当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、投資者の判断に重要な影響を及ぼす可能性のある事項の発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
なお、重要事象等は存在しておりません。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府・日銀による経済政策を背景に、企業収益や雇用・所得環境が改善し緩やかな回復基調がみられたものの、海外では米中両国の貿易摩擦の長期化や中東ホルムズ海峡をめぐる緊迫した状況等が世界経済に影響を及ぼす懸念材料となり、景気の先行きは不透明感が増しております。
当社グループにおける事業環境は、繊維事業では就労人口の増加等によるユニフォーム業界の堅調な商いに支えられたものの、百貨店を中心とした衣料品の伸び悩みが依然として続いており、厳しい状況で推移しました。不動産活用事業は、当社の賃貸物件であった大型商業施設「イオンモール川口」につきまして2018年9月に賃貸借契約が終了した影響から賃貸収入が減少しました。一方、その他の賃貸物件であるイオンモール川口前川や病院施設等からの安定した賃貸収入を維持しており、営業収益の安定化が図られております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は3,972百万円(前年同期比10.0%減)となりました。営業利益は389百万円(前年同期は422百万円の営業損失)となり、経常利益は450百万円(前年同期は385百万円の経常損失)となりました。また、親会社株主に帰属する四半期純損失は145百万円(前年同期は315百万円の同純損失)となりました。
事業別セグメントの概況は次のとおりであります。なお、事業別セグメントの売上高及び営業利益又は損失は、セグメント間の内部取引消去前の金額であります。
① 繊維事業
マテリアル部は、リネン生地販売が堅調に推移したものの、原糸販売は産地の生産調整により需要が減少し、減収減益となりました。
アパレル部は、引き続きユニフォーム業界が安定している中、主力である法人ユニフォームの直需と百貨店からのスポーツ関連商品等の新規物件受注により増収となりましたが、経費が増え減益となりました。
カジュアル部は、キャンプ関連商品の販売が伸び増収となり、また不採算店舗の撤退を進めたことから費用が減少し、営業損失が縮小しました。
刺繍レースを扱うフロリア㈱は、新規販売先の売上が伸びたものの、服地及び付属レースの売上が減少したことから減収減益となりました。
この結果、繊維事業の売上高は2,392百万円(前年同期比7.8%減)となり、営業損失は11百万円(前年同期は15百万円の営業損失)となりました。
② 不動産活用事業
不動産活用事業は、2018年9月に「イオンモール川口」の賃貸借契約が終了したことから、売上高は減収となりましたが、前年同期に実施した加速償却による多額の費用の計上がなくなった影響から増益となりました。
「イオンモール川口前川」は、近隣の大型商業施設に比べ「回遊型ショッピング」ができるというお客様の利便性と近隣住民の生活環境にあった専門店選びが評価されており、さらに隣接地に病院施設を賃貸することにより不動産活用事業は安定した収益基盤を維持しております。
なお、「イオンモール川口」は、2019年9月に解体が完了し、当第2四半期連結累計期間に解体撤去費用621百万円を特別損失に計上しております。また、2019年7月にイオンモール㈱との間で新しい大型商業施設「(仮称)イオンモール川口」の建物賃貸借基本協定を締結しており、2021年3月竣工を目途にすでに着工しております。
さらに、不足している産婦人科を誘致し地域に貢献すると共に、安定収益を維持するために新たな賃貸施設である「(仮称)川口レディースクリニック」を着工しており、2020年4月には賃貸を開始する予定であります。
この結果、不動産活用事業の売上高は1,129百万円(前年同期比16.9%減)、営業利益は353百万円(前年同期は394百万円の営業損失)となりました。
③ ゴルフ練習場事業
埼玉興業㈱が営む「川口・黒浜・騎西の各グリーンゴルフ」練習場のうち、最大規模の川口グリーンゴルフ練習場において、前年同期は設備更新工事により入場者が一時的に減少しましたが、当四半期より入場者が増加し増収となりました。また、当四半期は、前年同期の様な設備更新工事による多額な費用計上もなく、大幅な増益となりました。
この結果、ゴルフ練習場事業の売上高は459百万円(前年同期比4.8%増)、営業利益は47百万円(前年同期は15百万円の営業損失)となりました。
④ その他の事業
ディアグリーン課の緑化事業は、観葉植物の新規レンタル契約獲得と慶弔用ギフト販売により増収となりましたが、経費が増加し営業損失が増加しました。
神根サイボー㈱のインテリア施工事業は、一般住宅施工が増えたことや、大口物件の受注もあり増収増益となりました。
この結果、その他の事業の売上高は298百万円(前年同期比57.0%増)、営業利益は17百万円(前年同期比1,204.0%増)となりました。
総資産は、前連結会計年度末に比べ1,152百万円増加して27,443百万円となりました。これは主に受取手形及び売掛金が減少したものの、現金及び預金が借入により増加したことや新しい大型商業施設等の建設着工に伴う建設仮勘定(有形固定資産の「その他(純額)」)の増加等によるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ1,384百万円増加して11,561百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金や流動負債の資産除去債務が減少したものの、長期借入金が増加したこと等によるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ231百万円減少して15,881百万円となりました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純損失の計上等によるものであります。
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は前連結会計年度末に比べ217百万円増加して2,000百万円となりました。
営業活動の結果、得られた資金は前第2四半期連結累計期間に比べ26百万円減少して813百万円となりました。これは主に税金等調整前四半期純損失が減少したことや、固定資産除却損の計上が増加したものの、減価償却費が大幅に減少したこと等によるものであります。
投資活動の結果、支出した資金は前第2四半期連結累計期間に比べ2,407百万円増加して2,477百万円となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出や、固定資産の除却による支出が増加したこと等によるものであります。
財務活動の結果、得られた資金は前第2四半期連結累計期間に比べ2,327百万円増加して1,881百万円となりました。これは主に長期借入れによる収入が増加したこと等によるものであります。
当第2四半期連結累計期間において、事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
当社は、2019年7月19日開催の取締役会において、イオンモール㈱との間で大型商業施設の建物賃貸借基本協定を締結したことを踏まえ、建設施工会社と工事請負契約を締結することを決議し、同日付で当該契約を締結いたしました。
1.契約の目的
イオンモール㈱に大型商業施設を賃貸するため
2.契約の相手会社
株式会社安藤・間
3.建築物件の内容
①名称 (仮称)イオンモール川口
②所在地 埼玉県川口市大字安行領根岸字外谷田3180番地外
③概要 大型商業施設
④敷地面積 約 78,000㎡
⑤延床面積 約125,000㎡
⑥建築価額 140億円(工事請負契約に基づく価額であり、変更になる場合があります。)
⑦引渡日 2021年3月予定
4.今後の見通し
2020年3月期の当社の業績に与える影響はないと判断しております。