第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期報告書提出日現在において判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間(以下「当第2四半期」)における我が国経済は、新型コロナウイルス感染症の長期化により、経済活動の抑制が継続される中、2021年4月に3度目の緊急事態宣言が発令されるなど予断を許さない状況が続いております。一方で、新型コロナウイルスワクチン接種が本格化し、徐々に、景気への回復基調の兆しが見られ、経済活動の正常化に向けた動きへ期待感が高まりつつある状況にあります。

当社グループの主要な事業領域についてみると、国内外の金融・不動産市場におきましては、日本銀行を中心とした金融緩和策を背景に安定的な市場環境が継続しております。ホテル・レジャー市場では、緊急事態宣言の影響により、個人所得の減少による消費マインド低下や顧客獲得の競争など、依然として厳しい経営環境が続いておりますが、新型コロナウイルスワクチン接種の普及に伴い、景気回復が期待されます。

このような経済状況のもと、当第2四半期の当社グループは、新型コロナウイルス感染症拡大による事業活動への制約を受けながらも、国内及び海外への企業投資を積極的に行い、オペレーション事業における各拠点の採算向上など、安定的な収益力を強化するための取り組みを進めてまいりました。

以上の結果、当第2四半期の当社グループの業績は、当社が保有する収益用不動産物件の一部を売却し、更には、国内及び海外事業に対する投資収益が大きく貢献し、売上高は前年同期に対して197.9%増加し1,984百万円となりました。各段階利益については、営業利益329百万円(前年同期は営業損失35百万円)、経常利益287百万円(前年同期は経常損失81百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益212百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失217百万円)と大幅な黒字へと転換することができました。

報告セグメントごとの業績及び直近の状況は、次の通りであります。

 

(マーチャント・バンキング事業)

当社グループは、当事業部門におきまして、主に国内外の企業及び不動産向けの投資事業を営んでおります。

当第2四半期は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けることなく、従来より安定的に収益を上げている賃貸不動産収益に加え、国内及び海外企業からの投資収益、更には、収益用不動産を一部売却した結果、前年同期に対し、売上高1,661百万円(前年同期比341.7%増)、セグメント利益476百万円(前年同期比282.0%増)と大きな増収増益となりました。

 

(オペレーション事業)

当社グループは、当社、株式会社ホテルシステム二十一(連結子会社)及び株式会社ケンテン(連結子会社)において、宿泊施設、ボウリング場、インターネットカフェ店舗及び服飾雑貨店の運営、並びに給食業務の受託を行っております。

当第2四半期は、長期化する新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けつつも、新型コロナウイルスワクチン接種の開始により、各事業所全般の業績が持ち直した結果、前年同期に対し、売上高は338百万円(前年同期比16.81%増)、セグメント損失は30百万円(前年同期はセグメント損失73百万円)と徐々に回復に向かい始めております。

 

(資 産)

当第2四半期連結会計期間末における資産残高は10,315百万円で、前連結会計年度末に比べ201百万円減少しております。主な変動要因は、有形固定資産の減少479百万円、営業投資有価証券の減少283百万円、現金及び預金の増加520百万円であります。

 

(負 債)

当第2四半期連結会計期間末における負債残高は6,703百万円で、前連結会計年度末に比べ340百万円減少しております。主な変動要因は、長期借入金(1年内返済予定のものを含む)の減少350百万円、その他流動負債の増加51百万円であります。

 

(純資産)

当第2四半期連結会計期間末における純資産残高は3,612百万円で、前連結会計年度末に比べ138百万円増加しております。主な変動要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上及び配当金の支払等に伴う利益剰余金の増加156百万円であります。

この結果、自己資本比率は34.8%(前連結会計年度末は32.8%)となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」)は1,039百万円となり、前連結会計年度末の520百万円と比べて518百万円の増加となりました。各キャッシュ・フローと、それらの主な増減の要因は以下の通りであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の営業活動により増加した資金は1,025百万円(前年同期は140百万円の増加)となりました。主な増減の要因は、棚卸資産の減少410百万円、営業投資有価証券の減少301百万円、税金等調整前四半期純利益258百万円の計上であります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の投資活動により減少した資金は61百万円(前年同期は21百万円の減少)となりました。主な増減の要因は、長期貸付けによる支出42百万円、有形固定資産の取得による支出32百万円、投資有価証券の売却による収入19百万円であります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の財務活動により減少した資金は445百万円(前年同期は91百万円の減少)となりました。主な増減の要因は、長期借入金の返済による支出694百万円、配当金の支払55百万円、長期借入れによる収入344百万円であります。

 

(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定

 前連結会計年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。

 

(4) 経営方針・経営戦略等

当第2四半期において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。

 

(5) 事業上及び財務上の対処すべき課題

当第2四半期において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。

 

(6) 研究開発活動

該当事項はありません。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。