1 【事業等のリスク】
当第2四半期連結累計期間において、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はない。
2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものである。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
(経営成績の状況)
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、円安の進展に伴う輸出型企業の業績拡大や新型コロナウイルス感染症の行動制限緩和の効果などから全体として景気は緩やかな持ち直しを続けた。一方で、新型コロナウイルス感染症第7波による感染者急増の影響や円安・資源高の進展に伴う国内消費者物価の上昇が消費を下押しするリスクや、輸入型企業の利益を圧迫するリスクなどもあり、十分注意を要する状況が続いた。
このような中で、当社グループは、「中期経営計画ブレークスルー2024 ~PROGRESS IN THE NEW NORMAL~」に基づき経営諸課題に取り組んだ。
商業施設事業において、静岡県下有数の商業施設である「サントムーン柿田川」では7月に全国初の幼魚水族館をオープンし地元マスコミにも繰り返し取り上げられるなどの宣伝効果や、開業25周年となったことを弾みにゴールデンウィークや夏休みの販促や地域密着型の運営を一段と強化し集客力アップに努めた。ヘルスケア事業においては、展示会販売など対面営業を中心とする業態の回復に遅れが見られ、特に主要マーケットである東京地区において苦戦した。繊維・アパレル事業においては、中国の上海現地法人が円安効果もあり前年同期比で売上が伸びたものの、市況回復の鈍い国内アパレルOEM関係が苦戦した。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高は19億45百万円(前年同期比0.4%増)の増収となったものの、営業利益は90百万円(前年同期比5.2%減)、支払利息などを加味した経常損失は0百万円(前年同期は経常利益6百万円)になった。これに、法人税等の負担を考慮した結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は2百万円(前年同期比55.4%減)と黒字は確保したものの前年同期比減益となった。
セグメントごとの経営成績は次のとおりである。
(商業施設事業)
商業施設事業については、静岡県下有数の商業施設である「サントムーン柿田川」において、最盛期の夏場に新型コロナウイルス感染症の第7波の影響があったものの、政府の行動緩和を背景とした持ち直しの動きもあり、開業25周年を契機としたゴールデンウィーク商戦や夏休みイベントに注力したことや、7月にオープンした全国初の幼魚水族館の効果などにより、売上高は前年同期を上回った。
この結果、商業施設事業の売上高は10億80百万円(前年同期比1.5%増)となり、利益率も改善した結果、営業利益は4億2百万円(前年同期比6.4%増)と前年同期比で増収増益となった。
(ヘルスケア事業)
健康ビジネス部門については、当社独自技術のバイオ麻商品や旧和田哲グループが取り扱う東洋紡の技術を生かした健康寝具が売上を伸ばしたものの、一部市況回復の遅れの影響を受け、売上高は前年同期を下回った。一般寝装品部門については、対面営業の業態の回復遅れや羊毛関連の受注減少が響き、売上高は前年同期を下回った。
この結果、ヘルスケア事業の売上高は4億90百万円(前年同期比17.6%減)、営業損失は26百万円(前年同期は営業損失7百万円)となった。
(繊維・アパレル事業)
衣料部門については、国内アパレルOEM事業が苦戦したものの、中国現地法人が引き続き好調を維持したため、売上高は前年同期を上回った。ユニフォーム部門については、官需ユニフォーム分野で第3四半期以降にずれ込んだ案件があり、売上高は前年同期を下回った。
この結果、繊維・アパレル事業の売上高は3億75百万円(前年同期比34.6%増)と増収し、営業損失19百万円(前年同期は営業損失20百万円)となった。
(財政状態の状況)
当第2四半期連結会計期間末における総資産の残高は205億9百万円(前期末は211億13百万円)となり、前期末に比べ6億3百万円減少(前期末比2.9%減)した。主な要因は、テナントからの預り金の支払や消費税の納付などによる現金及び預金の減少1億92百万円、減価償却などによる有形及び無形固定資産の減少2億74百万円である。
負債の残高は158億53百万円(前期末は164億66百万円)となり、前期末に比べ6億13百万円減少(前期末比3.7%減)した。主な要因は、仕入債務の支払などによる支払手形及び買掛金の減少1億18百万円、約定弁済による短期及び長期借入金の減少3億3百万円である。
純資産の残高は46億56百万円(前期末は46億46百万円)となり、前期末に比べ9百万円増加(前期末比0.2%増)した。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益による利益剰余金の増加2百万円、為替レートの変動による為替換算調整勘定の増加8百万円である。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりである。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、1億38百万円のプラス(前年同期比91.1%増)となった。これは主に、減価償却費2億87百万円、売上債権の減少2億23百万円、棚卸資産の減少60百万円、仕入債務の減少1億50百万円、預り保証金の減少39百万円によるものである。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、14百万円のマイナス(前年同期は97百万円のマイナス)となった。これは、有形及び無形固定資産の取得による支出14百万円によるものである。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、3億17百万円のマイナス(前年同期は3億17百万円のマイナス)となった。これは主に、長期借入れによる収入8億13百万円、長期借入金の返済による支出11億17百万円によるものである。
これらの各活動の結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物の残高は10億50百万円(前年同期比8.0%減)となり、前期末に比べ1億92百万円減少した。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の対処すべき課題はない。
(4)研究開発活動
該当事項なし。
3 【経営上の重要な契約等】
当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はない。