第2 【事業の状況】

 

1 【事業等のリスク】

当第2四半期連結累計期間における、当四半期報告書に記載した事業の状況、経理の状況等に関する事項のうち、経営者が連結会社の財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に重要な影響を与える可能性があると認識している主要なリスクの発生又は前事業年度の有価証券報告書に記載した「事業等のリスク」についての重要な変更はありません。
 なお、重要事象等は存在しておりません。

 

2 【経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析】

文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。

(1) 財政状態及び経営成績の状況

当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により社会・経済活動が大きく制限され、景気は急速に悪化しました。緊急事態宣言解除後は持ち直しの動きが見られたものの、感染症の再拡大もあり、極めて厳しい状況で推移しました。

このような経済状況のもと、当社グループは、コロナ禍において事業ごとに多様な状況で推移しました。食品事業は安定した生産活動に取り組み、パスタの販売数量が伸びました。マット事業は前期より合理化を推進し海外生産拠点の立て直しを図って参りましたが、自動車業界が低迷して販売数量は減少しました。産業資材事業は雑穀用麻袋が輸入先であるインドのロックダウンにより需要時に供給できませんでした。

その結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,719百万円(前年同四半期比11.6%減)、営業利益は60百万円(前年同四半期は営業利益4百万円)、経常利益は69百万円(前年同四半期は経常利益2百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は71百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益0百万円)となりました。

セグメントの業績を示すと、次のとおりであります。

 

(産業資材事業)

黄麻商品は、インドの断続的なロックダウンの影響で生産稼働率の縮小や船積みに遅れが生じるなど先行きが見通せない状況で推移しました。包装資材も国内の市場が低迷するなか、自動車向けや食糧用の包装資材の取扱数量は限定的となりました。その結果、売上高は306百万円と前年同四半期と比べ76百万円(19.9%)の減収、営業利益は4百万円と前年同四半期と比べ13百万円(73.0%)の減益となりました。

(マット事業)

日本国内及び海外の自動車用フロアマットの販売は、自動車メーカーの操業停止や販売の落ち込みに伴い売上高は減少しました。その結果、売上高は692百万円と前年同四半期と比べ250百万円(26.5%)の減収、営業損失は25百万円(前年同四半期は26百万円の営業損失)となりました。

(食品事業)

パスタは、新型コロナウイルス感染症が広まった4月から6月、量販店からの引き合いが増えるなど家庭用商品の売上・利益が大きく伸びました。飲食店や学校給食向けなど業務用商品の売上は減少し未だ回復までには至っていない現状です。レトルト商品も同様の傾向のなか、順調に推移しました。その結果、売上高は718百万円と前年同四半期と比べ101百万円(16.5%)の増収、営業利益は79百万円と前年同四半期と比べ68百万円(632.2%)の増益となりました。

 

当第2四半期連結会計期間末における総資産は3,745百万円、前連結会計年度末と比較して39百万円の減少となりました。主な要因は、現金及び預金の増加103百万円があったものの、受取手形及び売掛金の減少97百万円、投資有価証券の減少11百万円、海外子会社の換算レートの変動による土地の減少13百万円があったためであります。

当第2四半期連結会計期間末における負債は1,556百万円、前連結会計年度末と比較して50百万円の減少となりました。主な要因は、長期借入金の増加63百万円はあったものの、支払手形及び買掛金の減少50百万円、社債の減少25百万円、退職給付に係る負債の減少30百万円があったためであります。

 

当第2四半期連結会計期間末における純資産は2,188百万円、前連結会計年度末と比較して11百万円の増加となりました。主な要因は、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が71百万円増加したものの、為替換算調整勘定が30百万円、非支配株主持分が35百万円それぞれ減少したことによるものであります。この結果、自己資本比率は37.6%となりました。

 

(2) キャッシュ・フローの状況

当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末に比べ195百万円増加し、745百万円となりました。

各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。

(営業活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期と比べ46百万円増加し、93百万円の収入となりました。これは、仕入債務の減少、たな卸資産の増加があったものの、税金等調整前四半期純利益の計上、売上債権の減少があっためであります。

(投資活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期と比べ168百万円増加し、69百万円の収入となりました。これは、前第2四半期連結累計期間に定期預金の預入による支出があり、当第2四半期連結累計期間に定期預金の払い戻しによる収入があったためであります。

(財務活動によるキャッシュ・フロー)

当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローは、前年同四半期と比べ20百万円増加し、35百万円の収入となりました。これは、長期借入れによる収入があったためであります。

 

(3) 資本の財源及び資金の流動性に係る情報

資本の財源及び資金の流動性については、業績の安定による資本の充実を第一と考えています。

資金の調達に関しては、大規模な設備投資計画は現在ありませんが、業績に応じた運転資金を銀行より調達しています。堅実に業績を伸ばし剰余金を蓄積し、将来の設備投資や不測の事態に備え、配当を実施するため、純資産を充実させることが急務と考えております。

 

3 【経営上の重要な契約等】

当第2四半期連結会計期間において、経営上の重要な契約等の決定又は締結等はありません。