なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府の経済政策や日銀の金融緩和を背景に、企業収益や雇用環境が改善し緩やかな回復基調がみられるものの、米国新政権の政策動向による不確実性や地政学的リスクの高まりなど、景気の先行きは不透明な状況が続いております。
当社グループにおける事業環境は、繊維事業では就労人口の増加等によりユニフォーム業界に明るい兆しがみられるものの、百貨店を中心とした衣料品の伸び悩みは依然続いており、厳しい状況で推移しました。一方、不動産活用事業は、二つの大型商業施設が安定した集客力を維持しており、また病院施設の賃貸収入と合わせて、営業収益の安定化を図っております。
この結果、当社グループの売上高は22億66百万円(前年同期比3.1%減)、営業利益は2億52百万円(前年同期比10.7%減)、経常利益は2億76百万円(前年同期比0.5%増)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億77百万円(前年同期比60.4%減)となりました。
セグメント別の業績は次のとおりであります。なお、セグメント別の売上高及び営業利益は、セグメント間の内部取引消去前の金額であります。
① 繊維事業
マテリアル部は、レーヨン糸及びアクリル紡績糸を中心に産地の需要が増加し、輸入原糸販売は好調に推移しました。また、ポリエステル生地の販売は、輸出向けを中心に更に需要が拡大し増収増益となりました。
アパレル部は、ユニフォーム業界に景気回復がみられる中、法人ユニフォームの直需と百貨店の受注は引続き堅調に推移したものの、スポーツ関連商品は好調だった前期程の受注が得られなかったことから減収となりました。一方で経費の節減に努め増益となりました。
カジュアル部は、新たにキャンプ関連商品及びOEM商品の販売を開始したことから増収となり、営業損失が縮小しました。
刺繍レースを扱うフロリア㈱は、ノベルティ商品の売上は堅調に推移したものの、服地レースと付属レースの売上が低迷し減収減益となりました。
この結果、繊維事業の売上高は13億46百万円(前年同期比3.5%増)、営業利益は6百万円(前年同期比2,202.7%増)となりました。
② 不動産活用事業
「イオンモール川口前川」は、近隣の大型商業施設に比べ「回遊型ショッピング」ができるというお客様の利便性と近隣住民の生活環境にあった専門店選びが評価され、「イオンモール川口」は開設から33年経つものの近隣住民の方が固定客として定着しており、二つの大型商業施設と病院施設を主とする不動産活用事業は安定した収益基盤を維持しております。利益面は遊休資産の防災及び整備工事を進めていることから費用が増加して減益となりました。
この結果、不動産活用事業の売上高は6億72百万円(前年同期比0.2%増)、営業利益は2億22百万円(前年同期比9.5%減)となりました。
③ ゴルフ練習場事業
埼玉興業㈱の「川口・黒浜・騎西の各グリーンゴルフ」練習場は、梅雨時期においても天候に恵まれたことから入場者が伸び増収となりましたが、人工芝の張替を行った影響から費用が増加して減益となりました。
この結果、ゴルフ練習場事業の売上高は2億41百万円(前年同期比1.8%増)、営業利益は22百万円(前年同期比26.9%減)となりました。
④ その他の事業
ギフト事業部ディアグリーン課の緑化事業は、観葉植物の新規レンタル契約獲得と慶弔用の花卉ギフト販売に注力し増収となりましたが、人員増により販売費が増加して減益となりました。
神根サイボー㈱のインテリア施工事業は、当社が賃貸する大型商業施設の店舗入替に伴う内装工事等を引続き受注したことや、当社グループが営むゴルフ練習場の人工芝張替工事等を行い、増収増益となりました。
この結果、その他の事業の売上高は2億85百万円(前年同期比29.7%増)、営業利益は23百万円(前年同期比301.2%増)となりました。
総資産は、減価償却が進んだことや有形固定資産の取得や未払法人税等の納税により現金及び預金が減少したこと等により前連結会計年度末に比べ3億19百万円減少して277億47百万円となりました。
負債は、長期借入金の返済や未払法人税等の納税等により前連結会計年度末に比べ4億22百万円減少して111億5百万円となりました。
純資産は、前連結会計年度末の配当金の支払いがあったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により前連結会計年度末に比べ1億2百万円増加して166億42百万円となりました。
当第1四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は前連結会計年度末に比べ4億68百万円減少して25億68百万円となりました。
営業活動により支出した資金は前第1四半期連結累計期間に比べ4億2百万円増加して29百万円となりました。これは主にたな卸資産が増加したこと、税金等調整前四半期純利益の減少やその他に含まれる未払消費税等の減少等によるものであります。
投資活動により支出した資金は前第1四半期連結累計期間に比べ6億63百万円増加して1億90百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出が増加したことや投資有価証券の売却による収入が減少したこと等によるものであります。
財務活動により支出した資金は前第1四半期連結累計期間に比べ38百万円増加して2億48百万円となりました。これは主に長期借入金の返済による支出が増加したこと等によるものであります。
当第1四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。