(前年同期比65.4%増)となりました。
総資産は、投資有価証券を売却したことから現金及び預金が大幅に増加したものの、減価償却が進んだことによる減少等もあり前連結会計年度末に比べ1億56百万円増加して276億66百万円となりました。
負債は、長期借入金の返済等により前連結会計年度末に比べ1億50百万円減少して119億20百万円となりました。
純資産は、前連結会計年度末の配当金の支払いがあったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により前連結会計年度末に比べ3億7百万円増加して157億46百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は前連結会計年度末に比べ6億34百万円増加して31億21百万円となりました。
営業活動により得られた資金は前第1四半期連結累計期間に比べ1億70百万円増加して3億73百万円となりました。これは主に投資有価証券売却損益(益はマイナス表示)の減少があったものの、税金等調整前当期純利益の増加やその他に含まれる未収消費税等の減少等によるものです。
投資活動により得られた資金は前第1四半期連結累計期間に比べ14億44百万円増加して4億72百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が減少したことや投資有価証券の売却による収入が増加したこと等によるものであります。
財務活動により支出した資金は前第1四半期連結累計期間に比べ18百万円減少して2億9百万円となりました。これは主に短期借入れによる収入が増加したこと等によるものであります。
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。